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東日本大震災の被災者支援サイトに協力しています
2011年05月31日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
今週は三つのお知らせです。
■まずひとつ目。
「被災者支援サイトに協力しています」
以前もこのブログに書かせていただきましたが、
オーナーズ・スタイル社は、
東日本大震災の被災者の方に「仮り住まい」を
無料で提供するためのマッチングサイト、
「仮り住まいの輪」に、
微力ながら協力させてもらっています。
具体的には、
オーナーズ・スタイルの誌面の中で、
この「仮り住まいの輪」を
読者である賃貸住宅オーナーにご紹介し、
空室の無料提供を呼びかけています。
↓
<借り住まいの輪 掲載誌面 PDFファイル>
誌面だけでなく、チラシも制作して、
3万500部のすべてに同梱させていただきました。
さらに、
インターネットが苦手という皆さんのために、
物件情報の入力も
代行させていただくことにしています。
↓
<借り住まいの輪 チラシ表 PDFファイル> < チラシ裏 PDFファイル>
■二つ目です。
「本誌次号で災害対策特集を予定しています」
オーナーズ・スタイル8月末発行号に向けて、
「災害対策特集」の制作準備を始めました。
具体的には以下のような内容を考えています。
・災害時のオーナー責任
・賃貸住宅が一部損壊した場合でも家賃をもらえるか?
・地震保険の基礎知識
・耐震基準、耐震補強について
・地震に強い建物、工法の最新事情
ぜひご期待ください!
■最後に、
「東北の被災地を視察してきました」
上記被災者支援サイトへの協力、
次号記事の準備のため、
少し前のことになりますが、
東北の被災地への視察・取材へ行ってまいりました。
5月初旬、
福島県いわき市周辺
中旬、
宮城県の気仙沼市~南三陸町~石巻市
大震災から1ヶ月半、あるいは2ヶ月が経過していたため、
被災地のほとんどの道路が復旧していましたが、
道路以外は、
いまだ果てしなく広がる瓦礫の山でした。
津波の直後よりははるかに落ち着いているのでしょうが、
それでもすさまじい光景です。
実際に見た印象は、
新聞やテレビで見るのとは、まったく別次元のものです。
本当に驚愕しました。
ただただ言葉を失い、絶句しました。
液状化被害のあった新浦安なども大変な状況でしたが、
それとも別次元です。
東北の被災地は今もなお絶望的な状況だ、
と、私の目には映りました。
「復興」は果てしなく遠い先のことに思えました。
この苦難を乗り越えようとする気丈な被災者の皆さんには、
心から脱帽です。
取材なので、
被災地の写真をたくさん撮ろうと思っていたのですが、
被災された皆さんの気持ちを思うと申し訳なく、
なかなかシャッターを押せませんでした。
最近は、
震災に関する話題の中心が
原発や放射能のことに移りがちです。
被災地からの報道に馴れ過ぎたのか、
私達は鈍感になっているようにも感じます。
少し麻痺してきています。
しかし実際には、
被災地では、
まだ「復旧」すら始まったばかりです。
「復興」はまだまだ遠い先のこと。
避難されている方もいまだ10万人です。
何年もの長期にわたる支援、応援が必要です。
今、自分の力で、
被災地のために、日本のために、
何が出来るか。
幸運にも被災を免れた私達ひとりひとりが、
しっかりと考えていかなければならないことだと思います。
そして特に首都圏、東海圏の人たちは、
いつ起きてもおかしくない大地震に備えて、
できる限りの対策をするべきだと感じました。
今こそ太陽光発電なのに、補助金と売電の買取価格は大幅減少に!!
2011年05月30日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
このたびの大震災が影響し、
太陽光発電がますます注目されています。
太陽光発電を導入している住宅であれば、
停電となっても、天気が悪くなければ、
ある程度の電力を条件によっては確保できることが
広く知られてきたためです。
そのため、
補助金制度や停電時の使用方法などについて、
関係機関やメーカーへの問い合せが、
このところさらに数を増しているそうです。
その補助金制度ですが、
先月、J-PEC (一般社団法人 太陽光発電協会
太陽光発電普及拡大センター)が、
平成23年度の住宅用太陽光発電補助金について、
「4月12日から受付開始」
の旨、発表しました。
なお、これは経済産業省の
「住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金」
というもので、
その補助金額は
「対象システムを構成する太陽電池モジュールの
公称最大出力1kW当たり48,000円」
とのこと。
昨年までの70,000円から大きく減少しています。
詳しくは下記サイトをご参照いただくとよいでしょう。
↓
「J-PEC
(一般社団法人 太陽光発電協会
太陽光発電普及拡大センター)」
ほかにも忘れてはならないのが、
各自治体の補助金です。
さまざまな自治体の制度とその内容を知ることが出来る
便利なサイトがありますので、
ぜひご覧になってみてください。
↓
「環境ビジネス 太陽光発電の補助金一覧(平成23年度)」
これも、自治体によっては昨年よりも減少しています。
(例:足立区はkWあたり10万円から7万円に)
東京都について言えば、
昨年はkWあたり10万円でしたが、
平成23年度は、予算化されていないようで、ゼロのようです。
予算の問題もあるのでしょうが、
原発問題で電力不足の今、
補助金は増額の方向に、見直すべきではないかと感じます。
また、ご存知のとおり、
太陽光発電では、
