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ゴミ出しマナーの乱れに良策は?
2010年03月24日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
水曜日は「読者の声とお悩み」。
オーナーズ・スタイル読者の皆さんから寄せられた声を
紹介します。
今日ご紹介させていただく声は、
「アパートを経営していますが、入居者のゴミ出しマナーが
悪く、いつも収集日前に出されたゴミが散乱し、悩んでいます。
何か良策は?」
とのお悩みの声です。
このお悩みについて、
以前、賃貸住宅の管理会社の方に話をうかがった際の回答を
いくつか、ご紹介しましょう。
・張り紙で呼びかけても改善効果は薄い。
各部屋に通達したり、必要があれば訪問も。
・朝のゴミ出しの時間に大家さんや管理人が
姿を見せるのも効果があるようです。
・どうしても改善されない場合、マナーの悪い
入居者の連帯保証人に連絡、
あるいは内容証明を郵送することも有効。
・事前予防が大事です。契約時、細かく、
入居中の注意事項を説明しましょう。
・入居者に呼びかけたり、注意をするのもストレスが
溜まる仕事です。自主管理に限界を感じるならば、
しっかり対策ができる管理会社に管理委託する
選択肢も検討を。
・改善に時間はかかるかもしれませんが、
エントランスや共用部分の清掃や整理整頓を
日々こころがけ、きれいにしておくと、
心理的にマナー違反はしづらくなるものです。
以上です。
入居者は賃貸住宅オーナーさんにとっては大事な
お客様でもありますので、マナーの乱れは、
本当に悩ましい問題です。
私からは、ある便利な「道具」をひとつ、
紹介しましょう。
「ゴミストッカー」です。
外置き用の大きな共同ゴミ箱です。
これを置くことによって、カラスなどによるゴミの散乱が
避けられます。
運用によってはゴミ出しの時間にも余裕を設けることが
できますので、入居者に喜ばれます。
鍵も取り付けられますので入居者以外の人が
ゴミを投げ込むことも防げます。
デザインも美しく、
ゴミ置き場周辺がきれいになり、
物件の魅力も増すことでしょう。
下の写真は、オーナーズ・スタイル本誌にもご紹介させて
いただいた、四国化成工業(株)さんの製品です。
(この写真で見るよりも実物は綺麗です)
印象に残った野口さんのお話
2010年03月23日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
オーナーズ・スタイル本誌最新号(vol.18)
「事業用不動産今が売り時!? 賢く売るための(得)テクニック」
にもご登場いただいている、
野村不動産アーバンネット株式会社 流通事業本部
営業推進部長 野口義高さん。
相続や事業用物件の売却に詳しく、
セミナーでもお話しになる機会の多い方です。
私も色々なお話をお聞きする機会があるのですが、
その中で、
「究極の相続対策は、財産をすべて使い切ってしまうことです」
と、おっしゃっていたことが、とても強く印象に
残っています。
冗談でおっしゃっているわけではありません。
収益性の高い、何の心配もない賃貸住宅経営を続けている
ならば別ですが、
そうでないのであれば、
物件を売り、そこで得たお金を使って、
煩わしさから解放された上での人生を楽しむというのも、
ご年配のオーナーさんにとってはひとつの選択肢なのでは?
これが野口さんの考え方なのです。
たしかに子供としても、
賃貸経営やお金の工面で四苦八苦している親を見るよりは、
ゆったり、のんびりと、
自らが培った財産で人生を楽しむ親を見守っていたいのでは
ないでしょうか。
残す財産がなければ、揉め事も起きません。
こうしたかたちでの物件売却は、
ご高齢となったオーナーさん達から若い投資家達への
スムースな資産移譲ともなり、ひいては、
経済の活性化にもつながっていくことなのかもしれません。
野村不動産アーバンネットさんの投資用不動産サイト
「ノムコム・プロ」はこちらです。
↓
http://www.nomu.com/pro/
防犯対策のヒントとなるデータ
2010年03月22日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」の日です。
先週の月曜日は、
「入居者の協力も得られそう・防犯対策費」と題し、
コストのかかる防犯対策へ、入居者の協力が得られるかも
しれない、というお話をしました。
今週も続けて、防犯のお話をいたします。
警視庁の発表によると、平成20年の都内における
侵入窃盗の認知件数は 11434件を数えるのだそうです。
平成21年の上半期は、5505件となっていて、
前年に比べ、若干減少傾向です(前年上半期は5648件)。
侵入窃盗のうちでも、アパート・マンションが
特にその被害に遭いやすいのが、
「空き巣」
(家人等が不在の住宅の屋内に侵入し、金品を盗むこと)です。
そこで、平成21年の上半期における空き巣の件数を見ると、
2885件(52.4%)。
