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部屋から見えると嬉しいもの。あの山、あのタワー
2011年01月10日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
不動産・住宅サイト「SUUMO」さんが発表している
面白い調査結果を紹介しましょう。
「東京在住者に聞いた、部屋から見えると嬉しい
スポットは?」
と、いうものです。
3位はレインボーブリッジです。
平成5年(1993)の開通ですので、再来年は20周年。
いまやすっかり東京の顔のひとつになりました。
2位は東京タワーです。
昭和33年の竣工です。
以来、東京のシンボルとしての地位はながく不動の
ものでした。
その東京タワーにとってかわるかもしれない、
新しい東京の顔が、
ご存知、東京スカイツリーです。
4位に入っています。
しかし、
この結果が発表されたのは2010年9月のこと。
調査が行われたのは昨年の夏以前のようですので、
その後もどんどん高さを増し、
話題も集まる現在、
スカイツリーは3位か2位を窺うかもしれません。
では、1位は何だと思いますか?
富士山です。
「富士山が部屋から見えるとうれしい」
と、56.8%の人が答えています。
2位東京タワーの35.5%を大きく引き離しての
圧倒的な1位です。
東京都内に聳えているわけでもないのですが、
富士山の見える風景は、
遠い時代から変わらず、
この街に暮らす人に深く愛されているようです。
さて、以上を紹介したのには理由があります。
これらの人気スポットに限らず、
皆さんのアパート・マンションの部屋からの眺望が
比較的良い場合、
皆さんは、
仲介会社へそのことを伝えたり、
流通図面に盛り込んでもらったり、
しっかりとアピールのうえ、
入居者募集に臨んでいらっしゃいますか?
話題のスポットばかりではありません。
たとえば、
今回のSUUMOさんの調査結果では、
5位に「東京湾」
6位に「新宿御苑」
が、ランクインしています。
東京湾は「水辺の風景」への人気、
新宿御苑は「緑のある景色」への人気と考えれば、
オーナーさん自身、意外に気付いていらっしゃらない
魅力が、
ご自身の物件に発見できることも
あるかもしれません。
8位以下には、お台場など、ビルを中心とした
賑やかな風景が並んでいますが、
これらには「夜景」への支持も混じっていると
考えていいのではないでしょうか。
単に空が広く見えるだけでも充分に魅力です。
緑が近くに見えるなら、
それも必ずアピールすべきです。
(参考:不動産・住宅サイト「SUUMO」
「東京在住者に聞いた、
部屋から見えると嬉しいスポットは?」)
1月15日は鶴岡八幡宮で「左義長」を楽しむ
2011年01月07日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
左義長(さぎちょう)をご存知ですか。
一般には、トンド焼き、ドンドン焼きなどと呼ばれる
民間行事です。
鎌倉の鶴岡八幡宮では、毎年1月15日の午前7時に、
源平池のほとりで神事として行われます。
今年の1月15日は土曜日なので、
私はいつもより少し早起きして、見に行く予定です。
以前、15日は成人の日で、休日でした。
しかし、15日でなくなってからは、
平日に当たる場合が多くなったこともあり、
私は一度も八幡宮の左義長を見たことがないのです。
ですので、とても楽しみです。
左義長では、お正月の注連飾りや門松、
古いお札(ふだ)などが
積み上げられ、
「浄火」で「お焚きあげ」されます。
元々は、正月に立てた門松を焼いて、
これを「送り火」とするための習慣だったといわれています。
誰を送るのでしょうか。
それは神様です。
正月、我々の元へ幸福をもたらすために訪れる神様は、
門松を目標にして、各々の家にやってくるとのこと。
その神様を小正月(旧暦1月15日)に、
送り返す際、
焚く送り火が、左義長の習慣になったとの説が有力です。
神様は、「歳神様」といわれるものだったり、
ご先祖様だったり、
道祖神だったりと、
その解釈は、地方ごとに多様なようです。
この左義長の浄火で、
餅や団子を焼いて食べ、無病息災を願ったり、
火に暖まることで健康や若返りを祈ったり、
書き初めを焼いて、
字が上手くなることを願ったり、
あるいはその灰の舞い上る高さを見て、上達を占ったりと、
先人達は様々な想いや願いを
この行事に込めてきたようです。
燃えさしの松の木片を家の虫除けとする風習も
昔はあったそうです。
以前は日本中で行われていたこの左義長ですが、
今はだんだん少なくなっています。
鎌倉でも、もう数箇所でしか行われないようです。
ちなみに、鶴岡八幡宮以外では、
大町の八雲神社のものがとても有名です。
地元の人々が集まり、盛り上がります。
ほかには、材木座の五所神社、
二階堂の鎌倉宮といったところでしょうか。
ご興味があれば、鎌倉市観光協会のサイトで、
行事案内を探してみてください。
↓
http://www.kcn-net.org/kamakura/
もしも掲載が無ければ、協会へお電話で尋ねられると
いいでしょう。
(電話番号は上記サイトに掲載されています)
わりと最近、
大船あたりのどこかで、
火事の心配があるからとの理由で、
中止になってしまったという話も聞きました。
季節の風物詩、
なるべく永く残ってほしいものです。
富士山が東京へ帰ってきた?
