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入居希望者の部屋探しの行動パターンを知る(2)
2011年01月19日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今日は、先週水曜日にひきつづき、
入居希望者の部屋探しの行動パターンについてのお話です。
前回は、
現在の入居希望者が、
どんなプロセスをたどって目当ての物件を
絞り込んでいくか?
そこまでをお話ししました。
今回は、その後を追ってみます。
●6割の人が2店舗しか回らない
インターネットで情報を十分に手に入れ、
物件を絞り込んだ入居希望者。
不明点などは不動産会社とメールでやり取りし、
概ね解消した上で、
いよいよ、不動産会社を訪問します。
そんな状態ですから、店頭で物件の詳細を確認しても、
事前に得ている情報と大きくズレることがありません。
そのため、
4割もの人が、なんと1店舗しか訪問しません。
そして2割の人が、2店舗まで訪問します。
つまり6割くらいの人が、1~2店舗しか回らないのです。
駅前の不動産屋さんを次々ハシゴする・・・
といったような探し方は、
今はもう、ほとんど見られません。
●地元の物件情報をたくさん発信している会社を選ぶ
これは昔も今も変わりません。
入居希望者は、
希望するエリアの情報をより多く持っている会社こそが、
良い会社だと思っています。
その地域の物件情報を
インターネットでより多く発信している会社が、
その地域に強い会社だと判断します。
また、彼らは、
担当者が親切で礼儀正しい会社が、良い会社だと
考えています。
借り手市場ということもあって、
ゴリ押しするような営業をとても嫌がります。
ひと昔前によく見られた、勢い優先の「営業力」とは異なった、
親切できめ細かな対応が、求められています。
●店頭で紹介された物件で決める人が半数を占める
これは意外と知られていないことです。
これまでに述べたように、
インターネットでしっかりと物件を絞り込んでいたとしても、
そのままスムースに、
入居希望者がその物件を選ぶとは限らないのです。
実際には、
訪問した不動産会社の店頭で、
担当者に紹介された別の物件で契約をするケースが、
全体の約半数にのぼります。
写真での印象と実際が異なっていたという場合もあるでしょうし、
インターネットで絞り込んだあと、
訪問するまでの間に、
希望の物件が成約となってしまったというケースもあるでしょう。
インターネット上では見落としていた、
ほかの物件を店で発見する場合もあるでしょうし、
不動産会社の営業担当者が、
おすすめの物件を熱心にセールスし、
それが功を奏したといった場合もあるでしょう。
不動産会社の店頭で入居希望者が目にする
チラシや流通図面においては、
物件の魅力やアピールポイントがしっかりと
盛り込まれながらも、
一方、
ひと目で、それらをすぐに理解できることが大切です。
ひと昔前の「物件概要と間取図だけ」といったものは、
情報不足と見られ、好まれません。
デザインにも気をつかいたいところです。
たとえば女性向けの物件であれば、
女性向けらしいデザインのものが好まれます。
最近は丁寧に作り込まれたカラーのものが増えています。
ちなみに近頃は、
不動産会社のパソコンに取り込まれている室内写真の
閲覧を店頭で希望する人もいるそうです。
●6割の人が3物件しか見ない
先ほど触れた、訪問する不動産会社の数と同様です。
事前に十分な情報を得ているがゆえに、
入居希望者が実際に見に行く物件の数は、
次第に少なくなる傾向にあります。
6割の人が、3物件しか見ません。
半数以上の人が、わずか3つを実見した中で、
部屋を決めてしまいます。
●入居者はオーナーの心と顔が見える物件を好む
入居希望者が物件を内見する際、部屋がきちんと
清掃されていたり、
スリッパが用意されていたりすることは、
今や当然のことです。
オーナーからのメッセージカードが置かれていたり、
設備の機能などを説明するポップが掲示されていたりすると、
好感度が高まります。
部屋の片隅に置かれた感じのいい小物、
季節感のあるオブジェといった演出も効果的です。
これらによって、おもてなしの気持ち、
また、オーナー自身が自分の物件をとても大切に
していることが、
入居希望者へ伝わります。
そうしたオーナーの心が伝わることで、
「これならば入居後の管理も安心できそう」
と、入居希望者は判断するようです。
以上、
インターネットや写真など、
便利なシステムを効果的に活用することが欠かせない
現在の入居者募集ですが、
最終的には、
人の心と心のつながりが幸福な出会いを生むことには、
間違いがないようです。
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