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小さな投資で済む物件のグレードアップ色々
2010年06月30日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
水曜日は「読者の声とお悩み」。
今週の声は、
「先日、当ブログの記事で、
手軽な物件グレードアップの例として、
室内物干し機が紹介されていました。
ほかにも、少ない投資・簡単な作業で済むグレードアップの
アイデアがあれば、教えてください」
お答えします。
実は前回のオーナーズ・スタイル本誌(春号)の特集で、
そうした「プチグレードアップ」のいくつかを
紹介させていただきました。
(特集タイトル:「今すぐ始める空室対策」)
それらのおさらいも兼ね、
このブログのみをご覧の皆さんにも、
今一度、内容をご紹介しましょう。
まず、一部屋あたり数千円台の投資で済みそうなものから。
・コンセントプレートの取替え
古くなったコンセントプレートはお部屋のイメージを
下げる原因のひとつです。
リーズナブルでカラフルなものが市販されています。
・・・(本誌で紹介した商品:KOBEプレート
取扱い:マテリアルワールド)
・姿見の鏡
玄関やその近くに設置。女性に喜ばれます。
なお、軽量かつ割れる心配のないフィルムミラーを
おすすめしますが、そちらは1万円前後からと、
若干高くなります。
次に、1万円台くらいまで・・・
・シャワーヘッドの取替え
マッサージ機能付き、ボタンでオン・オフの切り替えが
できるもの、低水圧用など、様々な商品があります。
・・・(本誌で紹介した商品:クリックシャワー
取扱い:TOTO)
・IHクッキングヒーターへの取替え
コンセントの形式や、本体のサイズにもよりますが、
元のコンロが電気コンロですと、比較的簡単に取替え
られる場合が多いようです。
・・・(本誌で紹介した商品:エレクック1口型IHクッキング
ヒーター 取扱い:株式会社HEATEC)
10万円くらいまで・・・
・温水洗浄便座への取替え
取り付ける商品と便器のサイズ、形状のマッチングを
しっかり確認の上で。
また、トイレにコンセントが必要です。
・・・(本誌で紹介した商品:ウォシュレットSC
取扱い:TOTO)
その他・・・
・防犯砂利を敷く
防犯カメラの設置などとともに、踏むと大きな音が出る
防犯用の砂利を敷いて、入居希望者にアピールされる
のはいかがでしょうか。
一袋20リットル1300円程度から。(量、色各種あり・
1平方メートルあたり約40リットルが必要)
・・・(本誌で紹介した商品:防犯防草のジャリ
取扱い:アイリスオーヤマ)
・高圧洗浄機で建物をきれいに!
高圧をかけた水流で汚れを落とす機械を使い、
エントランスや共有スペースをきれいにする。
これも大変効果的な「グレードアップ」のひとつと
いえるかもしれません。
私も使っています。
・・・(本誌で紹介した商品:HD605
取扱い:ケルヒャージャパン株式会社)
これからも、新しいアイデアや商品の情報が届きましたら、
オーナーズ・スタイル本誌や
当ブログにて、皆さんへお伝えしたいと思います。
オーナーズ・スタイル誌の読者について
2010年06月29日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
オーナーズ・スタイル編集部では、
読者の皆さんからいただいたアンケート・ハガキを
毎号集計しています。
今日は、そこからわかる最新の読者プロフィールを
少しだけご紹介します。
性別では、読者の77%が男性です。
4人のうちおよそ3人が男性ということになります。
ただ、奥様が旦那さまのお名前でハガキを出されている場合も
少なくないことが、これまでにわかっていますので、
あまり正しくはないかもしれません。
年齢では、
40代以下が 17%
50代が 24%
60代が 34%
70代以上が 25% です。
60代以上が約6割ということになります。
90代の方もいらっしゃいます。
オーナーズ・スタイルの読者の中心は、
元気なシニアの皆様です。
インターネットの利用頻度は、
ほぼ毎日 35%
1週間に1~2回 14%
月に1~3回 10%
利用しない 41%
およそ半数の方が、週に1回以上、インターネットを
利用されています。
これは、2年ほど前のアンケートで同様の質問をした際の
答えと比較すると、2倍近い数字です。
シニア層にもインターネットの波は確実に広がりつつあります。
読者の賃貸アパート、賃貸マンションの所有棟数は、
平均2.1棟です。
内訳は、
アパートの棟が66%
マンションの棟が34% です。
ここには一戸建て賃貸や区分所有マンションは含めていません。
所有戸数は、平均22.1戸です。