2011年01月06日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
富士山が東京から見える日数が、
次第に増える傾向にあることを
ご存知でしょうか。
東京からの富士山は、
空気が乾燥し、
季節風が空気中のチリやホコリを吹き飛ばしてくれるような、
いわゆる「冬晴れ」の日に、
よく見えます。
東京都環境局の資料によれば、
真冬の1月、
「東京から富士山の見えた月別日数」は、
平成22年で、21回。
平成7年以降、20回を超えるのは6度目。
また、平成5年以降、
10回を下回った年は1度もありません。
しかし、過去は、
様子が異なります。
昭和47年から平成4年まで、
最高は18回(昭和49年)。
20回を超えたことは一度も無く、
代わりに8度、
10回を下回る年が発生しています。
いわゆる公害・大気汚染が真っ盛りの時代も
遠く過ぎたということでしょうか。
東京の空は、
次第にきれいになってきている様子です。
但し、以上を読んで、
「観測地点はどこ?」と、気になられた方も
いらっしゃると思います。
実は、上の数字は、
平成5年以降が、新宿にある新都庁舎の高層階からの
観測によるもの。
それより前のデータは、
「気象庁ビル・地上35.8メートル」から
と、いう内訳になっています。
「すると、両者の位置や高さの違いが、何か数字の変化の
要因になっているのでは・・・?」
そんな疑問も持ち上がりそうです。
しかし、
実際に、富士山は、
年ごとに、
東京からも見えやすくなっているようです。
報道によると、
東京・武蔵野市の成蹊中学・高校では、
1963年から毎朝、富士山を観測しているそうですが、
その間、見えた日数としては、
1965年の年間22日が最低。
その後、増え始め、
99年には100日を突破。
2009年は101日を記録しているそうです。
家賃の減額交渉を持ちかけられたとき、思い出したいこと
2011年01月05日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今週は、
「契約更新を迎えた入居者から、賃料を減額してほしいと
言われました。
安くならないのなら退去したいとのこと。
これまで空室は比較的早期に埋まってきた私の物件ですが、
取り巻く環境が厳しくなる中、
多少減額しても住み続けて貰った方がいいのか、
悩んでいます」
との声です。
とても難しいお悩みです。
物件は、単身者向きのアパートなどでしょうか。
築年数はいかがでしょう。
基本的には、物件を取り巻く周辺環境、
地域のマーケットニーズなども詳しく見たうえで、
物件自体の魅力、競合との競争力を加味して、
判断しなければなりません。
私からは、
やや参考になりそうな、あるデータを紹介させていただきます。
昨年、総務省が発表した2009年の
「住民基本台帳人口移動報告」
です。
これを見ると、
2009年の都道府県間移動者数は246万9579人。
移動率は1.96%。
14年連続で低下し、過去最低となっています。
なお、
移動者数での過去最高は、
昭和46年の約426万人でした。
転勤、進学・・・
さまざまな理由で人が「移動」することが、少なくなっている。
そのことが、
はっきりと数値に表れています。
都道府県別に見てみましょう。
転入・転出の状況をみると、
転入が超過となったのは10の都県。
東京の転入超過率0.45%が最も高いのですが、
実は前年0.66%に比べると、
0.21ポイントのマイナス。割合としては大幅な低下です。
2位の千葉県、4位の神奈川県も
同様に前年の数値を下回っており、
1都3県では、
3位の埼玉県のみが、若干、前年からの伸びを
示しました。
