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オーナーズ・スタイル読者の皆さんの相続税対策(1)
2011年04月27日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今週は、
「他のオーナーさん達は、どんな相続対策をやっているのか、
参考までに教えてください」
との声です。
現在、まだ集計の途中で、確定したものではないのですが、
お尋ねへの回答としてぴったりなアンケート結果が
手元にありますので、
紹介させていただきます。
2月に、
東京23区内の読者へお尋ねしたアンケートの結果です。
仮集計の時点で、
約80名の方に、ご回答をいただいています。
まず、
回答されたオーナーさん達は、
相続税がかかる人なのかどうかをお聞きしました。
「次に相続が発生した際に、相続税がかかるか否か、
知っていますか?」
・知っている。相続税がかかる 約6割
・次回、相続税の制度が改正されるとかかる可能性がある
(昨年末の税制改正大綱の通りの制度改正がなされた場合)
約1.5割
・知っている。相続税はかからない 約2割
・わからない(計算していない) 約0.5割
今の時点で相続税のかかる人と、
税制改正によって相続税がかかることとなる人を合計すると、
約8割となります。
一方、かからない人は約2割です。
もっと少ないと思っていました。
すでにしっかりとした対策を取られている方が多いという
ことのようです。
また、
ご質問くださった方も多分同様かと思いますが、
オーナーズ・スタイル読者の皆さんのほとんど、約9.5割の方が、
ご自分に相続(または被相続)が発生した際、
「相続税がかかるか、かからないか」
あるいは、
「制度改正によってかかる可能性が生じるか、生じないか」
について、しっかりとご存知です。
相続に関して、オーナーズ・スタイルの読者の皆さんは、
とても高い意識をお持ちのようです。
では、皆さんは具体的にどんな対策を取られて
いるのでしょうか。
その前に、相続対策には、
大きくわけて三つの目的があると言われます。
1.争族を避ける(相続をめぐる親族の争いを回避する)
2.税金を減らす
3.納税資金を準備する
今週は、この中から、
「争族」対策に関連するアンケート結果をご紹介します。
「誰に相談しているのか、誰と話し合いしているのか」
を皆さんに尋ねたところ、
親子(相続人と被相続人)での話し合いをされている方が
一番多く、
「すでに話し合っている」方が 約3割
「今後検討したい」が 約5割
合わせると、
約8割となっています。
相続対策を考える際、親子間の話し合いは最も重要ですが、
親(もしくは本人)の死に関連する話題です。
大変微妙で話しにくいのも事実です。
それでも、
すでに3割の方が「話し合っている」とのこと。
これはとても高い数字のように感じました。
一方、
兄弟(相続人同士)での話し合いは、
「すでに話し合っている」方が 約2割
「今後検討したい」が 約3割
合わせても約5割に留まっています。
忌憚無く色々な話し合いがしやすそうに見える
兄弟(相続人同士)の間柄ですが、
話が相続のこととなると、
互いに財産をめぐる競合関係に立つことにもなるわけです。
その微妙さが窺える数字です。
ちなみに「友人・知人に相談」となると、
「すでに話し合っている」方が 約1割
「今後検討したい」が 約1割
と、少な目です。
親しい人であっても、個人の財産について
他人に相談をもちかけるのは、
やはり難しいことである様子です。
以上のとおり、
微妙なところでの困難、切り出しにくさなどを
感じていらっしゃる方が少なくないようにも思えますが、
やはり、
悲しい「争族」は、ぜひ回避したいところです。
親子間、兄弟間で、
相続についてしっかりと話し合うことは、
必要かつ不可欠です。
では、今週はここまで。
来週も、このアンケートにかかわるお話を
続けることにしましょう。
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