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サンマについてのあれこれ
2010年09月23日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
今年ももうすぐ秋半ばにさしかかります。
ところで、秋にかかわる今年のやや気がかりなニュースに、
「サンマの不漁」
というものがありました。
たとえば8月28日時点で、
生サンマの漁獲量は7277トン。
前年同期の3万4435トンのわずか2割程度。
(産経新聞インターネット版の記事より)
そんな話題がたびたびメディアを賑わしていましたが、
その後はどんな様子なのでしょうか。
代わりに「イワシは豊漁」とも言われていましたが・・・。
さて、サンマに関する雑学をいくつか紹介しましょう。
まずサンマの名前です。
漢字では大抵、
「秋刀魚」
と、書きます。
趣を感じさせるため、古いものと思われがちですが、
こう書かれるようになったのは意外に最近で、
大正の頃からなのだそうです。
それまでは「狭真魚」と書いて「サマナ」と読んだり、
「三馬(サンマ)」などと、
当て字されたりしたようです。
広く一般的に食べられるようになった時期も意外に遅く、
サンマを獲る効果的な漁法が普及した、
江戸時代の中期以降といわれています。
サンマは、
実はその生きた姿をなかなか見られない魚です。
網にかかり、魚体同士が触れ合うとすぐに鱗が剥がれ、
弱ってしまうため、
生きたまま捕獲することすら難しいとのこと。
ところが、
このサンマが泳ぐ姿を見られる珍しい場所が、
福島県にあるのです。
「アクアマリンふくしま」
という水族館です。
世界で最初のサンマの飼育展示、
さらには水槽内での繁殖に成功した施設です。
当初、流れ藻に産み付けられた卵を採集し、
飼育を始めたそうなのですが、
臆病なサンマはわずかな光や音にも驚いて水槽の壁に
衝突してしまうため、
いまにこぎつけるまでには、
大変な苦労があったようです。
生きているサンマは実は青い色をしています。
スーパーなどの店頭では見られないそんな姿を
この施設では見ることができます。
最後に、
「明石家さんま」というタレントさんがいます。
彼はなぜ「さんま」なのでしょうか。
サンマのように細身だからではないのだそう。
彼の若き日、落語の師匠のもとに弟子入りした際、
ご実家が水産加工業を営んでいたため、
それに因んでつけてもらった芸名なのだそうです。
部屋の写真をキレイに撮ってもらっていますか?
2010年09月22日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今週は、
「この春の入居者募集では苦戦しました。
仲介会社と話し合って、
今後の戦略を練り直そうと考えていますが、
何かヒントになることはありませんか?」
と、いうご相談です。
そこで私から、つい見逃してしまわれやすい、
今の時代ならではの大事なポイントを
ひとつ、お伝えしたいと思います。
役立つようであれば、ぜひ、ご参考にしてください。
入居者募集にかかわる今の時代ならではの大事なポイント、
それは「写真」です。
写真はいま、入居者募集には欠かせないものになりつつあります。
インターネット上の物件広告などに表示されるほか、
仲介会社の店頭も・・・ご覧下さい。
この頃はカラフルな物件写真で賑わうお店が増えています。
あなたの物件をアピールする重要な要素であるこの「写真」。
仲介会社さんは、ちゃんと撮ってくれているでしょうか?
設備が写っているだけ、様子がわかるだけ・・・
では駄目なのです。
入居希望者が見たいのは、部屋全体です。
床、壁、天井、窓、
そして、それらに囲まれた空間です。
この「空間」をきれいに、広く見せるために、
たとえカメラに詳しくなくとも、
「20ミリ程度の広角レンズは必須」と、覚えておいてください。
さらに、撮影者は部屋の四隅それぞれに立ってみます。
床、壁、天井、窓など、
なるべく多くが画面に入り、部屋全体の様子がわかるような
写真を撮ってください。
シンプルなデジカメでしか撮ってくれない仲介会社には、
「それでは駄目だ」
と、はっきり教えてあげましょう。
遠慮する必要はないのです。
このことに気付けていないということは、
その会社にとっても、経営上、深刻な問題です。
たとえ同じ部屋でも、
写りの良い写真は、入居希望者の目に留まりやすくなります。
下手な写真は、
かえってマイナスのイメージを与えてしまいます。
明るさも大切です。
部屋が明るく見えるように写っていますか?
