- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2011年4月
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
シェアハウスが伸びている
2010年05月31日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」の日です。
シェアハウスが伸びているのだそうです。
数を増やしています。
「大手マンション会社も注視するシェアハウスの選択基準」
(DIAMOND online)
「ハイセンスな大人が集う高級シェアハウスが人気」(webR25)
などの記事が、
各ニュースサイトにも転載されるなどして、
ここ最近、インターネット上を賑わしています。
実際どんな様子なのか、数字を探してみたところ、
「オシャレオモシロフドウサンメディア ひつじ不動産」
というサイトに行き当たりました。
(運営:株式会社ひつじインキュベーション・スクエア)
そこに「シェア住居白書」というページがあります。
統計を見ると、
2000年には695件だった物件数(ベッド総数)が、
2005年には2893件、
2007年には6897件と、
かなりの勢いで増えつづけています。
東京・神奈川・千葉・埼玉での数字です。
またこのページでの発表とは別に、
先日目に留まった新聞記事では、
やはり上記「ひつじ不動産」さんのデータとして、
2010年4月の同じ数字がすでに9000超となっていることが
報じられていました。
そのまえに、
「シェアハウス」とは何か?おさらいをしておきましょう。
仕組みは懐かしい時代のアパートに似ています。
入居者はそれぞれの居室で生活しますが、
リビングやキッチンのほか、
トイレ、風呂、洗濯機といった設備や備品を共有します。
入居者は個別に、管理運営する事業者と賃貸契約を結びます。
建物は、寮やマンション、あるいは戸建て住宅から転用された
ものが多いようです。
入居者の年齢構成はどうでしょう。
上記「シェア住居白書」によれば、やはり中心は若年層です。
20代前半から30代前半までが84%と、
大きなボリュームゾーンを形成しています。
そこまでを聞くと、「なるほど。不景気の産物だ」と、
にわかに納得してしまいそうです。
ところが、
メディアが注目する理由は、どうやら他にあるようなのです。
ふたたび上記「シェア住居白書」によると、
入居者のうち、年収300万円以上の人が47%を
占めています。
また、決して数は多くありませんが、
20代で年収480万円を超えるという人も、少なからず
シェアハウスに入居しています。
物件にはハイセンスなデザインのものも多く、
共同使用とはいえ、ジムやバーカウンターなど、
豪華な設備を備えたものもあるとのこと。
メディアの見解によれば、
(DIAMOND online:週刊ダイヤモンド編集部)
「経済的にはさほど困らない人びとが、他人とコミュニケーションを
楽しむライフスタイル実現のために選択している」
とのことで、経済環境とは別に、
住人同士のコミュニケーションを暮らしの重要な価値と
考える若者が増えていることが、
シェアハウス急増の背景として存在することは確かなようです。
なお、女性入居者の割合が68%と大きいことも、
シェアハウスの特徴としていえることでしょう。
その昔、昭和30年代くらいまでは、
アパートや長屋の住人といえば、米・味噌・醤油の貸し借りは
もちろん、
病人が出れば看病したり、
互いに子守を買って出たり、
貧しいながらも仲良く助け合って暮らしていました。
相互扶助の精神が根付いていたのです。
その後、時代が流れ、相互扶助どころか、
隣にどんな人が暮らしているのかも判らず、
会っても挨拶すらしないといった風景が、
多くのマンション・アパートにおける日常となりました。
そのかわりに、私達は、
プライバシーの守られる環境、
ご近所へ気兼ねの無い自由といったものを手に入れました。
そんな「個人」優先の時代に育った若者達の
シェアハウス志向です。
時代はまた大きく移り変わろうとしているのでしょうか。
但し、もちろん、空室の多いシェアハウスもあると聞いています。
今後の推移がさらに注目されるところです。
鎌倉の春の休日と100年の庭(続き)
2010年05月28日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
金曜日は「編集長の鎌倉大家日記」をお送りします。
さて、今週は先週からの続き。
オープンガーデン訪問記です。
鎌倉の隠れ里のような、ある谷戸に佇むその家。
観光施設ではありません。
個人宅です。
先代が約100年前、ここへ転居。
それ以来、ずっとここに暮らしていらっしゃるそうです。
年に1、2回、庭を解放しています。
いよいよ中にお邪魔すると、
手前の庭はイングリッシュ・ガーデン風です。
樹齢100年程になる何本ものツツジが、周りを取り囲んでいます。
そして庭は、さらにその奥へと広がります。
広さはおそらく平地部分だけで300坪くらいでしょうか。
山へと続いています。
一見、自然に近い感じの景観が広がっていますが、
実は大変な手入れが施されているようです。
小さな池もあります。
メダカとオタマジャクシが泳いでました。
水は谷戸の湧き水です。
金魚草でしょうか。
これはシャガのようです。
金魚草(?)と菜の花です。
ウグイスの巣の跡がありました。
地上からの高さ1メートルくらいのところです。
直径20センチにもおよばないくらいの小柄な巣です。
日本ミツバチの巣箱です。
ランの花の香りで誘い込むのだそうです。
たくさんの小さなハチが、ミツ集めに飛び回っていました。
すばらしい庭です。
自然の風情を活かした、花の楽園です。
実際は写真に撮れているよりももっと美しいのですが、
伝え切れず、申し訳ありません。
ともあれ、この場をお借りして、
いつもこの庭を熱心に手入れされているご主人に、
