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賃貸住宅の「エコ」に、入居者が迷わず賛成する理由
2010年12月20日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
「環境への配慮・エコには関心。
でも、コストの負担が気になる・・・」
そんな皆さんの声が、
2010年6月、
国土交通省が発表した調査結果、
「『居住地域に関する意識調査』の概要について」
の中に示されています。
その内容によれば、
「現在の住宅は特に環境に配慮されていないが、
環境に配慮された住宅の取得や改修、
設備の導入に興味がある」
・・・すなわちエコ積極派は、56.1%
「環境に配慮された住宅の取得や改修、設備の導入に
興味がない」
・・・エコ消極派は、32.9%です。
まず、消極派に比べ、積極派は1.7倍もいることに
注目してください。
さらに調査では、
「消極派」の人にこう尋ねています。
「環境への配慮を特に考えない要因として、
どのようなことがありますか?」
その1位は、
「初期にかかる費用が高い」・・・53.9%
2位、
「設備のメンテナンス費用がかかる」・・・41.1%
3位
「設備費用の回収に時間がかかる」・・・23.8%
上位3位まで、すべて、
コストにかかわる理由です。
ちなみに、
「環境への配慮に(そもそも)興味がないから」
と答えた確信的(?)な消極派は、8.4%です。
「エコ消極派」の中には、
コストがかさむことへの不満さえ解決できれば、
「私もエコ積極派になりたい」
という人が、
少なからず含まれていることが想像できます。
5割を超える「エコ積極派」、
そして、
消極派の人々も、コストのハードルさえ解消できれば、
多くが積極派に転じそう・・・
ここまでを知れば、
我々賃貸住宅オーナーは、誰もが気付く筈です。
エコ消極派が障害とするハードルの上位三つ、
・初期にかかる費用が高い
・設備のメンテナンス費用がかかる
・設備費用の回収に時間がかかる
は、いずれも、賃貸住宅の場合、
オーナーの課題ではありますが、
入居者がこれらに悩むことはありません。
これからの賃貸住宅において、エコ・環境への配慮が、
市場をしっかりと捉える武器となることは、
以上のような調査結果からも
よくわかると言ってよいでしょう。
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■ お知らせ ■
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
弊社年末年始休暇に合わせ、
当ブログは来週27日(月)より、1月3日(月)まで
お休みとさせていただきます。
(12月25、26日は通常どおりの土・日休載日です)
どうぞよいお年をお迎えください。
よろしくお願い申し上げます。
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今年の鎌倉の紅葉は例年より早くてキレイでした
2010年12月17日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
鎌倉の紅葉は、今年は、例年よりも、
私の感覚では10日から2週間、早かったようです。
急に寒くなったせいなのか、
昨年よりも、色が鮮やかです。
円覚寺の門辺りの紅葉を
通勤途中、
毎日電車の窓から見て、変化を楽しんでいました。
あちこちのお寺のサザンカも、
例年より早く咲いたように感じます。
わが家の室内のモミジもキレイでした。
紅葉だけではありません。
庭の柚子も、
例年より10日から2週間早く、黄色くなりました。
今年も豊作です。
去年より実の数は少し少な目ですが、
肥料をこれまでよりも多くあげたせいか、
ひとつひとつの粒が大きく、元気そうです。
今年は、昨年失敗した柚子コショウ作りに
再挑戦する予定です。
前回は、柚子の皮のむき方と、青唐辛子の量で、
失敗しました。
成功しましたら、このブログで、ご報告します。
赤と黄色の千両もキレイです。
庭に植えてから2年目でやっと実をつけました。
小ぶりのシクラメンの花を買って、玄関脇を飾っています。
シクラメンは、冬の間、
長く咲いていてくれるので助かります。
サンタクロースのモデルになった人
2010年12月16日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
クリスマスが近づき、イルミネーションが街を飾っています。
サンタクロース、
ケーキ、
ツリー、
プレゼント、などなど、
色々と登場するものが多い、賑やかなお祭りです。
イエス・キリストの誕生日(降誕の日)として知られていますが、
それはあとから決められたことであるとの説が
有力です。
キリスト教以前からあった異教のお祭りを
キリスト教側が布教を進めるため吸収した・・・
それは冬至の祭りであった・・・
など、
諸説が知られています。
以上については、先週木曜日の記事でも少し触れました。
ところで、サンタクロースとは、
誰なのでしょうか。
その起源は、3~4世紀、
小アジア(今のトルコのアジア部分あたり)で活躍した
ニコラウス司教という人にあるといわれています。
ニコラウスはのちに聖人とされたため、名前の頭に
「聖」(セント、サンなど)をつけて呼ぶことになりました。
たとえば、「セント・ニコラウス」です。
これをオランダ語にすると、
「シンタクラース」といった発音に。
やがて、英語の「サンタクロース(Santa Claus)」に
なったといわれています。
さて、このサンタさんのモデル(?)である
聖ニコラウスですが、
カトリック教会の暦を見ると、
彼を祭る記念日は、12月6日となっています。
聖ニコラウスは、信仰上、子供の守護聖人とも
されているため、
いつしかヨーロッパでは、この日の前の晩、
子供にプレゼントをする習慣ができたようです。
これが同じ12月のクリスマスと結びつき、
クリスマスプレゼントの由来になったといわれています。
ではなぜ、
サンタはわざわざ夜中にこっそりやってきて、
そっとプレゼントを置いていくのでしょうか。
これも、理由は、
聖ニコラウスにあるとされています。
ニコラウスは、活躍していた当時、
貧しい人を大勢救ったとされていますが、
ある時、
持参金を用意できず、娘を嫁がせることができずにいる
家のことを知ったそうです。
彼は夜中にこっそりその家を訪れ、
窓からそっと、お金を投げ入れたのだそうです。
定期借家契約は増えている?そのメリットは
2010年12月15日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今週は、
「定期借家契約を採用しているオーナーさんは
多いのでしょうか?