できれば光があふれているように見えるのが理想です。
もちろん、アピールしたい設備やポイントがあれば、
忘れずに接近撮影しておきます。
また、よい写真を撮るには、
カメラの機能や腕も大事ですが、
「数打てば当たる」・・・的な部分があることも確かです。
その点、デジタルカメラの時代になり、
フィルムの無駄を心配する必要も無くなりました。
実際に使われる写真点数の20~30倍は撮ってもらい、
その中からじっくりと「傑作」を選んで広告に載せ、
入居希望者の目に届けてください。
ターゲットを絞って成功!80代のイキイキ大家さん
2010年09月21日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
先々週、先週と続けて、
「空室だらけの街での勇気ある決断」
と題し、
厳しい環境に果敢に挑んだオーナーさんのお話を
紹介させていただきました。
今週も勇気をもって成功を掴んだオーナーさんの事例です。
ふた月前にお会いし、お話を伺いました。
物件の建つ場所は千葉県内。
駅から歩くと30分です。
バスならば駅から最寄バス停まで約12分。
そこから歩いてさらに7~8分。
静かな住宅地です。
周囲を見回すと、小さな畑がまだあちこちに残っています。
以前は、1DKが8室、という木造アパートでした。
築25年を迎えたのを機に、オーナーは建て替えを
決意しました。
やがて竣工したその物件は、
以前のアパートとは大きく様子が異なるものでした。
広めの2LDKが4室です。
ただの2LDKではありません。戸建て感覚のテラスハウスです。
駐車場は1世帯につき2台分を確保。
太陽光発電を採用。
オール電化も導入。
もちろん、外観もとてもお洒落です。
夜はLED照明によるライトアップもされます。
東京都心の高級住宅地、たとえば麻布あたりに建っていても
おかしくないほどの雰囲気です。
これを見た私の最初の感想は、正直言って、
「場違いでは・・・」の印象。
「この立地で、こんなお洒落な物件に住む人が、
果たしているのだろうか・・・?」
大変失礼ながらも、この日、
賃貸経営の成功事例を取材に来ているというのに、
私はにわかに不安になってしまいました。
建て替えに伴い、オーナーは賃料も大幅に値上げしました。
2LDKテラスハウス×4室の合計額は、
1DKが8室だったときの2倍になっています。
周辺の同じ広さの物件の家賃相場とくらべても、
かなり高めです。
しかしその結果は・・・
なんと、あっという間に満室に!
入居者の顔ぶれをおうかがいすると、
大手企業の転勤族が、多くお住まいなのだそうです。
見ると、
なるほど駐車場には、BMWなど高級車が並んでいました。
実は、オーナーさん、
このターゲットをねらっていたのです。
周辺にこういった層のマーケットがあること。
にもかかわらず、彼らにマッチした供給が無いことに気付き、
物件を構想、
建て替えし、
それが見事にぴたりとハマったのでした。
お洒落な外観、
ライトアップ、
2台分の駐車場、
太陽光発電、オール電化、
戸建て感覚のテラスハウス、
広めの2LDK・・・。
住宅に高い付加価値を望む層の人々に向け、
十分なアピールができるこの物件です。
対して、近隣には競合できる相手がいません。
当分の間は、
「世間の高い空室率など、気にしなくても大丈夫でしょう」
といえる、
成功事例です。
ところで、オーナーさん、
ご年齢を尋ねると、80歳を超えていらっしゃるというのです。
しかし、お話しになる言葉は明瞭、イキイキとされていて、
元気いっぱいです。
何よりご性格が前向きで活発です。
「こういった方が成功されるんだな・・・!」
と、思いました。
アパート・マンションの音のトラブルとコミュニケーション
2010年09月20日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
ご紹介するのは、平成19年という少し時期の古い調査結果です。
マンションデベロッパーの株式会社リブランさんが、
「マンション内コミュニケーションと音トラブルに関する意識調査」
と題したレポートを公表しました。
調査の対象は分譲マンション居住者です。
しかし、示されている内容は、分譲・賃貸、マンション・アパートに
限らず、集合住宅に暮らす人の多くにあてはまるものでしょう。
また、やや年月を経たこんにちでも、
おそらく、同じ調査を行なえば、
似た結果が出るのではないでしょうか。
住まいにかかわる音のトラブルについて、
興味深い結果が示されています。
最初の設問です。
「住まいの中の気になる音に、いらだちを感じることが
ありますか?」
・感じる・・・約51.9%
・感じない・・・約48.1%
実に半数の回答者が、「音にいらだっている」と答えています。
そこで、
回答者をいらだたせている「気になる音」の上位を見ると、
1.子供が走り回る音・・・約35.4%
2.子供の騒ぎ声・・・約25.2%
3.何かわからない音・・・約21.6%
