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知ると、「へえ!びっくり!」 LED照明の仕組み その1
2011年03月31日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
今日は話題の「LED」についてお話ししましょう。
薄型テレビのTVコマーシャルからは、
最近、「LED」が、
頻繁に聞こえてきます。
液晶画面の背面から光をあてる「バックライト」に、
LEDが使われることが多くなっているためです。
従来使われてきた蛍光管に勝るメリットが、
LEDには色々とあるからなのですが、
詳しい説明は割愛しておきます。
また、ご存知のとおり、
いま、賃貸住宅オーナーさんにもLEDは注目されています。
消費電力が少なく、長寿命、
など、
多様なメリットをもつ「LED照明器具」を
賃貸住宅の共用部分などに導入するオーナーさんが
増えてきているようです。
さて、このLEDですが、もちろん略称です。
正しくは「Light Emitting Diode」といいます。
「発光ダイオード」のことです。
と、いえば・・・
このことをすでにご存知だった方も多い一方、
「え!昔からよく耳にした
あの発光ダイオードのことだったの?」
と、あらためて驚かれる方も、
いらっしゃるかもしれません。
白熱電球や蛍光灯同様、電力によって光を放つ
発光ダイオードは、
1970年代にはすでに実用化されていました。
結構昔からあった、電気部品のひとつです。
しかし、
さまざまな場所で、さまざまなものを照らす
一般的な照明器具としても
普及し出したのは、
ご存知のとおり、つい最近です。
その重要なカギは、
発光ダイオードの光の色にありました。
1993年、
青色で光る実用的な製品が開発されるまで、
発光ダイオードでは、
一般的な照明に広くもちいることができるような、
白い光が得られなかったのです。
ところが、
「青」の開発によって、「白」を得られる道がひらけました。
青色発光ダイオードと「蛍光体」というものを
組み合わせることによって、
白い光を生み出す技術が開発されたのです。
1996年にはこれが照明用として実用化され、
その後、
LED照明において白い光を出す方式の主流となりました。
それが、
現在の急速な普及につながっています。
その後、発光ダイオードで白い光を得る別の方法も
開発されています。
「光の三原色」という言葉をご存知の方は
たくさんいらっしゃることと思います。
青色発光ダイオードの開発に続いて、
その後、
「緑」も開発されました。
これに従来からあった「赤」を加え、
「赤、青、緑」の光の三原色が揃ったのです。
この三色の光を混ぜ合わせることでも、
「白」を得られるようになったのです。
また、白だけでなく、
この方法では、
三原色それぞれの光量を調節することで、
好きな色を作り出せます。
但し、
この「三原色混合方式」、ある難しい理由が原因で、
照らされたものの色の見え方が
不自然になってしまうことがあるのです。
そのため、
一般的な照明以外の用途に用いられることが
多くなっています。
さて、今週はここまで。
来週は、発光ダイオード・LEDが、
なぜ光るのか?
その原理についてお話しします。
原理を知ると、「びっくり」。
いまをときめく、LEDと太陽光発電の意外な関連性が、
ひもとかれます。
入居者に愛される賃貸住宅 植栽というひとつのヒント
2011年03月30日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今週は、
「賃貸経営を始めたいが、近所のアパートでは、
ゴミの収集日を無視する、共用部分に物を捨てるなど、
入居者の生活マナーの悪さに悩まされているそう・・・。
入居者に愛され、大事にしてもらえる賃貸住宅の
秘訣を知りたい」
との声です。
これから賃貸経営を始めたい、ということですので、
確実な効果に結びつくかどうかはわかりませんが、
マナーの悪い入居者に悩む前に、
そうした入居者が集まりにくい賃貸住宅にする!
