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鎌倉の土地の個性。そのユニークなところ
2010年11月12日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
先週金曜日、鎌倉駅周辺の賃料相場と、
その背景などについてお話ししました。
今週は「土地」についてです。
たとえば、いろいろと検索してみると、
鎌倉駅から間近な、徒歩7~8分程度の住宅地の価格は、
坪130~140万円程度が相場のようです。
もちろん、他の地域同様に、
駅からさらに離れると安くなり、近づくと高くなります。
しかし、こうしたいわゆる「土地相場」は、
鎌倉の場合、
「あまり参考にならないかもしれません」
と、私からはぜひ言い添えておきたいところなのです。
なぜなら、
昔からよく「土地は一物一価」と言いますが、
鎌倉には、個性豊かでユニークな土地が本当に多いのです。
相場ももちろんある程度は有効なのでしょうが、
それに加え、
物件それぞれの個性が、実際の取引価格を大きく左右する
といった例が、
鎌倉の土地の場合、少なくないものと思われます。
そんな鎌倉の土地の個性について、メリット、デメリットを
とりまぜながらいくつかを紹介すると・・・
・「敷地に接する道路がとても狭い場合が多い」
駅の周辺など、車も入れないような道が少なくありません。
防災面での心配は否めません。
しかし、そんな土地でこそ、鎌倉らしい閑静な暮らしが
実現できることも確かです。
・「敷地延長(いわゆる旗竿地)が多い」
もともと広かった敷地を小さく区切ったものが多いためです。
四方が隣家となる場合もあります。
しかし、上記の「接する道路が狭い土地」同様、
静かで落ち着いた生活がしやすくなる土地でもあります。
・「山を背負っている土地が多い」
湿気がかなり多いとも聞きます。夏は虫も少なくありません。
一方、自然と季節を身近に感じられ、
鳥の美しい声なども間近に聞くことができます。
・「崖の下の土地が多い」
さすがに見かけは圧迫感があります。
ただ、崖崩れについては、概ね対策がとられているので、
危険のある場所はわずかといっていいでしょう。
上記「山を背負っている土地」と同様、
自然に親しめたり、隣家が無いことも多いので、
暮らしが気楽であったりします。
・「お寺の隣だったり、お墓の横だったりが多い」
ご存じのように鎌倉には神社仏閣がたくさんあります。
それらの周辺は、夜になるととても暗くなるので、
怖がりな人は慣れるまでが大変です。
でも実際の鎌倉は、犯罪も、そして怖い話も意外なほど
少ない街です。
・「観光客が多い」
場所によっては沢山の観光客が家の前をぞろぞろと歩きます。
庭を覗かれることもあります。
そう聞いて、イタズラなどを心配される方もいらっしゃるかも
しれませんが、実際、実害はほとんどありません。
むしろ、丹精込めて育てた庭木などを感心され、
うれしい人も多いのでは。
・「塩害と砂の害」
海岸から徒歩5~6分くらいまでの間に建つ家では、
海からの塩の害に悩むことが多くなります。
室内外の金属が錆びたり、窓に塩がこびりついたりします。
さらに、浜辺の砂も風にのって飛んできます。
海の近くに建つ家では、窓を開けておくと、
部屋の中にまで砂が侵入、
窓なども細かい砂ですぐに汚れてしまいます。
また、海から1キロ程度以上離れていても、
やはり塩の影響で、エアコンの室外機や自転車、
金属製の雨戸などは、通常よりも錆びるのが早いように
感じられます。
それでも、海を見ると、人の心は安らぎます。
鎌倉には「海が好き」という人が沢山暮らし、海が身近な生活を
大いに楽しんでいます。
ほかにも、
「駅から遠い。但し海や山の眺望が素晴らしい!」
「広大な山の斜面がセットで付いてくる!」
といった土地、
あるいは、
「歴史的風土保全地区に指定されていて、土地の開発や
建築に制限がある」
・・・などなど。
個性豊かでユニークな、ひとクセある土地が、
鎌倉にはとても多いのです。
いわゆる「相場」が通用しにくい理由が、
わかっていただけるかと思います。
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