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防犯には近所づきあい。わかってはいても・・・?
2010年12月06日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
先週月曜日に引き続き、
不動産総合情報サイト「アットホーム」さんの発表した
調査結果、
「既婚男女の『住宅の防犯意識』」
について、お話をします。
1都3県在住の20~50代の既婚男女600名
(男性258名、女性342名)
を対象にしたアンケートで、
賃貸マンション居住者150名、賃貸アパート居住者150名が、
回答者に含まれています。
こんな設問があります。
「近所づきあいは防犯にもなると思いますか?」
圧倒的な答えが出ています。
これに「はい・YES」と答えているのは、
賃貸マンションに暮らす、
女性・・・79.3%
男性・・・82.4%
賃貸アパートに暮らす、
女性・・・78.6%
男性・・・92.4%
です。
本当に多くの人が、
「近所づきあいに防犯の効果あり」
と、考えていることがわかります。
ところが、一方、
「では、あなたは近所づきあいをしている方だと思いますか?」
と、なると、
答えはこうなります。
「はい・YES」と答えているのは、
賃貸マンションに暮らす、
女性・・・26.8%
男性・・・30.9%
賃貸アパートに暮らす、
女性・・・31.0%
男性・・・30.3%
防犯上、好ましいとはわかっていても、
多くの賃貸住宅居住者は、
やはり、近所づきあいには踏み切れずにいるのです。
気持ちはわかります。
同じ建物に住んでいるとはいえ、
多くの場合、
職業や人柄など、さっぱり判らない隣人達。
声をかけづらいのは当然でしょう。
私も横浜のあるマンションに住んでいた時、
右隣りの部屋の方とは、引っ越しの際を含めても
2年間で3回お会いしてご挨拶した程度。
左隣りの部屋の方とは、ついに一度もお会いすることが
ありませんでした。
そんなこともあってか、
管理会社の中には、
清掃作業や備品の取替えなどの際、
担当者が積極的に、
物件内やその周辺で出会う人たちに挨拶をするよう、
つとめているところもあります。
入居者の間にも挨拶が広がっていく、そのきっかけと
なるかもしれません。
たまたま挨拶した相手が、
建物に忍び込もうとしていた空き巣だった場合、
彼らは声をかけられることを大変嫌がりますから、
その後はその物件を敬遠(?)してくれるかもしれません。
物件を自主管理されているオーナーの皆さんにも、
参考になる、
小さなアクションです。
もちろん、管理会社に管理を委託している場合も、
「こんにちは。私は大家さんの○○です」
機会があれば、どんどん入居者へ挨拶して
かまわないのではないでしょうか。
「住み心地はいかがですか?」
「ええ、実は・・・」
賃貸経営に役立つ、大事な情報や意見を
聞かせてもらうことができるかもしれません。
(参考:不動産総合情報サイト at home web AT-Research
vol.009 既婚男女の「住宅の防犯意識」)
鎌倉の不動産のちょっと怖い話
2010年12月03日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
先週は、鎌倉に沢山ある古いお墓の跡である「やぐら」が、
あまり由来を気にされず、
物置などに便利に利用されていることが多い・・・
というお話をしました。
では、
こちらはどうでしょう。
ある喫茶店のママさんに聞いた話ですが、
ご近所の宅地で、
建て替えのために地面を掘ったところ、
人骨が、横たわった状態で発見されたのだそうです。
事件か・・・!
そうではありません。
調べると、骨は、何百年も前の古いものでした。
話は「事件」ではなく、「発見」に切り替わります。
さっそく発掘調査が始まり、
骨は掘り出され、丁重に弔われたのですが、
ひとつ、問題がありました。
「頭」が無いのです。
そこにあったのは、首から下の骨だけ。
隣地との境界線近くであったため、
首から上は、隣の敷地に埋まっていることがほぼ確実
だったのですが、
そちらの発掘許可を取っていなかったため、
調査はそこで終了。
土地は埋め戻されたとのことでした。
ですので、お隣の家の地面の下には、おそらく今も
誰かの頭蓋骨が埋まっていますが、
住んでいる方は、そのことを知らないそうです。
うちは大丈夫でしょうか・・・!?