埼玉の数値は、お隣東京からの転入者が多いことが
その大きな要因となっているようです。
東京周辺へ向かう移動の集中はまだ続いてはいる
わけですが、
今後、さらなる鈍化の可能性も
窺えなくはありません。
さて、以上を鑑みますと、
転勤の単身者、
学生など、
これまで「地方からの転入者が入居者としてとても多かった」
という物件などは、
今後、ますます気持ちを引き締めてかかる
必要があるでしょう。
賃料を多少減額しても、住み続けてもらい、
長期空室のリスクを避ける。
この選択肢が、ますます重みを増すものとなって
きています。
みなさんの賃貸経営が成功する1年になりますように
2011年01月04日あけましておめでとうございます。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
本年もよろしくお願いいたします。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
オーナーズ・スタイル編集部には、
毎号たくさんのアンケート・ハガキが
読者のみなさんから送られてきます。
毎号、色々な質問をさせていただいていますが、
わりと最近の号で、
インターネットの利用頻度についてお尋ねしました。
アンケートを集計してみると、
半数近くの方が、インターネットを週1~2回以上の頻度で
利用されていることがわかりました。
実は4年ほど前にも同じ質問をさせていただいたのですが、
その時は週1~2回以上の方は、2割以下でした。
この4年間の間に、ずいぶんと状況が変わったと言えます。
賃貸経営の成功のためには情報収集が重要ですが、
言うまでもなく、
インターネットはそれに大いに役立つツールです。
ですからオーナーさんのインターネット利用率が
高まっていることは、
とても良いことだと思います。
一方で入居者は、すでに約8割がインターネットで
部屋探しをしています。
この差をもっと縮めなければなりません。
オーナーさんも入居者になったつもりで、
インターネットで部屋探しをしてみれば、
自分の物件を客観的に見ることができますし、
物件情報がちゃんと入居者にアピールできているかを
ご自身でチェックすることができます。
周辺の家賃相場や競合物件の状況も簡単に把握できます。
オーナーさんには、インターネットをもっと多く
活用していただければと思います。
オーナーズ・スタイルでは、
そういった状況も踏まえて、
遅ればせながら今年、インターネットでの情報発信を
強化していこうと考えています。
昨年後半からホームページを徐々にリニューアル
しているのはそのためでもあります。
そして、これまで以上にオーナーさんのお役に立てる
1年にしたいと、
オーナーズ・スタイルは考えています。
話は変わりますが、昨年の暮れ、本誌によくご登場いただく
社団法人東京共同住宅協会の谷崎会長に
お話を伺いました。
こんなことをおっしゃっていました。
「賃貸経営を取り巻く環境は厳しいが、
他の資産活用に比べればまだまだ安定度が高い」
「賃貸住宅の経営には成功の法則がある。
それに則って経営を行えば、必ず成功する」
とても力強いお言葉です。
私も同感です。
これまでよりは大変ですが、
常にたくさんの情報を収集して、
常により良い選択を行っていけば、
賃貸経営は成功し続けることができる事業だと思います。
さらにこんなこともおっしゃっていました。
「努力するオーナーさんと、そうでないオーナーさんとの差が、
これからは、さらに開いていく」
これも同感です。
私も努力しないといけません。
がんばりましょう。
私は今日から仕事初めです。
今から初詣に行って、
読者のみなさんの賃貸経営が成功する1年になるよう、
神様に、しっかりと祈願してきます。