マンションの住戸が52%、
アパートの住戸が46%です。
一戸建て賃貸と区分所有マンションが、各1%です。
約400名の読者の皆様からいただいたアンケ―トを
集計したのですが、
3万人のオーナーズ・スタイルの読者全員に
これらの数値があてはまるとすれば、
なんと、1都3県で、
棟数で 約6万4000棟
戸数で 約66万2000戸、となります。
これは、私の試算では、首都圏主要エリアの
オーナーの約4分の1
賃貸住宅の約4分の1に相当します。
私達の「オーナーズ・スタイル」、
首都圏主要エリアにお住まいのオーナー様のうち、
約4分の1もの皆様へお届けできている、
大きなメディアに育てていただきました。
更新料裁判 高裁でオーナーが敗訴。1勝3敗に
2010年06月28日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
5月27日、大阪高裁で3件目の
「更新料無効」の判決が下されました。
更新料の支払いを拒否する元入居者に対して家主が支払いを
求めていた控訴審でした。
家主側の訴えを退ける判決を大阪高裁の裁判長が下しました。
元入居者は2006年3月、京都市内の賃貸マンションに、
「2年ごとに家賃2カ月分の10万6000円を
更新料として支払う」
契約で入居しました。
しかしその後支払いを拒否して退去。
家主が更新一回分の更新料10万6000円を支払うよう
求めていました。
裁判長は、家主の請求を棄却した平成21年9月の
京都地裁の判決を支持し、
「更新料に合理性はなく、消費者契約法に違反する」
として、今回の控訴を棄却しました。
高裁での「更新料無効」判決はこれで3件目。
家主側は、1勝3敗となりました。
憤りを感じているオーナーが多いはずです。
入居時に契約書で約束したことを後になって
反故にすることが許されて良いのでしょうか。
約束を守らない者が、法によって保護されるような
世の中は、いい世の中とは思えません。
たしかに更新料は今後、なくなっていく可能性が
高い慣習だと私も思います。
しかし、次々出される判例のように、
消費者契約法が施行された平成13年4月1日まで
さかのぼって無効ということになれば、
全国の大家さんは一気に苦境に立たされます。
多くの管理会社や保証会社も経営の危機を迎えるでしょう。
日本経済への少なからぬ悪影響が考えられます。
東京でも借主団体による訴訟への動きが見られます。
過去3件の争いは、全て最高裁に上告されています。
そのいくつかの判決が、今年の秋から冬にかけて
下される可能性が高いと言われており、
私も大変心配しています。
家主が強者で借り手が弱者という昭和の時代の図式が、
裁判長の頭の中にこびりついているのだとしたら、
それは時代錯誤ではないでしょうか。
大半のオーナーは弱者であり、強者ではありません。
少し話しが変わりますが、家賃督促規制法案も、
滞納者に対する家主側の督促行為を厳しく規制する一方で、
滞納者へのペナルティがないという、
偏った、おかしな法案です(まだ未成立ですが)。
無銭飲食はすぐに逮捕されるのに、
家賃不払いは法律で手厚く守られる。
ガス、水道、電気、電話などのライフラインであっても、
料金が未払いだと、各法人は簡単に供給を止めてしまいます。
しかし家賃だけが、未払いであっても法律で守られ、
ぺナルティもない。
もちろん、非常識な取り立ては規制すべきでしょうが、
こうした法律の施行が現実となれば、
今後、確信犯的な悪質入居者がますます増え、
損害を受けても泣き寝入りせざるを得ない大家さんが
増えることでしょう。
鶴岡八幡宮の「大祓」と「おはらひさん」
2010年06月25日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
鎌倉の鶴岡八幡宮では、6月30日と12月31日の年二回、
「大祓(おおはらえ)」が行われます。
大祓は、古くから全国の神社で行われており、
日々の生活の中で知らず知らずのうちに心身につく穢れ
(けがれ・たとえば人を傷つけてしまったり、罪や過ちを
犯してしまうこと)
を祓い清めるための、誰でも参加できる行事です。
私はなかなか都合があわず、
たまにしか参加させてもらっていません。
舞殿の横に100名程度の人が集まって待っていると、
神職のみなさんがぞろぞろとやってきます。
配られた紙を見ながら、
神職と一緒に「大祓詞(おおはらえことば)」を
むにゃむにゃと唱えて、麻と紙を小さく切った「切麻(きりぬさ)」を
体に撒いて、半年間のケガレを祓います。
全部で30分程度の行事で、1日に4回ほどやっています。
料金(大祓初穂料)は「お気持ちです」とのことで、
決まっていません。
(用紙の書き方見本には、2000円/人となっていました!)
