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高齢化社会と、賃貸に住み続けたい人の悩み
2010年12月13日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
今年の6月に、
国土交通省が発表した調査結果、
「『居住地域に関する意識調査』の概要について」
の中に、
賃貸住宅の入居者がかかえる悩みが記されています。
隣人の騒音、
ペットを飼いたいが飼えない、
と、いった、
普段の生活上の悩みではなく、
今後も住まいを借り続けたい人が、将来を見据えて、
何を懸念しているか、
その代表的な声が、いくつか示されています。
問いかけを受けているのは、
「ライフステージやそのときの状況等にあわせながら、
都度住まいを借り換えていきたい」
と、している人々です。
これからも長く、賃貸住宅のマーケットをかたちづくって
くれそうな皆さんといっていいでしょう。
調査では、彼らにこう問いかけています。
「(今後住まいを借り続けていく上で)課題になること、
懸念されることとして、あてはまるものを選んでください」
3位・・・広さが十分な賃貸物件の供給が少ない 19.3%
3位(同率)・・・賃貸物件を選ぶにあたり必要な情報が
不足している 19.3%
2位・・・質の高い賃貸物件の供給が少ない 24.2%
そして、圧倒的なパーセンテージで、
1位・・・家賃を払い続ける必要がある 70.8%
と、なっています。
皆さんもご想像のとおりでしたでしょうか。
この声の背景に見えるもの、
そのひとつは、老後に対する不安なのかもしれません。
同じ調査では、
「現在、あるいは今後購入する住宅に長期的に居住したい」
という、
「持ち家・長期居住派」の皆さんに、
なぜそのように思うのか、理由を尋ねていますが、
「老後の住まいの確保が安心だから」が、
46.0%と、
最も高くなっています。
家賃を払い続けなければならないのは、
「賃貸住宅」である以上、当然のことなのですが、
そのことは、
「老後の心配」と、
多くの人が考えている様子がうかがえます。
大変難しい問題ですが、
高齢化社会は、確実に目の前に迫ってきています。
人々の安心な老後と、どう折り合いをつけていくか、
賃貸住宅の側にも、考えていかなければならないことは
沢山ありそうです。
(参考:国土交通省 「『居住地域に関する意識調査』の
概要について」)
12月18日は長谷寺の「歳の市」で年の瀬を楽しむ
2010年12月10日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
長谷寺の「歳の市」の時期が近づくと、
「もう年の瀬だな」と、実感します。
鎌倉の長谷にある、
木造では日本一大きい十一面観音や、
季節ごとのさまざまな花で有名な長谷寺です。
毎月18日は観音様の縁日ですが、
一年を締めくくる師走のその日に、
参道で「歳の市」が開催されます。
露店が立ち並び、
だるまや熊手、神棚や注連飾りなど、
正月を迎えるための縁起物が売られます。
特に、夕暮れ時に行くと、
昔ながらの年の瀬の雰囲気を楽しむことができます。
以前はもっと店が多かったそうですが、
最近は数軒・・・と、ややすたれ気味です。
ただ、最近とは言っても、
もうはっきり思い出せないくらいの昔に、
私は一度だけ行ったきりです。
東京で働く私は、12月18日が平日に当たると、
この「歳の市」を観に行くことが出来ないのです。
ですので、実際には、
このごろの様子はよくわかりません。
そこで、前回の訪問以来、
ずっと私は、
18日が土・日に当たる年を待ち焦がれていました。
そしてついに今年、18日が土曜日なのです。
とても楽しみです。
昔は、八幡宮や大船のお寺でも開かれていたそうです。
しかし、今は、
ここが鎌倉で唯一残っている歳の市とのこと。
私の実感ですが、市内に住んでいる人でさえ、
存在を知らないことが多いのではないでしょうか。
鎌倉市や観光協会も、
もっとPRに力を入れるべきなのでしょうね。
年の瀬の風物詩、
いつまでも残ってほしいものです。
