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住宅版エコポイント制度の注意点(先週の続き)
2010年03月17日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
水曜日は「読者の声とお悩み」。
オーナーズ・スタイル読者の皆さんから寄せられた声を
紹介します。
今日ご紹介させていただく声は、先週水曜日(10日)の
続きです。
「住宅版エコポイント制度の注意点を教えてほしい」
とのご質問です。
先週、私からは、
この制度の「実施期間、および各申請期限」をしっかりと
把握することが大切である旨、お話をさせていただきました。
今週はさらにいくつか、
私の気付いた注意点をお話しします。
まずは、
「他の補助制度との重複にご注意」。
国土交通省からは、
たとえばこのように案内がされています。
・窓の断熱改修、壁等の断熱改修に対する国の補助金や
省エネ基準を補助の要件とした新築住宅に対する
国の補助金との併用はできません
・長期優良住宅先導的モデル事業や長期優良住宅普及
促進事業の補助とエコポイントとの併用はできません
・省CO2推進モデル事業の補助とエコポイントとの併用は
できません
一方で、
・高効率給湯器の補助との併用は可能
・太陽光発電の補助と併用は可能
・耐震改修工事に関する補助との併用は可能
など、基準はやや複雑です。
つまり、行なおうとする工事が、
何らかの補助金を受けるものである場合、
エコポイントが併用可能かどうか、
しっかりと調べておく必要があります。
さらに、とても大切なことがあります。
こうした複雑な住宅版エコポイント制度ですので、
工事を依頼する場合は、
制度の内容をちゃんと勉強し、熟知した工事施工者を
選ぶことが欠かせません。
たとえば、
エコリフォームの申請に必要な工事現場写真の提出を
する場合、
「外壁、屋根・天井又は床の断熱改修」においては、
「改修部位ごとに施工中の状況を撮影」
したものが必要になりますが、
うっかりこれを忘れて工事を終えてしまうと、
おそらくは、あとから申請不備を判断され、
面倒なことになりそうです。
工事証明書、性能証明書、各領収書など、
工事施工者が準備しなければならない書類も多く、
技術力ばかりでなく、こうした事務的体制においても、
施工者には、迅速さと正確性が要求されるでしょう。
住宅版エコポイント制度をきちんと勉強している
施工者かどうか、それを見分けるためにも、
私達自身もある程度の勉強が必要です。
最後に、
国土交通省のサイトの中にある、
「住宅版エコポイント制度についてのよくあるご質問」
の中に、気になる一節がありましたので、
紹介しておきます。
Q 予算がなくなった場合は、期限前でも締め切る
可能性はありますか?
A 十分な予算を確保しておりますが、万が一、予算額を
超えることが予測される場合は、混乱を来さないよう、
事前に周知を行ったうえで、期限前でもエコポイントの
発行を終了することとなります。
一応、留意しておくべき点であろうかと思います。
ところで、
あるリフォーム会社の方にお話を聞いたところ、
既存の賃貸住宅の場合、お部屋が空くごとに
窓の断熱改修をする程度では、
あまり地球温暖化対策には貢献できず、
本格的で素早い貢献を目指すならば、
できれば建物全体を一気に改修する必要があるそうです。
幸田先生は私の先輩
2010年03月16日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
オーナーズ・スタイル本誌にて、
「不動産ゼミナール」を毎号連載いただいている、
不動産市況アナリスト 幸田昌則先生をご紹介しましょう。
幸田先生は、私が以前勤めていた会社の大先輩でもあります。
今は無くなってしまいましたが、
市販誌の「住宅情報」を覚えていらっしゃるでしょうか。
先生は、この情報誌の創刊責任者だった方です。
約20年前の不動産バブル崩壊を事前に予測し、
公言されていたことでも有名です。
先日、1月14日と30日、幸田先生も講師にお招きし、
新宿でオーナーズ・スタイル主催のセミナーを
開催いたしました。
テーマは、
「2010年不動産市況予測と、税制改正に対応した相続対策」
でした。
各日程、定員50名のところ、
80名以上の方からお申し込みをいただき、
大変申し訳なくも、先着順とさせていただきました。
読者の皆さんのこれらのテーマに対する関心の高さを
あらためて実感しました。
(ご参加お断りを申し上げた読者の皆さんへは、
この場を借りて深くお詫び申し上げます。)
当日は、セミナー終了後の個別相談会も盛況でした。