深く感謝を申し上げたいと思います。
素敵な庭を見せていただいた上、
当日は親切なご説明をいただきました。
ありがとうございます。
さて、感動を抱えながら、
そのあと、
帰路を由比ヶ浜大通り(長谷小路)にとりました。
寸松堂の前を通過、
古本の公文堂に立ち寄り、
駅前の島森書店にも寄って、帰宅しました。
なお、寸松堂は鎌倉彫の店舗兼工房です。
建物は鎌倉市の景観重要建築物に指定されています。
梅雨のあれこれ
2010年05月27日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「編集長のよろずコラム」をお送りします。
間もなく梅雨の季節です。
気象庁のサイトを見ると、
関東甲信地方の昨年の梅雨入りは6月3日頃、
梅雨明けは7月14日頃と記録されています。
なお、同じく気象庁は、
「6月8日頃の梅雨入り、7月20日頃の梅雨明け」を
関東甲信地方のいわゆる「平年」値としています。
さて、今年はどんな様子となるのでしょうか。
ところで、梅雨はなぜ「梅雨(ばいう)」と書くのでしょうか。
諸説あって、
ウメの実の熟する時期の雨なので「梅雨」、
また、
カビ(黴・ばい)の生えやすい頃の雨であるため、
「黴雨(ばいう)」とも書かれたものが、
「梅雨(ばいう)」に変わり、
そこに「露・つゆ」の音が当てられたなどとされています。
なお、五月雨と書いて「さみだれ」と読みますが、
旧暦の時代は、梅雨の時期の雨を指していました。
旧暦と新暦のずれによるものです。
旧暦の5月が、今の6月頃を概ね指していたためです。
ですので、「五月晴れ(さつきばれ)」は、
元来、梅雨の晴れ間を言った言葉です。
しかし、いまは気象庁も、
この言葉を5月のさわやかな晴天を意味するものとして
使っているようです。
北海道には梅雨がないと言われます。
これは北上してきた梅雨前線が、本州辺りで停滞したあと、
南の太平洋高気圧の勢いに圧され、
足早に北海道上空を北へ駆け上がってしまうため、
もしくは、その活動を弱めてしまうためです。
また、小笠原諸島にも梅雨がありません。
梅雨の時期、この地域は太平洋高気圧の圏内にあるため、
梅雨前線が南下できないことがその理由です。
室内物干し機でお部屋のお手軽グレードアップ
2010年05月26日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
水曜日は「読者の声とお悩み」。
今週の声は、
「近日、私のアパートに空室が生じます。
次の入居者が決まるまでの時間を使って、
小額で済む手軽な部屋のグレードアップを
したいのですが、
何かアイデアはありますか?」
おっしゃるとおり、空室期間は、リフォームなどによる
お部屋のグレードアップを図るよい機会です。
クリーニングや各所の修繕は基本として、
その他、大掛かりな工事や多額の投資を伴うものでなくとも、
物件の魅力を増すために、できることは色々とあります。
私からひとつ、おすすめしたいものとして、
「室内物干し機」をご紹介しましょう。
使うときだけ天井から竿を下ろし、
その竿に洗濯物をかけたのち、
再び天井へ上げて干します。
使わないときは当然ですが、使っているときもさほど邪魔に
ならない、とても便利な人気の商品です。
費用もそれほどかからず、工事費は別ですが、
本体価格数千円台、あるいは3万円台くらいからの設定で、
販売されているようです。
(メーカーによって価格帯が異なります)
商品によっては、
ご自分の物件の天井の構造などをよく知り、
なおかつ工具等の扱いに手馴れたオーナーさんの場合、
自ら取り付けが可能なものもあるようです。
雨の日はもちろんですが、
花粉症に悩む方などは、花粉の舞う季節も、
洗濯物を外で干すことをためらいます。
プライバシーが気になる女性単身者、
また、高齢者や身体の不自由な方などにも、
「部屋干し」をしたい人は多いことでしょう。
特に、ベランダのない物件の空室対策として、
室内物干し機は有効かもしれません。
設置には述べたように若干の工事をともない、
その際、天井にネジをさし込んだりしますので、
入居者は、「ほしい」と思っても、
自分で勝手に取り付けるわけにはいきません。
「付けて」と、オーナーさんに申し出るのを
億劫に感ずる方も少なくないでしょうし、
業者さんが工事に入る場合、
その前後、部屋の中をあれこれ片付けるのも、
なかなか面倒なことでしょう。
空室期間中だからこそ、導入のチャンスなのです。
オーナーの心遣いが伝わるこの商品。
参考までに、サイトをいくつか紹介しておきます。
↓
さよなら歌舞伎座
2010年05月25日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
先月、私達オーナーズ・スタイル社のオフィスから
徒歩4分のところにある「歌舞伎座」が、
長い歴史に一旦幕を下ろしました。
私もここで歌舞伎を鑑賞したことがあります。
但し、20年以上前、一度きりです。
なので、思い出の詰まった建物・・・というわけでは
ないのですが、
2月のオフィス移転以降、最近はほぼ毎朝、
歌舞伎座の前を通って出社していました。
「さよなら公演」が4月28日、千秋楽に。
4月29日に関係者による「歌舞伎座修祓式」、
30日には観客を入れた昼夜2回の「歌舞伎座閉場式」を開催し、
その役目を終えました。
建物は大正13年に竣工したものでした。
戦災により、昭和25年に大きく改修工事を受けています。
今月以降、取り壊され、新築工事に入ります。
新しい建物は2013年の完成予定だそうです。
記念に、と思い、写真を撮っておきました。
ところで、歌舞伎の公演自体は、工事の間、
どうなるのでしょうか。
もちろん、行なわれます。
わがオフィスのさらにすぐ近く(約100メートル)にある
新橋演舞場で、歌舞伎は上演されるそうです。
有名な俳優の皆さんと、道ですれちがうことも
あるかもしれません。
下は、歌舞伎座の前に貼ってあったポスターの写真です。