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シェアハウスが伸びている
2010年05月31日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」の日です。
シェアハウスが伸びているのだそうです。
数を増やしています。
「大手マンション会社も注視するシェアハウスの選択基準」
(DIAMOND online)
「ハイセンスな大人が集う高級シェアハウスが人気」(webR25)
などの記事が、
各ニュースサイトにも転載されるなどして、
ここ最近、インターネット上を賑わしています。
実際どんな様子なのか、数字を探してみたところ、
「オシャレオモシロフドウサンメディア ひつじ不動産」
というサイトに行き当たりました。
(運営:株式会社ひつじインキュベーション・スクエア)
そこに「シェア住居白書」というページがあります。
統計を見ると、
2000年には695件だった物件数(ベッド総数)が、
2005年には2893件、
2007年には6897件と、
かなりの勢いで増えつづけています。
東京・神奈川・千葉・埼玉での数字です。
またこのページでの発表とは別に、
先日目に留まった新聞記事では、
やはり上記「ひつじ不動産」さんのデータとして、
2010年4月の同じ数字がすでに9000超となっていることが
報じられていました。
そのまえに、
「シェアハウス」とは何か?おさらいをしておきましょう。
仕組みは懐かしい時代のアパートに似ています。
入居者はそれぞれの居室で生活しますが、
リビングやキッチンのほか、
トイレ、風呂、洗濯機といった設備や備品を共有します。
入居者は個別に、管理運営する事業者と賃貸契約を結びます。
建物は、寮やマンション、あるいは戸建て住宅から転用された
ものが多いようです。
入居者の年齢構成はどうでしょう。
上記「シェア住居白書」によれば、やはり中心は若年層です。
20代前半から30代前半までが84%と、
大きなボリュームゾーンを形成しています。
そこまでを聞くと、「なるほど。不景気の産物だ」と、
にわかに納得してしまいそうです。
ところが、
メディアが注目する理由は、どうやら他にあるようなのです。
ふたたび上記「シェア住居白書」によると、
入居者のうち、年収300万円以上の人が47%を
占めています。
また、決して数は多くありませんが、
20代で年収480万円を超えるという人も、少なからず
シェアハウスに入居しています。
物件にはハイセンスなデザインのものも多く、
共同使用とはいえ、ジムやバーカウンターなど、
豪華な設備を備えたものもあるとのこと。
メディアの見解によれば、
(DIAMOND online:週刊ダイヤモンド編集部)
「経済的にはさほど困らない人びとが、他人とコミュニケーションを
楽しむライフスタイル実現のために選択している」
とのことで、経済環境とは別に、
住人同士のコミュニケーションを暮らしの重要な価値と
考える若者が増えていることが、
シェアハウス急増の背景として存在することは確かなようです。
なお、女性入居者の割合が68%と大きいことも、
シェアハウスの特徴としていえることでしょう。
その昔、昭和30年代くらいまでは、
アパートや長屋の住人といえば、米・味噌・醤油の貸し借りは
もちろん、
病人が出れば看病したり、
互いに子守を買って出たり、
貧しいながらも仲良く助け合って暮らしていました。
相互扶助の精神が根付いていたのです。
その後、時代が流れ、相互扶助どころか、
隣にどんな人が暮らしているのかも判らず、
会っても挨拶すらしないといった風景が、
多くのマンション・アパートにおける日常となりました。
そのかわりに、私達は、
プライバシーの守られる環境、
ご近所へ気兼ねの無い自由といったものを手に入れました。
そんな「個人」優先の時代に育った若者達の
シェアハウス志向です。
時代はまた大きく移り変わろうとしているのでしょうか。
但し、もちろん、空室の多いシェアハウスもあると聞いています。
今後の推移がさらに注目されるところです。
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