鎌倉駅から徒歩15分くらいで、江ノ電由比ヶ浜の駅に着きます。
その近く、
海岸に沿って走る国道134号線沿いに、
公営の地下駐車場があります。
これを造る工事の際、地面を掘ったところ、
数千体分もの人骨が発見されました。
鎌倉時代の墓場だったと言われています。
鎌倉の中心部・旧鎌倉市内では、
土を掘ると、結構、昔の人の骨が出てくるそうです。
骨は、随分と長く、地中で腐らずに残るものなのですね。
大人に優しい、シニアに優しい東京ディズニーリゾート
2010年12月02日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
先週にひきつづき、
「東京ディズニーリゾート」のお話です。
東京ディズニーリゾートを運営する「株式会社オリエンタルランド」の
ウェブサイトに、
ゲストプロフィールというページがあります。
その中に、「年代別来園比率」のグラフがあります。
そこに面白い数字が見えています。
2009年度の
40歳以上の来園比率・・・ 17.7%
小人(入場パスポートの券種から推測すると4~11歳)
・・・ 18.1%
中高年以上の大人の来園者と、
子供の来園者の数が、
同じくらいであることを示しています。
このふたつの数字には、
実は背景があるのです。
「40歳以上」は、過去より、少しづつですが、
増え続ける傾向にあります。
一方、「小人」は、
過去4年間、少しづつ減り続けているのです。
間もなく両者は逆転するのかもしれません。
少子高齢化の影響と、一概に言っていいのかどうかは
わかりませんが、
「テーマパーク=遊園地=子供のもの」
というイメージは、
東京ディズニーリゾートにはそぐわないものとなっています。
そこで、あらためてグラフを見ると、
もっとも多い来園者の年代は、18~39歳です。
3年続けて増加中です。
今後はますます大人のファンが増えていく・・・。
そんな傾向がうかがえます。
そうしたあたりを受けてのことでしょうか、
現在、東京ディズニーリゾートは、
45歳以上を対象にした特別チケット、
「おとなの水曜日パスポート」
の販売を始めています。(2011年3月30日まで)
東京ディズニーランドか、東京ディズニーシーを利用できる
パスポート券で、水曜日に限定。
値段は通常より700円安い5100円になっています。
安いだけでなく、パーク内の店での買い物に使える
500円の割引券など、特典も付いています。
さらに、
あまり知られていないかもしれないのは、
年間パスポートでのシニア(60歳以上)への大幅割引でしょう。
たとえば、
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの両方を
1年間楽しめるという、ファン憧れの
「2パーク年間パスポート」の場合、
大人75000円のところ、
シニアは2万円も安い、55000円です。
そのほか、
「ランド」、「シー」各パーク別の年間パスポートでも
シニアには大幅割引がありますし、
通常の1デーパスポート(曜日を限らない)も、
シニアは、大人5800円のところ、5100円です。
詳しくは、東京ディズニーリゾートのサイトをご覧下さい。
↓
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/top.html
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーともに、
現在、クリスマスイルミネーションの輝く真っ盛りです。
ご訪問の際は、ぜひ防寒にお気遣いください。
年齢による割引、年齢制限のある「パスポート」を
ご利用の際は、年齢を証明する書類のご持参も、
どうぞお忘れなく。
インターネットは有効。でも人の力はさらに有効
2010年12月01日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今週は、
「以前、当ブログで、インターネットに情報発信しない
不動産屋さんでも、うまく募集・客付けをしてくれる場合が
あるという内容の記事を見ました。
その理由について、もう一度、詳しく教えてください」
というご質問です。
お尋ねの記事は、
8月20日付「鎌倉大家日記」、
「私が頼りにする『インターネットをやらない不動産屋さん』」
のことかと思われます。
入居希望者の大半がインターネットで物件探しをする現在、
私達のような賃貸住宅にかかわる情報発信をする者は、
通常は、
「入居者募集の際は、あなたの物件の情報を
きちんとインターネットに載せてくれる不動産会社を
選んでください」
と、オーナーの皆さんへおすすめします。
しかし、この回は、
「場合によってはそうともかぎらないのですよ」
というお話しをしました。
「鎌倉大家日記」(金曜日の記事)という場を借りて、
やや非公式な発信をさせていただいた次第です。
