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鎌倉のユニークな不動産・トンネルを抜けないと辿り着けない!
2011年01月28日こんにちは。
オーナーズ・スタイル編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
私は鎌倉の街が大好きです。
鎌倉にある、鎌倉らしい家も大好きです。
以前、このブログで、
江ノ電の線路の上を歩かないと辿り着けない家が、
鎌倉には何軒もあることについて書きました。
やや似た話です。
今回は、「トンネル」です。
岩をくりぬいた小さなトンネルを抜けないと辿り着けない家が、
鎌倉にはいくつもあるのです。
岩は、砂岩の一種で、
鎌倉地方に多い、「鎌倉石」と呼ばれるものです。
比較的、柔らかな岩です。
「凝灰質砂岩」といわれるものの一種なのだそう。
それをくり抜いたトンネルが、
鎌倉にはいくつか見られます。
大きなものでは釈迦堂の切り通しが有名です。
よく写真が本などに載っています。
ここは落石の危険があるため通行禁止ですが、
迫力ある風景を見に行くことは可能です。
そして、鎌倉には、
もっと小さな、これと似たトンネルが、
ほかにもいくつかあるのです。
皆さんが一番見つけやすいのは、
北鎌倉駅の下り線のホーム中ほどの外側にあるトンネルです。
おそらく手掘りですが、
鎌倉時代からあったのかどうかは不明です。
多分、もっと新しいのでは。
中は狭く、トラックは通れませんので、
家を建てるなど、工事の際は大変そうです。
さらには消防活動にも支障があるかもしれません。
こうしたトンネルの向こうに家があるとなると、
不便で、
なおかつ、安全・安心な暮らしとはならない可能性が
高そうです。
しかし、
まるで異界へつづく入り口のような、
別世界との間にある扉のような、
不思議でおしゃれな風景です。
ちなみに、
有名な解剖学者で、
鎌倉生まれ鎌倉育ちでもある養老孟司さんのご自宅があるのも、
こんなトンネルの向こう側の
隠れ里のような谷戸(やと)の中です。
ところで、不便といえば、
トンネルだけではありません。
ほかにも、
車が入れない細い坂道の上、
あるいは、階段を延々とのぼったところにある家などが、
鎌倉には何軒もあります。
これらの家々は、
どれも周囲に特別な静けさが漂っていて、
私にはとても魅力的に感じられます。
「住もうか」と、
迷ったことが、過去に何度もありました。
ところで、
こうした一部の鎌倉の家が持つ、「不便」な魅力。
不動産価格には、
どう影響するのでしょうか。
私のように、
「好きな人はとても好き」
ですので、
実は結構高値がつくのかもしれません。
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