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高齢化対応・耐震化 増えている「安全な家」
2010年06月14日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」の日です。
総務省統計局「平成20年住宅・土地統計調査」。
その集計結果から、
「我が国の住宅の状況について、都道府県別にみた特徴的な
事項を紹介する」
――として、
発表されている内容に、興味深いデータがありました。
まずひとつ目は、
どんどん増えている「高齢者向け設備」です。
高齢者等のための設備がある住宅の数は、
2415万戸。
日本の住宅全体の48.7%となっています。
内訳を見ると、
「手すりがある」住宅が住宅全体の・・・37.3%
「またぎやすい高さの浴槽」がある・・・22.9%
「廊下などが車いすで通行可能な幅」となっている・・・16.1%
「段差のない屋内」となっている・・・20.0%
「道路から玄関まで車いすで通行可能」・・・12.4%
所有形態別では、
持ち家では63.5%
借家では27.6%
に、設備が施されています。
両者を比べると、
賃貸住宅の高齢者対応は、持ち家にくらべ、
まだまだ進んでいないということが出来ます。
あるいは、
「もう3割近くもの賃貸住宅が何らかの対応をしている」と、
読み取るべきなのでしょうか。
ともあれ、平成15年の調査では、
「高齢者等のための設備がある住宅の割合が50%以上」
の都道府県はゼロでした。
しかし、平成20年では23県が「50%以上」とのこと。
すべての都道府県で割合が増しています。
なお、この数字を都道府県別にみると、
長野県が57.0%と最も高く、
一方、沖縄県が32.5%と最も低くなっています。
とても面白い数字です。
長野県、沖縄県といえば、どちらも長寿の県として
知られています。
住宅にかかわる研究課題のひとつかもしれません。
さらに二つ目、大事な数字です。
地震に備えた「耐震診断」を受けたことのある住宅の割合も
この発表の中に示されていました。
内容は、持ち家(3032万戸)のうち、耐震診断をしたことがある
住宅は313万戸で、その割合10.3%
というもの。
居住している世帯から見た「持ち家」という定義のようですので、
賃貸住宅の数字はわずかしか含まれない
(自宅兼賃貸住宅以外は除かれる)ことになりますが、
目を引くのは、
すでに耐震診断を受けた住宅のうち、
共同住宅における「診断済み」の割合が、
もっとも高い27.1%を示していることでしょう。
一戸建てでは、その7.3%しか耐震診断を済ませていません。
耐震偽装のニュースが社会を不安にさせた影響もあってか、
共同住宅の耐震性への世間の「警戒心」が、
こんな数字に表れていると、
読み取ることも出来そうです。
多くが共同住宅である賃貸住宅のオーナーにとっては、
入居者の安全・安心を考える上で、
他人事ではない課題です。
(参考:統計からみた我が国の住宅(2)
「平成20年住宅・土地統計調査(確報集計)」の結果から)
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