4.大人の騒ぎ声・・・約14.3%
5.日曜大工の音・・・約14.3%
となっています。
独身者が多い賃貸アパートなどでは、3、4が、1、2に代わって
上位となるのかもしれません。
大変興味深いのはこのあとの設問に対する回答です。
「住まいの中の音トラブルは、入居者間のコミュニケーションが
あれば減ると思いますか?」
・減る・・・約70.6%
と、なっています。
大半の人が、音にいらだつ原因として、
入居者間のコミュニケーション不足を挙げているのです。
ところが・・・、
「住まいの中の気になる音に対して、どう対応されていますか?」
という設問に対しては、
・何もしない・・・約63.1%
・相手とコミュニケーションをとる努力をする・・・約12.9%
コミュニケーション不足が「音へのいらだち」の原因・要因とは
判っていながら、
多くの人が、動きをとろうとはしていません。
また、進んでコミュニケーションをとることへの躊躇については、
「いらだちを感じている人」ほど、
その傾向が強く、
・コミュニケーションをとる努力をする(いらだっている人)
・・・約8.9%
・同 (いらだちを感じていない人)
・・・約17.2%
と、大きな差がついています。
・隣人等の音にいらだつ
↓
・しかし、コミュニケーションをとるのは面倒なので
「我慢」する
↓
・ますますいらだつ
そんな循環に、少なくない数の人が陥っている様子が、
これらの回答からは浮かび上がります。
人と人とのコミュニケーションがあるからこそ、
要望を伝え合いやすいし、
そもそも、相手に「いらだち」を覚えることも減る・・・。
相手が誰なのか、どんな人なのか、
知らないままだからこそ、話しづらいし、
「いらだち」も覚えやすい・・・。
そうしたことを判ってはいながら、
身動きがとれずにいる人が大勢、集合住宅には住んでいる・・・。
われわれ賃貸住宅オーナーも、
心に留めておきたいことのひとつでしょう。
このレポートは、最後をこのように結んでいます。
「管理人や管理組合の在り方を変えると
入居者のコミュニケーションが変わるのではないだろうか」
場合によっては、
ここにいう「管理人」、「管理組合」を
「賃貸住宅オーナー・大家さん」と読み替えてみてもいいのかも
しれません。
(参考:「マンション内コミュニケーションと音トラブルに関する
意識調査」 株式会社リブラン)
ご近所の「鎌倉市鏑木清方記念美術館」を紹介します
2010年09月17日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
先週の川喜多映画記念館にひきつづき、
ご近所にある施設を紹介します。
「鎌倉市鏑木清方記念美術館」という、
小さな美術館です。
鏑木清方(かぶらき きよかた 1878-1972年)は、
近代日本画家。巨匠のひとりです。
その旧邸宅跡に、この美術館は建てられています。
以下は、美術館のサイトからの抜粋です。
「鏑木清方は、明治11年、東京神田に生まれました。
幼い頃から文芸に親しんで育ち、その画業のはじまりは
挿絵画家からでした。
のちに肉筆画に向い、清らかで優美な女性の姿や、
いきいきとした庶民生活、肖像、愛読した樋口一葉や
泉鏡花などの文学を主な題材として描かれた作品は、
市井の人々への共感や慈愛のまなざしが感じられます
(中略)
清方は晩年、自らの境地を『市民の風懐(ふうかい)に
あそぶ』と称して、庶民生活を題材にした作品を
多く手がけました。情趣あふれる日本画作品、
また典雅な文体による随筆を多く残しています~(後略)」
昭和21年、清方は、疎開先だった御殿場から、
鎌倉・材木座に居を移しました。
昭和29年、文化勲章を受章。
その年から、いまの美術館のある場所、雪ノ下に移り、
以降をここで過ごしました。
昭和47年、93歳で亡くなりました。
その後、平成6年、遺族から鎌倉市へ、
作品や資料、土地建物が寄贈されました。
これをもとに平成10年に開館したのが、この美術館です。
中には、昭和29年建築当時の部材をそのまま使って再現した
画室があります。
「朝涼(あさすず)」
「一葉女史の墓」
「にごりえ」
「朝夕安居(ちょうせきあんきょ)」
などの有名な作品も、ここに所蔵されています。
大正14年に描かれたという「朝涼」は、
私も大好きな作品です。
清方は横浜の金沢八景の別荘で過ごした際、
早朝に長女を連れてよく散歩をしていたそうなのですが、
「朝涼」はその時の長女の姿とその背後の情景を
描いたものなのだそうです。
先週の「鎌倉市川喜多映画記念館」同様、
小さくて地味な施設ですが、
ほっこりして、落ち着く場所なので、
よかったら足を運んでみてください。
鎌倉市鏑木清方記念美術館
神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号
TEL 0467-23-6405
http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/