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貸し駐車場の敵「カーシェアリング」を味方にする
2010年08月18日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今週の声は、
「アパートとともに、月極め駐車場も経営しています。
苦戦しているのは駐車場の方。
解約が続き、空きが増えています。
かといって、建物を建てるほどの投資はできません。
アドバイスはありますか?」
最近、同様のお悩みを耳にする機会が増えました。
私の周りでもそうですが、20代、30代の車離れが進んでいます。
車を持っていない都内在住の20代の男性にその理由を聞くと、
購入費はもちろんですが、
「税金や保険代、駐車場代金などの維持費が、
車の利用頻度や必要性に見合わないから」
という答えがよく返ってきます。
私達が若いころは、土日や夜のプライベートタイムに、
車は絶対の必需品でしたが、
「草食系の男子」が増えた今は、そうではないようです。
そのような時代性を反映して、
必要なときに、必要な時間だけ共同利用の車を使うという、
カーシェアリングが人気を集めています。
カーシェアリングのあらましについては、
以前もこのブログで紹介しました。
よかったら当該記事をご覧下さい。
(→「カーシェアリングが伸びています」)
レンタカーとの主な違いは、
会員制で、15分や30分といった短時間での利用が可能なこと。
身近にある無人の「ステーション」で、貸し出し・返却ができる
ことなどです。
車を週に数回、
1~2時間程度、
買い物や送迎などの日常的な用事のために利用するのが
主である・・・といった場合、
所有するよりも、カーシェアリングの方が、
大幅に経済的となるようです。
つまり、カーシェアリングは、自動車の所有台数を
少なくしていく効果があるわけですから、
駐車場経営の敵でもあるわけです。
しかし、いま、この新しい事業を成長産業と見込んで、
大手商社、自動車メーカー、レンタカー会社、中古車会社、
駐車場会社、金融会社、
そのほかベンチャー企業などが続々と参入中。
普及は一気に拡大しつつあるようです。
そんな各社が求めているのが、
カーシェアリング用のクルマを置くための駐車場です。
ここに、「敵」であるカーシェアリングと、
駐車場経営との平和な接点が見出せます。
空きに悩む駐車場オーナーにも、
カーシェアリングとの提携という道がひらける可能性が
まだ残されているのです。
カーシェアリング会社がオーナーから駐車場を単純に
借り上げる場合もあります。
オーナーが駐車場を無料で提供するかわりに、
売上をシェアするという、
共同事業方式も行なわれています。
賃貸住宅とも接点はあります。
賃貸住宅に付属する駐車場にカーシェアリング用の車を置き、
入居者が会員になれる特典をつけるというものです。
うまくいけば、物件の付加価値が高まるため、
空室対策にもなります。
オーナーの持ち出しが少ない、もしくはノーリスクであることも
魅力です。
私の知る具体的な例では、
「2DKで15戸以上」など、ある程度の規模の賃貸住宅に
付属する駐車場に、シェアリングする車を置き、
入居者や近隣の会員が共同で利用、という条件で、
まずまずの採算がとれているとのこと。
最近は都心の賃貸マンションでも、カーシェアリングの導入が
進んでいます。
トヨタのプリウスやBMWのミニなど、
「ちょっと乗ってみたいな」と思わせるような車を
導入することが多いのだそうです。
駐車場経営の不振にお悩みのオーナーさん、
新しい空室対策のアイデアを探している方にとって、
カーシェアリングは、条件によっては、
よい検討の対象となることでしょう。
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