カボチャと柚子で無病息災を願う冬至
2010年12月09日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
冬至の日が近づいてきました。
今年は12月22日。
1年のうちで昼が最も短く、夜が最も長くなる日です。
この日を境に、翌日からは、
だんだんと日が長くなります。
そのため人々は、大昔より、
このことを「太陽の力のよみがえり」と、とらえ、
お祝いしてきました。
よく知られていますが、クリスマスも、
もともとは冬至の祭りであったところ、
キリスト教を布教させるために、
後から、
「実はその日はイエス・キリストの誕生日である」と
されるようになったとの説が有力です。
(本当の誕生日は学問的にはまったく
わかっていないそうです)
日本では、冬至の日、
「カボチャを食べると風をひかない」などと、言われます。
一説によれば、この日、
名前に「ん」のつくものを食べると、
「運」を呼ぶと言われていたことが始まりとのこと。
カボチャも、この「ん」のつく食べ物のひとつでした。
その後、いつの間にか、
他の「ん」のつく食べ物をおしのけて、
主役に躍り出た様子です。
「ちょっとまて。カボチャに『ん』はつかないじゃないか」
と、ここで、疑問が出そうです。
ところが、
ちゃんと、カボチャにも「ん」はついているのです。
思い出してください。
カボチャの別名には「南京」(なんきん)というものがあります。
「ん」が、ついています。
しっかり二つもついています。
この南京(カボチャ)と、さらに、
「人参」「蓮根」「銀杏」「金柑」「寒天」「温飩(うどん)」は、
「ん」を二つ含むおめでたい食べ物として、
あわせて冬至七種(ななくさ)と呼ばれます。
なお、饂飩は「うんどん」と、この場合、読むようです。
(うどんの古い読み方だそう)
カボチャや冬至七種だけではありません。
冬至といえば、「柚子湯」です。
柚子湯の由来は、調べても、
どうもあまりはっきりとしてきません。
入浴で身を清める際、柚子の香りで邪気を払おう
との考えからはじまった習慣との説もあります。
「健康に良い」と言われてきましたが、
実際にそれを証明するような研究結果も
最近、出ているようです。
その内容については、
以前、このブログでも紹介したことがあります。
どうぞ、下のリンクから覗いてみてください。
アパートの解体費用、いくらかかる?
2010年12月08日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今週は、
「賃貸アパートの廃業を考えています。
土地は売らず、建物だけを解体するつもりですが、
解体費用の目安があれば教えてください」
とのご質問です。
賃貸アパートの廃業、ということですので、
建物は一般的な木造2階建てを想像すれば
よろしいでしょうか。
私が知っている木造住宅の解体費用の目安としては、
「坪あたり3~5万円くらい・・・」
と、いうものがあります。
この場合の「坪」は、いわゆる「建坪」です。
建坪とは、おおむね「建築面積」のことを指します。
単純に言うと、
建物を真上から見たときの土地への水平投影面積です。
(詳しくは外壁などの中心線で囲まれた内側部分の
水平投影面積)
但し、建築面積では、
1階より2階が広い2階建ての建物では、
2階の面積を「投影」。
しかし、「建坪」では、
そうした場合であっても、1階床面積部分を指して
言うことが多いなど、
両者の関係は若干曖昧ですので、
一応、その点はふまえておいてください。
話は戻りまして、
「解体費用」です。
上記のような数字を申し上げはしましたが、
実際、世間に言う目安は、本当に「目安」に過ぎません。
建物の解体費用は、
その建物が建てられている環境、
建物を構成している部材の種類などによって、
大きく変わってくるのです。
たとえば、周辺の道路が狭く、
解体のための重機を入れることが出来ない土地に建つ
物件の場合と、そうではない場合、
土地のすぐ隣に廃材などを運び出すトラックを置ける
スペースがある場合と、
そうでない場合、
人件費などに大きな違いが生じますので、