二位の「出店荒らし」(閉店中の店舗に侵入し、金品を盗むこと)
14.7%を大幅に上回っています。
どんな手口による空き巣が多いのでしょう。
アパート・マンションが概ね該当する、
「中高層住宅(4階建て以上)及びその他の住宅
(3階建て以下の共同住宅、テラスハウス等)」
の場合、
ガラス破りが最も多く、45.1%です。
ドアの施錠が注目されがちですが、ピッキング等の被害は、
警視庁のデータによれば平成14年から15年をピークに
大幅に減少しています。
次いで無締り(鍵をかけていないドアや窓からの侵入)35.2%
施錠開け13.8%
となっていて、このことから、
窓ガラスの防犯が、共同住宅におけるひとつの
ポイントということができそうです。
多くの空き巣は、
窓中央部にあるクレセント錠付近のガラスを割って、
錠を解け、侵入します。
この対策として、
・窓の上下に補助錠を設置する
・破壊に強い防犯ガラスにする
と、防犯効果が上るとのこと。
ある資料によると、
侵入しようとして、作業に5分以上の時間がかかれば、
約7割の窃盗犯が侵入をあきらめるとのことですので、
ガラスを破壊したり、錠を解いたりするのに時間が
かかるようにしておくのがよい、というわけです。
なお、「防犯性能の高い建物部品」を選ぶ目安として、
「CPマーク」があります。
このマークは、
「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する
官民合同会議」という組織が定めた、
「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載・公表された
防犯建物部品のみに、使用が認められているものです。
鶴岡八幡宮のイチョウが倒れた!
2010年03月19日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
金曜日は「編集長の鎌倉大家日記」をお送りします。
3月10日の早朝です。
鎌倉に大事件が起こりました。
前夜からの強風に煽られ、
私のアパートから徒歩5分のところにある鶴岡八幡宮のご神木が
倒れました。本当にびっくりしました。
「大変なことになった」と思いました。
八幡宮の本殿に昇る階段の左脇に立つ高さ20メートルの
大銀杏です。
樹齢は伝承では1000年。幹の周囲6.7メートル。
神奈川県指定の天然記念物です。
約800年前、鎌倉幕府三代将軍源実朝が鶴岡八幡宮に
参拝した際、
この銀杏の陰に隠れていた甥の公暁に暗殺されたとの説から、
「隠れイチョウ」とも呼ばれている有名な大木です。
私も子供の頃からずっと見てきたもので、
倒れるなど少しも想像したことがありませんでした。
もしもどこかへ運ばれてしまったら、
もう二度と見られなくなるのではと思い、
翌日の早朝、早速八幡宮へ向かいました。
ご近所の方達でしょうか、人がたくさん集まっていました。
祈る人、拝む人、涙を浮かべている人もいました。
まるで危篤状態の親戚か友人のもとへ、
お見舞いに来たかのようです。
囲いが置かれていてあまり近づけなかったのですが、
見ると根に近い部分から幹が無残に折れ、
ちぎれているようです。
クローン苗を作って育てるなどという話が出ていますが、
残っている根からふたたび幼木が芽生えてくる可能性も
あるそうです。
ぜひ期待したいところです。
鎌倉に暮らす全ての人の心のよりどころでもある
この大銀杏です。
きっと、何らかのかたちで、
ふたたびよみがえってくれるでしょう。
春こそが「礼金」の季節?
2010年03月18日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「編集長のよろずコラム」をお送りします。
3月も下旬に差し掛かっています。
卒業、進学、転勤、就職、あるいは退職と、
人生の節目を迎える人も多い頃となりました。
ところで、私達にとって身近な、賃貸住宅における、
「礼金」という慣習、
実は、今の季節と若干縁が深いということをご存知でしょうか。
礼金は、主に関東地方で行なわれてきた慣習といわれています。
なぜ関東なのでしょうか。
それは、一説には、「進学」や「就職」と関係があるのです。
昔、各地から東京へ、進学や就職のため、
一人でやってきた若者が、下宿などを始める際、
子供のことが心配な親御さんや親戚の方が、
大家さんに対し、
「何かあったときはうちの子をよろしく」
と、事前の感謝の意味を込め、心づけを渡しました。
それが慣習化したのが礼金らしいのです。
つまり、礼金を受け取った大家さんは、以後、
「入居人の面倒をしっかりとみる」旨、
重い責務を負ったことにもなっていたようです。
そんな意味があっての「礼金」、という説が、どうやら有力です。
もしそうであれば、礼金は今、本来の意味をなくしてきていると
言えるのかもしれません。
実は以前、このブログにも書きましたが、
私も昔、入居人である学生さんのお爺様から、
「孫を頼みます」
の旨、達筆で書かれた立派なお手紙をいただき、
すっかり恐縮してしまったことがありました。