ことをめざしてはいかがでしょうか。
そのひとつとして今日おすすめしたいのが
植栽です。
樹木や草花を賃貸住宅の周りに植えるのです。
樹木や草花の名前を書いた名札を立て、
彼らがそこで生きていることを
入居者の皆さんに知らせてください。
しっかり「生きて」もらうため、
樹木はなるべく在来種など、
地域の気候風土に馴染んだものを選ぶのが
よいでしょう。
緑に囲まれた暮らしは入居者の心を癒します。
樹木や草花を愛し、
緑を大切にする心をもった入居者が、
自然と集まるようになるでしょう。
植えっぱなしはいけません。
ちゃんと手入れをしましょう。
できればオーナー自ら。
手入れするオーナーさんの姿を見れば、
「このアパート・マンションを大事にして
おられるのだな・・・」
「私達の生活を見守ってくれているんだな・・・」
入居者の多くはそう感じてくれるはずです。
夜はライトアップができるようにし、
通勤帰りの入居者を
優しい風景で迎えてあげるのもいいかもしれません。
共用部分を汚したり、
ゴミ出しルールを破ったりなど、
彼らは決してしなくなるはずです。
手間はかかりますが、葉の落ちる「落葉樹」を
建物の南側に植え、
夏は緑の葉で日差しと暑さを遮ってもらい、
冬は葉を落とすことで光と暖かさを導いてもらう、
そんな利用の仕方もあります。
また、実のなる木も悪くありません。
収穫をオーナーさんと入居者の皆さんとで分け合う
というのも、
とても楽しそうです。
花、紅葉、果実。
そんな季節のうつろいをきっかけに、
入居者の間に挨拶が生まれ、
会話が生まれ、
やがてはゆるやかなコミュニティが培われていく・・・。
そんな例が、いくつもあります。
コミュニティはマナーを生み出します。
コミュニティが存在する場所では、
人は、他人から見られて恥ずかしいことは
しなくなるものです。
木や草花は、
人と人とを結びつけ、
コミュニティを創り出すきっかけになりやすい、
もっとも有力な「仕掛け」のひとつです。
敷地延長のある、いわゆる「旗竿地」の奥に
物件が建つ場合など、
よいチャンスといえるでしょう。
道路から建物までの通路の脇が、
格好の植栽スペースになります。
入居者誰もが、
自宅への出入りのたび、
そこにある木や、草や、花々を眺めます。
皆が季節とともに、
共通の体験を重ねることになるわけです。
あなたの賃貸住宅に
木や草花を植えるスペースはありますか?
剪定や除草、肥料や水やりなどの手間が発生しますが、
それを楽しむことが出来ますか?
「スペースはある」
「庭いじりならよろこんで!」
そんなオーナーさんは、
ぜひ、検討されてみてはいかがでしょうか。
被災地からの吉報を待つオーナーさんと管理会社さん
2011年03月29日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
賃貸経営のオンシーズンです。
入居や退去の多い時期です。
しかし、そんな中、大地震が発生しました。
私達の身のまわりでも、
あちこちに影響が出ています。
たとえば、
入居者が退去したあとの原状回復工事が、
少なくとも地震後の1週間は、
スムーズに進んでいませんでした。
いまも一部では続いているかもしれません。
ガソリン不足で人が動けないことや、
物流が機能せず、資材が届かないことなどが原因です。
原状回復ができないと、
その物件に入居できない人が現れます。
その人の住まいが賃貸住宅である場合、
退去できなくなるので、
その物件に入居する予定の人もやはり動けなくなります。
玉突きのような連鎖です。一部で起きているそうです。
こんな事例もあります。
原状回復が完了し、新たな入居者も引越しの準備が完了。
ところが、
引越し屋さんが動けない・・・。
また、
東北地方から、進学や就職のために
この春上京予定だった人が、
東京で賃貸住宅を探し、申し込みを入れたのち、
一旦帰郷。
しかし、
その際、不幸にも被災してしまったのか、
その後は正式契約の時期が来ても一向に本人と
連絡が取れない・・・。
そんなことも起きています。
オーナーさんや管理会社さんとしては、
事情が事情なので、出来る限り連絡を待って、
部屋をとっておいてあげたいとしていますが、
「いつまで待つべきなのか・・・」
と、とてもお悩みのようでした。
本当に胸の苦しくなるお話です。
早く連絡がついて、
その方が元気に上京し、
晴れて未来への一歩を踏み出せることを
心より願ってやみません。
被災者の今後の住まいに強い心配と関心を寄せています
2011年03月28日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
震災発生から2週間と少しが過ぎました。
被害に遭われた方へ、
心よりお見舞い申し上げます。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
今日は、
震災復興をめざす私達が共に携えたい情報として、
以下をお話ししたいと思います。
私は、仕事柄、
避難所での生活を強いられている方々の
今後の住まいの問題に、
強い心配と関心を寄せています。
被災者への応援のため、
賃貸住宅オーナーならではの、
何かできることがあるのではないか?
