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浴室乾燥、床暖房は、なぜ使ってもらえない?
2010年11月24日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
先週水曜日の記事の中で、こんな話に触れました。
「物件に床暖房を導入したけれど、コストが気になるらしく、
入居者が使ってくれなかった。がっかり・・・
というオーナーからの声が、
オーナーズ・スタイル編集部には届いています」
今週は、もう少しこのことをお話ししましょう。
まさにこのオーナーさんのお話のような調査結果を
インターネットの中に見つけました。
不動産・住宅サイト「SUUMO」さんの
SUUMOなんでもランキング Vol.7、
「イマイチ使いこなせていない住宅設備・共有施設は?」
というアンケート結果です。
回答内容を見ると、調査対象者にはマンションを購入された方が
多い印象ですが、
賃貸住宅オーナーにとっても、参考になりそうな結果が
出ています。
では、
イマイチ使いこなせていない住宅設備・共有施設は・・・?
その第1位は、
「浴室乾燥」となっています。
18.6%の回答者が、「設備を使いこなせていない」としています。
第2位は、
「食器洗浄機」。
14.3%
第3位に、
「床暖房」が入っています。
7.6%
以下、4位・キッズルーム、5位・ミストサウナ・・・
と、続くのですが、
トップ3に共通することとして、
いずれも、電気を使う設備・機器であることには
注目していいかもしれません。
SUUMOさんの解説を見ると、
使いこなせない理由として挙げられているのは、
浴室乾燥・・・
「時間がかかる」のほか、「電気代コストが気になる」。
食器洗浄機・・・
「手で洗う方が早い」のほか、「電気代コスト」。
床暖房、
「電気代コスト」。
いずれもやはり、電気代が問題となっています。
贅沢な「快適」よりも、「節約」を選ぶ消費者・入居者は多い。
と、我々は認識したほうがいいようです。
そこで思い浮かぶもののひとつが、
以前、このブログでも紹介した、
消費電力が普通の電球の5分の1から6分の1程度で済む
「LED電球」
です。
節約を選ぶ入居者のニーズに、
おそらく応えてくれそうです。
(参考・出典:SUUMOなんでもランキング Vol.7
「イマイチ使いこなせていない住宅設備・共有施設は?」)
賃貸住宅のバス見学会ツアーに参加しました・その1
2010年11月23日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
先日、社団法人東京共同住宅協会が主催する
賃貸住宅のバス見学会ツアーに参加しました。
今週と来週(火曜日)にまたがって、
その様子をご紹介します。
ツアーは、午前10時半に渋谷を出発して、
世田谷区、大田区の5つの賃貸住宅を見学するというものでした。
賃貸住宅を部屋の中までじっくり見られ、
同時に専門家の説明まで受けられるという機会は
あまりありません。
とても貴重な経験でした。
見学した物件の施工は、
積水ハウスさん、旭化成さん、MDIさん、
そして、地場の工務店さん
という顔ぶれです。
その中で、特に印象深かったのは、
積水ハウスさんの新築物件です。
物件自体の質の高さは言うまでもありませんが、
とりわけ目を引いたのが、植栽でした。
物件はいわゆる旗竿型の敷地に建っています。
道路からは敷地延長部分を10数メートル歩きます。
接道面のゲートから、物件のエントランスまでが
小路になっているのですが、
そこに植えられた草花や樹木がとても美しく、
感心させられました。
常に季節感を得られるように、植物の種類が選択されています。
さらに、それぞれに高低差を設けてあり、
立体感が演出されています。
一角にはブルーベリーの実が生っていました。
そのまま食べることもできます。
夜はライトアップもされるとのことです。
エコや環境が重視される時代なので、
それらのイメージに沿ったものにも見えますが、
それよりはむしろ、入居者の感じる「癒し」、
あるいは、
植栽を通じての会話が生まれることによる
「ゆるやかなコミュニティの創造」
を意図しているとのことでした。
敷地延長部分を抱えるという、
物件としてマイナスになりやすい面を
逆にプラスに転じている点にも注目すべきでしょう。
草むしりや剪定など、管理の手間は大変かもしれません。
しかし、この小路と植栽の美しさは、
周辺物件との明らかな差別化を生んでもいるようです。
素晴らしいことだと思いました。
アパマンショップの「訳あり物件特集」とは
2010年11月22日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
今週は、
「賃貸住宅検索サイト アパマンショップ」
さんの面白い取り組みについて紹介しましょう。
「訳あり物件特集」
です。
サイトには、こんな紹介文が載っています。
↓
「一般的に訳(わけ)ありとは、瑕疵(かし…欠点や欠陥)の
ある商品を指しますが、アパマンショップの訳あり物件は、
駅から遠い、築年数が古いなど、一般的には敬遠され
がちな物件を視点を変えて特集しています。」
通常は人気のない不利な条件の物件について、
「価値観の転換をしてみては?」
との提案を行なうものといっていいでしょう。
たとえば、こんな具合です。
