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モリアオガエルの棲む鎌倉・ツバメの思い出
2010年06月18日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
5月から6月にかけて、
長谷寺の北にある光則寺の小さな池に行くと、
水面上にせり出した木の枝にぶらさがる、
白い泡の塊りを見ることができます。
これは、モリアオガエルの卵です。
周辺の住人以外には、あまり知られていません。
数年前、偶然見つけた時、私はとてもびっくりしました。
モリアオガエルはかなり珍しい種類で、
地域によっては、
天然記念物にも指定されているカエルだからです。
普通のカエルは水中に産卵しますが、
モリアオガエルは水面上にせり出した木の枝に
泡で包まれた卵を産みつけます。
その泡の中で孵化し、オタマジャクシになって、
池にぽちゃりと落ちます。
神奈川県では、
相模湖の近くの旧津久井郡藤野町(現相模原市)などと、
鎌倉のこのあたり、光則寺の池や、
長谷寺、極楽寺周辺にしか、
生息していないと言われています。
ただ、このモリアオガエル、昔からここにいたのではなく、
誰かがどこかから持ち込んだものとも言われています。
動物のお話をもうひとつ。
ツバメの思い出です。
ゴールデンウィークのころに南の国からやってきて、
張り巡らされた電線にとまって大きな声でさえずり、
商店の軒先などで巣作りを始め、
6月には夫婦で雛に餌をやる姿をよく見かけます。
ただ、今年は、なぜか例年よりもかなり数が少ないように
感じます。
同じツバメが、前年と同じ場所に巣を営むこともあるようです。
また、前年使われた巣に、別のつがいが入居することも
あるとのこと。
私の知る限りでは、7年以上、ずっと毎年、
使われている巣があります。
鎌倉のツバメは、小町通りや長谷の商店の軒先が
大好きな様子です。
何年か前に、長谷の商店の軒先で、
ぴーぴーと雛が鳴くツバメの巣を見上げていたところ、
突然、その中の一匹が、巣からぽろりと落ちました。
幸い巣の下は飲料品の自動販売機で、
雛はその上に着地しました。
ところが、商店はお休みです。
目撃したのは私ひとりで、
私が救助するしかありません。
あわてて店頭に置かれていた木の箱を踏み台にして、
なんとか販売機によじ登り、
その上で戸惑っている雛を両手でそっと持ち上げ、
巣に戻しました。
雛は何事もなかったかのように、元気よく、
ぴーぴーと鳴き始めました。
ほっとしました。
ツバメの雛は、くちばしがアヒルのようで、
目はまだ開いていなかったようです。
実にかわいかったです。
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