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家賃の減額交渉を持ちかけられたとき、思い出したいこと
2011年01月05日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今週は、
「契約更新を迎えた入居者から、賃料を減額してほしいと
言われました。
安くならないのなら退去したいとのこと。
これまで空室は比較的早期に埋まってきた私の物件ですが、
取り巻く環境が厳しくなる中、
多少減額しても住み続けて貰った方がいいのか、
悩んでいます」
との声です。
とても難しいお悩みです。
物件は、単身者向きのアパートなどでしょうか。
築年数はいかがでしょう。
基本的には、物件を取り巻く周辺環境、
地域のマーケットニーズなども詳しく見たうえで、
物件自体の魅力、競合との競争力を加味して、
判断しなければなりません。
私からは、
やや参考になりそうな、あるデータを紹介させていただきます。
昨年、総務省が発表した2009年の
「住民基本台帳人口移動報告」
です。
これを見ると、
2009年の都道府県間移動者数は246万9579人。
移動率は1.96%。
14年連続で低下し、過去最低となっています。
なお、
移動者数での過去最高は、
昭和46年の約426万人でした。
転勤、進学・・・
さまざまな理由で人が「移動」することが、少なくなっている。
そのことが、
はっきりと数値に表れています。
都道府県別に見てみましょう。
転入・転出の状況をみると、
転入が超過となったのは10の都県。
東京の転入超過率0.45%が最も高いのですが、
実は前年0.66%に比べると、
0.21ポイントのマイナス。割合としては大幅な低下です。
2位の千葉県、4位の神奈川県も
同様に前年の数値を下回っており、
1都3県では、
3位の埼玉県のみが、若干、前年からの伸びを
示しました。
埼玉の数値は、お隣東京からの転入者が多いことが
その大きな要因となっているようです。
東京周辺へ向かう移動の集中はまだ続いてはいる
わけですが、
今後、さらなる鈍化の可能性も
窺えなくはありません。
さて、以上を鑑みますと、
転勤の単身者、
学生など、
これまで「地方からの転入者が入居者としてとても多かった」
という物件などは、
今後、ますます気持ちを引き締めてかかる
必要があるでしょう。
賃料を多少減額しても、住み続けてもらい、
長期空室のリスクを避ける。
この選択肢が、ますます重みを増すものとなって
きています。
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