その内容は、
オーナーが入居者募集を依頼している不動産屋さんが、
「流通図面」(他社へも客付けを依頼するための募集図面
のこと)さえ、しっかりと業者間に流してくれるならば、
その会社が直接インターネットへ広告を発信していなくとも、
客付けについては心配ない場合が多い。
という、オーナーとしての私自身の体験談です。
こんな流れです。
↓
1.入居希望者は、インターネットで物件を探します。
(この場合、インターネットはパソコンからだけでなく
携帯電話からの閲覧も含みます)
2.希望条件に合う物件を見つけると、入居希望者は
不動産会社に問い合せをし、訪問します。
その不動産会社は、大抵、積極的にインターネットへ
広告を発信している会社です。
3.しかし、訪問してみると、お目当ての物件は何らかの
事情でベストなものではないことが判明。
入居希望者は、「他にいい物件はないか?」と、
その場で尋ねます。
4.不動産会社はリクエストに応えるため、自社が直接
仲介をしている他の物件を紹介します。
5.あるいは、他社から流れてきている「流通図面」から
物件を探し、紹介します。
6.結果、入居希望者が当初インターネットで見つけた
ものとは違う物件で、契約が成立します。
私の物件の場合、1~3、(4を除いて)5、6とたどる
ケースで、成約に至ることが多くなっています。
私が仲介を依頼している会社は、インターネットに広告を
発信してはいないのですが、
にもかかわらず、「インターネットを見て動いた」人が、
お客として、私の物件に「付いた」ということに
なるわけです。
一方、もちろん現場では、4で紹介された物件が成約を
勝ち取ることも多いでしょう。
4の物件は、入居希望者が問い合せの対象とは
しなかったものの、
おそらくインターネットには載せられていた物件です。
これを紹介した会社は、繰り返しますが、
「積極的にネット発信している会社」だからです。
不動産会社にとっては、現在、インターネットでの集客が
最も有効なのは事実です。
しかし、ひょっとすると、それはあくまで「集客」の時点まで。
インターネットに載っていた物件そのものでの成約には
結局至らないことも、実際には多いようです。
最近、これを裏付けてくれるような数値を
見つけました。
財団法人日本賃貸住宅管理協会の調査データです。
(民間賃貸住宅市場の実態調査 平成20年)
このデータは、国土交通省が平成21年3月に発表した
「平成20年度住宅市場動向調査 報告書」
の157ページにも掲載されていて詳細を確認することが
できます。
↓
http://www.mlit.go.jp/common/000042502.pdf
入居した住宅を見つけた方法は・・・
不動産業者で・・・約69%
が、最も多く、
インターネットで・・・約20%
を大きく上回っています。
この比率は、平成16年とほとんど変わっていません。
このことは、
「物件がインターネット上で広告されなくとも、
インターネットでの集客力をもつ不動産会社
(つまりはお客さんの沢山集まる不動産会社)
の店頭で紹介される環境さえ整っていれば、
それで十分」
と、いう事実を示しているのかもしれません。
(しかし、念のため申し上げますと、
インターネットで積極的に情報発信している
不動産会社に依頼することがやはり一番良いと思います。
私の場合は、諸事情から物件のすぐ近くの不動産会社に
仲介を依頼することを最優先させたところ、
その不動産会社がたまたまインターネットで情報発信を
していなかったので、業者間図面の配布を依頼し、
結果的にそうなった、という経緯がありました)
また、
「インターネット上では訴求力がいまひとつ。
しかし、店頭で説明されることでその魅力を
入居希望者に理解してもらえるような物件・・・」
そんな物件にとっても、
上記は心強い数字といえるのではないでしょうか。
但し、これを生かすためには、
不動産会社の営業スタッフに物件を覚えてもらい、
その良さを理解してもらうための
オーナー側の努力も必要でしょう。
たとえば、古いが大変きれいにリフォームされた物件。
残念ながら、
条件検索機能の充実したインターネット上では、
多くの場合、築年数のかさんだ老朽物件のひとつに
「仕分け」されがちです。
たとえ新築同様の仕上がりが自慢であっても、
築年数の浅い物件を求める入居希望者の目には、
ふれることすらできない場合も多いでしょう。
こんな時、ものを言うのは、
不動産会社店頭での営業スタッフの「プッシュ」です。
彼らにしっかりと営業してもらうためには、
オーナーの側にも、
自分の物件の魅力を伝える努力が求められるのです。
「入居希望者のうち、かなりの数の人がネット上ではなく、
店頭で物件を決めている」
これが事実ならば、
「オーナーにも営業力が必要、発信力が必要」
と、言えることにもなりそうです。