・駅やバス停などの公共交通機関から徒歩40分以上の物件
(三大都市圏、政令指定都市では、徒歩20分以上)
↓
「ウォーキングで毎日ダイエット!?」
・お部屋の方角(主要採光窓)が主に北・北西・北東向きの物件
↓
「お休みの日は一日中寝ていたいあなたへ」
・築年が1980年より前で、畳部屋がある物件
↓
「畳でゴロ寝に憧れている・畳文化を味わいたいあなたへ」
ただ、実際に検索してみると、
いまのところはまだ、
ヒットする物件数が少ない印象です。
たとえば、「築年が1980年より前・畳部屋がある」を
東京都で検索すると、
二十数件程度しか出てきません。
(先週の結果)
また、現在設定されている「訳あり」条件のほかにも、
掘り起こせば、
さらに色々と、価値観の転換を提案できる物件は
ありそうです。
アパマンショップさんのプレスリリースによれば、
このサービスは今年6月から始まったばかり。
まだ出来立てです。
せっかくのアイデアですので、
どんどん生かし、育てていってほしいものです。
不動産物件がインターネットで検索できるようになって、
もっとも便利になったのが、条件の選択です。
「最寄り駅」、「賃料」のみならず、
駅徒歩分数など、交通機関までの所要時間、
築年数、
間取り、
そうしたものに加え、
様々な設備・仕様からのいわゆる「わがままな」選択までが
できる場合が大半です。
ところが、
こうした条件による絞り込みがあまりにしやすくなって
いるため、
「一旦何かの条件から外れるや、ほかにどれだけ
魅力があっても、その物件は入居希望者の視界に
入らなくなる・・・」
そんな心配も、
賃貸オーナーとしては、やはり感じざるをえないところです。
不利な条件の物件であっても、
切り口を変えて、価値観を見出し、入居希望者へ提案する。
そんなアパマンショップさんの取り組み、
好感のもてるものといっていいでしょう。
鎌倉のユニークな不動産・線路をまたがないと家に帰れない!
2010年11月19日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
先週は鎌倉の不動産のユニークな横顔について、
いくつかお話ししました。
さらに面白い例を紹介しましょう。
鎌倉から江の島を経由して藤沢までつながる江ノ電。
沿線には、とても珍しい不動産が見られます。
道路と接していません。
ところが、なんと「線路」とは接しています。
鉄道路線である「江ノ電」の線路を横切らないと、
家に入れない土地があるのです。
住んでいる方は、毎日、レールをまたいで、
家にたどり着きます。
もちろん、そこは踏切ではありません。
そんな立地ですが、普通の家だけではありません。
レストランが営業していたりもします。
江ノ電は線路沿いのフェンスなど、囲いが少なく、
その代わりに、左右に迫る人家の塀が、
線路と生活空間を区切るなどしています。
そういったところでは、
線路への出入りはかなり自由です。
駅から電車が去ったあと、
いきなり線路の上に降りて歩きだす人を見ると、
ちょっとびっくりします。
江ノ電は単線です。列車の速度も遅いので、
けっこう気軽に線路の上を歩けます。
ですが、運転間隔はそんなに長くはありません。
引っ越し作業や建て替えの時などは、
さすがに大変なことでしょう。
江ノ電(江ノ島電鉄)は、明治35年、
藤沢~片瀬(現江ノ島)間で開業しました。
その後、線路が延び、
明治43年(1910)、鎌倉までの全線が開通しました。
それから数えて、今年がちょうど100年目です。
こんな珍名さん賃貸オーナーがいたら
2010年11月18日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
日本は姓(苗字・名字)の大変多い国です。
数え方によっては30万にもなると推定されるそうです。
多民族国家であり、姓の数100万以上とも言われる
アメリカには及びませんが、
それに次ぐのが日本ではないかともいわれています。
但し、日本の姓はほとんどが漢字で表記されます。
そのため、
漢字を読み方で区別したり、しなかったり、
字体(たとえば新・旧)を統合して数えたり、そうしなかったり、
といった、
「数え方」による増減は意外に大きく、
場合によっては、数が一気に減り、
5万、6万という集計もあるようです。
とはいえ、それでも世界の上位におさまる可能性は高く、
日本が姓の多い国であることは確かです。
(各国の姓の数は、資料によって大きく異なります)
日本の姓の中には、
「珍名さん」
などと呼ばれるものも数多くあります。
テレビ番組などで紹介され、
「本当にそれが苗字なの?」
と、驚かされることもよくあります。
珍名さんの中には、
調べると、
賃貸住宅オーナーさんにお似合い(?)のものもいくつかあります。
そのものずばりの
「大家さん」(読みはおおや、おおか、など)
という姓は、
有名な野球選手にもいるため、よく知られていますが、
部屋(へや)さん
地主(じぬし)さん
も、いらっしゃいます。
オーナーの多くに、お似合いでしょう。
出世(しゅっせ)さん
進学(しんがく)さん
は、入居者に喜ばれるかもしれません。
ひょっとして空室対策にも多少の効果があったりするのでは。
また、賃料を滞納されにくそうな、
月末(げつまつ)さん
約束(やくそく)さん
原状回復のことを連想させ、部屋をきれいに使って貰えそうな、
張替(はりかえ)さん
も、全国には少数ながらいらっしゃるようです。