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アパート・マンションの音のトラブルとコミュニケーション
2010年09月20日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田英貴です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
ご紹介するのは、平成19年という少し時期の古い調査結果です。
マンションデベロッパーの株式会社リブランさんが、
「マンション内コミュニケーションと音トラブルに関する意識調査」
と題したレポートを公表しました。
調査の対象は分譲マンション居住者です。
しかし、示されている内容は、分譲・賃貸、マンション・アパートに
限らず、集合住宅に暮らす人の多くにあてはまるものでしょう。
また、やや年月を経たこんにちでも、
おそらく、同じ調査を行なえば、
似た結果が出るのではないでしょうか。
住まいにかかわる音のトラブルについて、
興味深い結果が示されています。
最初の設問です。
「住まいの中の気になる音に、いらだちを感じることが
ありますか?」
・感じる・・・約51.9%
・感じない・・・約48.1%
実に半数の回答者が、「音にいらだっている」と答えています。
そこで、
回答者をいらだたせている「気になる音」の上位を見ると、
1.子供が走り回る音・・・約35.4%
2.子供の騒ぎ声・・・約25.2%
3.何かわからない音・・・約21.6%
4.大人の騒ぎ声・・・約14.3%
5.日曜大工の音・・・約14.3%
となっています。
独身者が多い賃貸アパートなどでは、3、4が、1、2に代わって
上位となるのかもしれません。
大変興味深いのはこのあとの設問に対する回答です。
「住まいの中の音トラブルは、入居者間のコミュニケーションが
あれば減ると思いますか?」
・減る・・・約70.6%
と、なっています。
大半の人が、音にいらだつ原因として、
入居者間のコミュニケーション不足を挙げているのです。
ところが・・・、
「住まいの中の気になる音に対して、どう対応されていますか?」
という設問に対しては、
・何もしない・・・約63.1%
・相手とコミュニケーションをとる努力をする・・・約12.9%
コミュニケーション不足が「音へのいらだち」の原因・要因とは
判っていながら、
多くの人が、動きをとろうとはしていません。
また、進んでコミュニケーションをとることへの躊躇については、
「いらだちを感じている人」ほど、
その傾向が強く、
・コミュニケーションをとる努力をする(いらだっている人)
・・・約8.9%
・同 (いらだちを感じていない人)
・・・約17.2%
と、大きな差がついています。
・隣人等の音にいらだつ
↓
・しかし、コミュニケーションをとるのは面倒なので
「我慢」する
↓
・ますますいらだつ
そんな循環に、少なくない数の人が陥っている様子が、
これらの回答からは浮かび上がります。
人と人とのコミュニケーションがあるからこそ、
要望を伝え合いやすいし、
そもそも、相手に「いらだち」を覚えることも減る・・・。
相手が誰なのか、どんな人なのか、
知らないままだからこそ、話しづらいし、
「いらだち」も覚えやすい・・・。
そうしたことを判ってはいながら、
身動きがとれずにいる人が大勢、集合住宅には住んでいる・・・。
われわれ賃貸住宅オーナーも、
心に留めておきたいことのひとつでしょう。
このレポートは、最後をこのように結んでいます。
「管理人や管理組合の在り方を変えると
入居者のコミュニケーションが変わるのではないだろうか」
場合によっては、
ここにいう「管理人」、「管理組合」を
「賃貸住宅オーナー・大家さん」と読み替えてみてもいいのかも
しれません。
(参考:「マンション内コミュニケーションと音トラブルに関する
意識調査」 株式会社リブラン)
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