6月の大祓では、「茅の輪(ちのわ)くぐり」も行なれ、
初夏の風物詩のひとつです。
「おはらひさん」を、ご存知でしょうか。
鎌倉の住人でしたら、多くが知っています。
写真をご覧下さい。
鎌倉の家やお店、あちらこちらの玄関や軒先に下がっています。
縦が、だいたい30センチくらいの大きさです。
鳩サブレーの豊島屋さん本店の外壁には、
巨大なこの「おはらひさん」が取り付けられています。
「おはらひさん」は、注連縄と同じように、
稲藁(いなわら)と茅萱(ちがや)などで作られています。
大祓ごとに、新しいものを掲げて、
家やお店がお清めされた「おしるし」とします。
ですから事前に申し込めば、
6月30日と12月31日の年2回、いただくことができます。
こちらの料金(初穂料)は2回(2個)分で、3000円です。
紙垂(しで)が、青と白の方が、夏バージョン(6月30日の分)。
紅白の方が、冬バージョン(12月31日の分)です。
「おはらひさん」を事前に申し込み、
「大祓」行事に参列したあとに、受け取るのが基本ですが、
「大祓」に参加できない場合は、
後日、なんと神職の方が家まで届けてくださいます。
きれいなので、私はとても気に入っていて、
玄関ドアの上に、もう何年もずっと、掲げさせてもらっています。
(上の写真は、鶴岡八幡宮から私の自宅に送られてきた
「おはらひさん」の申込用紙に掲載されていた
ものを使わせていただいたものです)
なぜ七夕の夜はなかなか星が見えないか?
2010年06月24日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
まずタイトルの答えです。
星を眺めたい七夕の夜なのに、
星が見えない年が多い・・・。
当然ですが、七夕の当日7月7日、
我々の暮らす日本列島の多くの地域は、
おおむね梅雨の季節を迎えてしまっているのです。
夜空に雨雲がかかり、星々の明かりを隠してしまうことが
どうしても多くなってしまいます。
そもそも七夕は、旧暦の7月7日の夜を指す言葉でした。
私達の使っている新暦でいえば、
すでに8月に入っている場合がほとんどです。
夏も終盤ですから、梅雨の頃よりは、
夜空に星がまたたく確率も高いはずです。
なお、地方によっては、
旧暦をややなぞるかたちで、8月7日を七夕とするところも
あります。
宮城県の仙台もそのひとつで、有名な七夕祭りは、
7日を中日(なかび)に、例年8月6~8日の日程で
開催されます。
それにしても、
なぜ、この夜のことを「たなばた」というのでしょうか。
一説を紹介しましょう。
七夕のルーツが中国にあることは知られています。
「乞巧奠(きっこうでん)」という、
針仕事にかかわる行事がその源らしく、
やがてそこに、ある伝説が添えられたようです。
「天の織女と牽牛が年に一度会える日である」
という、誰もがご存知のお話です。
一方日本でも、7月7日、行事が催されていました。
ある特別な機織り機を使って衣を織り上げ、
それを先祖あるいは神に捧げて豊作を祈るという
神事だったようです。
この特別な機織り機の名前が、
「たなばた=棚機」。
これが「たなばた」のもともとの意味だったらしいのです。
そこに、中国の乞巧奠が、
織女・牽牛の伝説をともなって合流。
7月7日にまつわる二つの国の行事が混ざり合い、
名称=たなばた
内容=星祭り
としての日本の七夕が誕生した。
と、いうことです。
なお、「たなばた」と発音するようになる以前は、
この夜を「七夕=しちせき」と呼んでいたとのことです。