それらの皆さんは、どんな理由から
これを選んでいるのでしょう」
とのご質問です。
定期借家契約は、毎年わずかながらですが、
増えている様子です。
財団法人日本賃貸住宅管理協会の調査データ、
「民間賃貸住宅市場の実態調査 平成20年」によれば、
平成20年度では、賃貸住宅の6%近くが、
定期借家契約を利用しているそうです。
(国土交通省 平成20年度 住宅市場動向調査報告書
143ページ)
平成16年度が約4%だったので、
4年で約2ポイントの増加です。
定期借家契約のメリットとされている点を
いくつか挙げてみましょう。
まず、そのひとつは、
「建て替えに便利」
ということです。
一定期間で契約が終了し、入居者には退去してもらえる
制度ですので、
老朽化したアパート・マンションの建て替えが
決まっている場合、とても便利です。
もうひとつは、
「悪質入居者対策」です。
問題のある入居者がいる場合も、
ずっと居座られることなく、
契約期間満了をもって退去してもらうことができます。
面倒な交渉やトラブルに巻き込まれる心配が、
基本的には、ありません。
もちろん、ぜひ住み続けてほしい真面目な入居者に
対しては、契約期間が満了した時点で、
再度、定期借家契約を交わせば、
継続して住んでもらえます。
入居者の質を保ち、
入居者満足度を上げることにも役立てられるわけです。
しかし、一方で、定期借家契約の利用には、
「慎重であるべき」
と、いう意見もあります。
そもそも定期借家契約は、
優良な賃貸住宅の供給を増やすために、
転勤などで一定期間空き家となる自宅などを
その期間だけ貸せるようにするために
誕生した仕組みです。
優良な空き家を賃貸市場に供給させることが目的なので、
「サラリーマン大家さん」の「転勤貸し」には
ぴったりの仕組みなのです。
その点、一般の賃貸住宅への転用は、
入居者の権利が手厚く保護されている借地借家法の考え方と
相反する部分があるのも事実です。
とはいえ、私は、借地借家法はもちろんですが、
いわゆる「家賃督促規制法」や更新料の問題など、
昨今の情勢は、入居者の権利が守られ過ぎており、
入居者保護に偏りすぎと考えています。
オーナーの最低限の権利を守り、
かつ入居者に快適に住んでもらうため、
定期借家契約が上手に活用されることを願うところです。
スターツコーポレーション社長にお会いしました
2010年12月14日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
先日、取材で、
スターツコーポレーション株式会社の河野一孝社長にお会いし、
お話を聞かせていただきました。
スターツコーポレーションは、
管理戸数で第4位のスターツアメニティー(株)、
賃貸住宅の関東での着工数でトップクラスの
スターツCAM(株)、
不動産ネットワーク「ピタットハウス」を全国に展開する、
スターツピタットハウス(株)
など、スターツグループ47社(2010年3月現在)を
取りまとめる持ち株会社です。
賃貸住宅の領域においては、
建てる、入居者を募集する、管理する、リフォームする
など、すべてを網羅。
また、コインパーキングでの土地活用や、
土地信託、損害保険についても、
グループ内ですべてに対応が可能です。
グループ全社の従業員数は4500名ほど。
(平成22年4月1日現在)
色々な面で素晴らしい会社なのですが、
私が特に感じるその中のひとつをご紹介します。
グループ各社は、
親会社のスターツコーポレーションのもとで、
すべて平等です。
賃金体系、給与水準も一緒です。
通常の場合、
ハウスメーカーが親会社で、管理会社は子会社、
管理会社は親会社の意向に沿って動かざるをえない
といったケースが、少なくありません。
そうした中、管理会社においては、
時には賃貸住宅オーナーのメリットよりも、
親会社の事情を優先させることも、無いとは言い切れない
でしょう。
しかし、スターツコーポレーションでは、
各社がしっかりと平等なので、
管理会社は他を気にしません。
オーナーにとっての最良の提案を
いつでも行うことができるのだそうです。
建てる、
仲介する、
管理する、
これらの役割を担うグループ内の各社が、
「三権分立」といったような、
ほどよいバランスで、業務を行っている様子です。
グループ会社を増やしてきた理由は、
オーナーのあらゆる課題にワンストップで応えるためでも
あるそうです。
企業活動のすべてに、顧客である賃貸住宅オーナー中心の
発想が、浸透しているように思いました。
創業して間もない35年ほど前から、
土地の有効活用のお手伝いを本格的に行っている、
この領域では草分け的な存在です。
オーナーさんからは、
「文句を言いやすい会社だ」と、褒められるそうです。
「何でも言い合える」グループですから、
何でも言える親近感が、現場でも生まれているのでしょう。
オーナーズ・スタイル21号(2010年冬号)の20ページに
河野社長へのインタビューが掲載されていますので、
よかったらご覧ください。