セミナーでは、予測される今後の不動産市況について
お話しくださった幸田先生。
オーナーズ・スタイルでの連載も好評ですが、
セミナーでも、「わかりやすい」、「面白い」、「説得力がある」
と、ご参加の皆さんの満足度がとても高いようです。
とてもやさしい、気配りの方です。
幸田先生の著書です。(amazonのサイトにリンクしています)
↓
入居者の協力も得られそう・防犯対策費
2010年03月15日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」の日です。
さて、「女性の防犯意識が高い」。
これは広く認識されていることです。
もちろん、賃貸住宅に対するニーズ、という面でも、
女性が「防犯」を求める傾向は男性に比べて高く、
4年ほど前のやや古いデータですが、あるアンケートで、
「賃貸住宅に暮らす女性の単身者が、
男性単身者よりも強く望んでいる設備や条件」
として、挙がったものを見ると、
「ディンプルキー」
「防犯合わせガラス」
「TVモニター付きインターホン」
「部屋が2階以上」
など、多くが防犯に関係するものでした。
そこで、さらに興味深いデータがあります。
平成18年に、「独立行政法人 建築研究所」という機関が、
「共同住宅における防犯に関するアンケート調査」
というものを実施、その内容が公表されているのですが、
この中に、
「共用部分の防犯対策費として
1ヶ月に負担してもよいと思う金額」
という設問があるのです。
一番多かった回答は1000円で、約32%。
2000円、約12%。
3000円、約12%。
5000円でも、約6%。
一方、
ゼロ円と答えた方は、わずか約4%にすぎず、
平均回答額は、1659円となっています。
主に設備投資など、
それなりにまとまった資金が必要となる防犯対策ですが、
このデータを見る限りでは、
入居者から別途「防犯対策費」をご協力いただいても、
きちんと設備を充実させる以上は、
ご納得を得られそうです。
仮に、1世帯あたり月1500円の協力を得られるとすれば、
10室で月間1.5万円。年間では18万円となります。
入居者に安心・安全を提供でき、なおかつ、
オーナーさんも安心を得ながら、物件価値の維持にも
つながる。ひとつのヒントかもしれません。
参考:
「共同住宅における防犯に関するアンケート調査」
(独立行政法人 建築研究所)
■賃貸経営(得)セミナー&相談会のお知らせ■
2010年03月14日3月20日(土)、3月27日(土)に、
主催:(株)オーナーズ・スタイル・(社)東京共同住宅協会
によるセミナーを開催します。
まだ若干ですが空きがありますので、よろしければ
お電話にてお申込みください。
03-3541-0089(平日9:30~18:00受付)
テーマは、
1部 税制改正で変わる相続対策
生前贈与の賢い活用方法
2部 少子高齢化時代の入居者ニーズと空室対策
原状回復トラブルの解決策
3部 賃貸住宅の最新リフォーム事例
大規模修繕・長期修繕計画
各日40名様限定
会場:新宿NSビル30階 NSスカイカンファレンス
新宿駅西口・南口徒歩7分
13:00 受付
13:30 セミナー開始
16:00 終了 その後「賃貸経営よろず相談会」を開催します。
(オーナーズスタイル本誌 vol.18 春号 17ページに
詳しいご案内があります。)
別れ難し梅の季節
2010年03月12日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
金曜日は「編集長の鎌倉大家日記」をお送りします。
さて、わが鎌倉では梅の季節が終わりかけです。
実は私は、桜より、梅が好きです。
なぜなら、桜は、
「もう咲くかな、次の週末は満開になるかな」
「風が強いから散っちゃうかな
週末まで咲いているかな」
「天気はいいだろうかな、どこへ見に行こうかな」
などと、気ぜわしく、どきどきさせられます。
心臓に悪いです。
対して、梅は、いつの間にか咲いて、花が長もちし、
そして、ゆっくりと、散り終わります。
心安らかでいられるわけです。
鎌倉では、庭に梅を植えているお家がとても多いのです。
わがアパートには、冬を彩る自慢のゆずの木がありますが、
梅は植えていません。
ですので、梅の季節、なんとなく、肩身の狭い気がします。
また、鎌倉へやってきて、
梅が有名な神社やお寺を訪ねる人も多いのですが、
普通の民家の庭に咲く梅の方が、実はきれいだったりします。
同様に、紅葉の季節も、紅葉で有名なお寺より、
普通の民家の庭の紅葉の方がきれいだったりもします。
それが鎌倉、なのでしょうか。
(写真はいずれも1月下旬~2月上旬の状態を撮影した
ものです)