費用の見積り額も大きく変わってきます。
また、昨今は廃棄物の処理のための費用が
高くなってきています。
廃棄物の量によっては費用全体に大きな影響を
及ぼします。
そのため、見積り額があまりに低い場合、
「廃棄物の不法投棄などを考えているかも
しれないので、加担することにならないよう注意せよ」
そんな声も、
時折、耳にすることがあります。
以上、あまり明確なアドバイスとはならないのですが、
建物の解体費用については、
「見積りを取るまで皮算用は禁物」
そして、
「複数の会社に見積りを依頼して比較し、
作業の内容や金額の理由を尋ねて、納得を得ることが大事」
これらに尽きると言っていいでしょう。
ALSOK(綜合警備保障株式会社)社長にお会いしました
2010年12月07日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
ALSOK(綜合警備保障株式会社)の村井温(あつし)社長に
取材でお会いしました。
創業者・村井順氏のご次男でいらっしゃるのですが、
時折巷で出会う、
ちょっと頼りない2代目社長さんとはまったく違う、
筋金入りのすごい方でした。
東大法学部在学中の昭和40年に
国家公務員採用上級甲種試験(法律)に合格。
昭和41年、東大を卒業して警察庁に入庁。
その後、平成8年までの30年間、
村井温社長は、警察官僚として活躍されました。
ALSOKは、村井温社長がまだ学生だった昭和40年の創業です。
その後、創業者のあとを継いだのは、氏のご実兄でした。
温氏は、あとを継ぐことはまったく考えずに、
長年公務の道を歩んでこられたのだそうです。
しかしご実兄が病気になり、急遽、あとを継ぐことに。
平成13年に代表取締役社長となり、
平成14年、東証1部に上場。
激動の時期だったことでしょう。
ところで、ALSOKさんといえば、
女子レスリングの金メダリスト・吉田沙保里さんなどが
出演されるテレビコマーシャルでおなじみです。
村井温社長によれば、
「警備会社というと強面のイメージがありますが、
当社では親しみやすさを前面に出し、
“ダサい”けれども力強く、頼もしい、という路線を
目指しているんです」
とのこと。
その目的は十分に果たされていると感じます。
オーナーズ・スタイル編集部の女性スタッフ達にも、
ALSOKさんのCMは大人気です。
インタビューのためにオフィスを出る際、
「CMが素晴らしいと社長に伝えてください」
と、ことづけを頼まれてしまいました。
伝えたところ、
社長はとても喜んでくれました。
セキュリティのマーケットは新しい時代を迎えつつあります。
一般家庭や集合住宅向けのセキュリティシステムに関しては、
これまで、世帯年収が1000万円以上・・・などといった、
高額所得者向けのイメージがありました。
しかし、普及が進んだことによってコストの削減が
図れてきたこと、
さらに「体感治安」の悪化によって、
ニーズの裾野はますます広がりつつあります。
そんな時代によくマッチした、ALSOKさんのCM戦略とも
いえるでしょう。
ところで、体感治安とはなんでしょうか。
たとえば侵入窃盗犯は、ここ数年減っています。
これはピッキング対策用の鍵が普及したことなどによる
成果です。
しかし、一般的な感覚からは、犯罪が減っている気がしません。
その理由は、
「昔の泥棒は刃物は持っていなかったが、
今の泥棒は皆持っているから・・・」
と、いったことにあるのだそうです。
こうした不安や危機感を表すものこそが、
「体感治安」であり、
実際の犯罪件数にかかわらず、悪化を続けて
いるのだそうです。
もちろん、凶悪な犯罪がテレビなどをにぎわすことが
多いのも、その要因のひとつでしょう。
社長から色々とお話を聞いて、思ったことは2つ。
1.日本の安全は、警察と警備会社の2本柱によって
成り立っているのだと、あらためて理解。
2.これからの賃貸経営には、エコとセキュリティが必須だ
ということ。
なお、オ-ナーズ・スタイル本誌読者の皆さんには、
12月初旬にはお手元に届いている
「オーナーズ・スタイル21号」で、
村井温社長へのインタビュー記事をご覧になって
いただけます。