と、考え続けています。
国や自治体などの努力で、
仮設住宅の建設や、公営住宅の提供、
あるいはホテルなど施設の利用が
すでに始まっています。
今後の復興や、復興までの支援を考えると、
被災者の皆さんは、
なるべく元住まれていた地域ごとにまとまって、
さらには被災地(地元)にできるだけ近い場所で、
避難生活を送られた方が、
のちのち好都合な場合が多いことでしょう。
ですが、
被災地の近隣に仮設住宅を建て、設備を整え、
家を失った方々を受け入れるには、
ある程度時間がかかります。
相当な用地も必要です。
また、
被災地に近いところにある公営住宅の空きを求めても、
その数には限りがあるはずです。
もちろん地元の近くに住みたくても
住めない状況の地域もあるでしょう。
一方で、
幸か不幸か、いま、賃貸住宅が日本中で余っています。
公営住宅にも空室は多いはずですが、
民家の賃貸住宅であれば、
立地の良い場所にもたくさん空室があります。
これを上手に利用する手も、きっとあるでしょう。
不動産仲介を行う大手フランチャイズが、
被災者を対象に、
2ヶ月間をフリーレント(家賃なし)とし、
総額10万円程度の生活用具を無料で揃えたアパートを
提供しようとする動きがあります。
1ヶ月分の仲介手数料は必要なのだそうですが、
民間として出来ることを素早く行うという意味では、
大変素晴らしいことだと思います。
一般のオーナーさんも動いています。
家を失って避難所生活を強いられている方々に対し、
所有する物件の部屋を一時的に、
無償で提供しようとする動きが、
一部であるようです。
こちらも素晴らしいことだと思います。
しかしながら、
財産を失い、場合によっては仕事まで失った方を
十分な入居審査のできない状態で、
いち個人のオーナーさんが受け入れるのは、
現実として大変なことです。
お金と気持ちによほどの余裕をお持ちの
オーナーさんでなければ、
そう簡単にはできないことでしょう。
それでも、
「今は非常時。困っている人がいるなら少しでも力になりたい」
そんな風に力強く思っているオーナーさんが、
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
親族や知人が首都圏にいて、首都圏のアパートに身を寄せたい
という被災者の方も、いらっしゃることでしょう。
「だが個人で動くことにはやはり躊躇してしまう。
何かいい方法がないものか・・・」
そう考えるオーナーさんも多いと思います。
首都圏の自治体が、民間の賃貸住宅の空き情報を、
管理会社などを経由して調査しているようで、
国も含めて様々な動きがあります。
いま、皆が知恵を出し合っています。
きっと皆さんにも、
何か出来ることが、これから生まれてくるはずです。
人が生きていく上で、最低限必要となるのが衣・食・住。
そのひとつである「住」。
人に住まいを提供する仕事の大切さ、そして重さを感じます。
これまであたりまえだったことが、とてもありがたいと感じます
2011年03月25日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
大地震からの1週間は
鎌倉への観光客は激減しました。
東日本のどの観光地もそうだろうと思います。
観光客相手の飲食店などの売上も激減。
たいへんな思いをしています。
地元の知人たちは、
地元の知り合いのやっているお店に行って、
お金を落とすように気を配っていました。
私の働く銀座でも、
地震後の1週間は夜の居酒屋さんはかなり空いていました。
出社せずに自宅待機となっている人が多かったことや、
交通機関の心配もありましたが、
やはり、被災地のことを考えると
「飲む気になれない」
という方が、多かったことでしょう。
これはきっと首都圏中で起きていた現象なのでしょう。
被災地の報道に接すれば、
観光したり、
余暇を楽しんだり、
おいしいものを食べたり、飲んだり、
そういう気分にはなれないものです。
つい自粛をしがちです。
それが人情です。
しかし、その自粛によって、
経済的に困ってしまう人たちもいるのです。
「義援金を寄付したのでその分を節約」
という方もいるでしょう。
しかし、自粛が続けば、
日本経済全体が沈んでしまいます。
被害に遭わなかった人は、これまで通りに消費することも、
日本を立ちあがらせるためには必要なことなのですね。
ちなみに、
停電が飲食店をいっそう苦しめています。
停電中はお店を開けませんし、
仕込みの時間がぶつかる場合は、
ろうそくの火を頼りに、仕事をしているという
お店もあります。
電車が走っていること。
部屋に灯りがついていること。
あたたかいご飯が食べられること。
そして帰れる家があること。
これまであたりまえだったことが、
とてもありがたいと感じる、
今日この頃です。