余剰電力買取制度が利用できます。
念のためおさらいすると、
太陽光発電によって自宅等で使う量を上回る発電をした際、
余剰分を電力会社に売ることができる・・・
いわゆる「売電」の制度です。
こちらも平成23年度の買取価格が
3月30日、資源エネルギー庁から発表されていて、
住宅用(10kW未満)42円/kWh等、
住宅用(10kW以上)および非住宅用40円/kWh等に決まりました。
「~等」の意味など、詳しくは
↓
「資源エネルギー庁 再生可能エネルギー推進室
買取制度ポータルサイト」
で、しっかりとご把握ください。
この買取価格も、引き下げになっています。
住宅用(10kW未満)は昨年度の1kWhあたり48円から引き下げ
住宅用(10kW以上)および非住宅用は同24円からの引き上げ
住宅用は導入が進みシステム価格が低下していること。
一方、非住宅用は導入が進んでいない上、
システム価格があまり変わらないこと。
これらが増減の理由のようです。
しかし、これも今こそ、増額の方向に、
見直すべきではないかと強く感じます。
ちなみに、契約者は買取初年度の価格で、
10年間、ずっと買い取ってもらうことができます。
11年目以降の買取については、現在は決まっていません。
また、賃貸住宅等で、
入居者が電力会社と売電契約を結ぶ場合は、
その入居者が入居した時(=電力会社と契約した時)の
買取価格が10年間適用されます。
したがって、
前の入居者と買取価格が異なる場合がありますので、
注意が必要となります。
6月末から7月にかけての無料賃貸経営セミナーのお知らせ
2011年05月28日6月末から7月にかけての
オーナーズ・スタイル主催の無料の
賃貸経営セミナーの概要が決まりましたので
お知らせします。
いずれのセミナーもお申し込み・お問い合わせは
TEL 03-3541-0083
(株)オーナーズ・スタイル
平日9:30~18:00
※お名前、電話番号、住所、参加人数をお伝えください。
※個別相談がある場合は、事前にお申し込みください。
※イベント・セミナーの数日前に確認のご連絡をいたします。
本誌告知ページです。
↓
6月末~7月のセミナー本誌告知ページ
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6月30日(木) 13:30~ 品川
基礎からわかる 資産の守り方・活かし方!
~信託活用で広がる相続・事業継承~
●開場・受付13:00~
●第1部 13:30~14:45
「資産を守り活かすために!!」
大増税時代に備えて/自分の財産を知る/
資産の組み換え/コンサルティング事例/資産保全
講師:小川隆臣氏
株式会社 船井財産コンサルタンツ京葉代表取締役
日本資産総研グループ取締役
相続対策、所得税対策、資産組み替え等で多くの実績
●第2部 14:55~16:10
「信託を活用した新しい相続・贈与のすすめ」
新しい信託の方法・形態/贈与の注意点(税務調査において)/
信託で資産を守る方法ほか
講師:公認会計士・税理士 笹島修平氏
税理士法人タクトコンサルティング 代表社員
慶応義塾大学講師
中小企業庁「相続関連事業承継法制等検討委員会」委員
●第3部 16:20~16:50
個別質問
各講師が個別の質問にお答えします。
会場
ガーデンシティ品川 1階 アネモネ
(東京都港区高輪3-13-3 シナガワグース1 階)
定員50名
共催:プルデンシャル生命保険
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7月1日(金) 13:30~ 横浜
基礎からわかる 資産の守り方・活かし方!
~信託活用で広がる相続・事業継承~
●開場・受付13:00~
●第1部 13:30~14:45
「資産管理法人設立のメリット・デメリット」
資産管理法人設立の効果とは/体系/メリット・デメリット/
法人による死亡退職金の活用ほか
講師:税理士 小林登氏
税理士法人トゥモロー・ジャパン代表
元東京国税局
相続・贈与・譲渡所得等の資産税関係を中心に業務を行う
●第2部 14:55~15:55
「信託を活用した新しい相続・贈与のすすめ」
新しい信託の方法・形態/贈与の注意点(税務調査において)/
信託で資産を守る方法ほか
講師:公認会計士・税理士 笹島修平氏
税理士法人タクトコンサルティング 代表社員
慶応義塾大学講師
中小企業庁「相続関連事業承継法制等検討委員会」委員
●第3部 16:20~16:50
個別質問
各講師が個別の質問にお答えします。
会場
横浜ランドマークタワー 25階 大会議室2501
定員50名
共催:プルデンシャル生命保険
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7月3日 (日) 13:45~ 新宿
大増税時代に備えてオーナーが取るべき対策
入居者の本音からわかる最新空室対策
●開場・受付13:20~
●第1部 13:45~14:45
「税制改正、増税時代に備えてオーナーが取るべき対策」
税制改正の重要事項おさらい/
今後の税制の傾向/損をしない対策を伝授!
講師:税理士 新井庸義氏
株式会社新井経営会計代表
83年税理士登録
90年行政書士登録
相続対策や事業承継を幅広く支援
●第2部 14:45~15:55
「入居者の本音からわかる最新空室対策」
分譲との比較でわかる賃貸の不満/
欧米で賃貸の満足度が高い理由/原状回復の義務は
行使すべきか?/空室対策ほか
講師:池本洋一氏
株式会社リクルート SUUMO編集長
上智大学新聞学科卒
95年株式会社リクルート入社
●第3部 15:55~17:00
個別相談会
税金の相談、所有不動産のお悩み、
どんなことでも専門家が幅広くアドバイス。
会場
新宿NSビル 3階 会議室307
定員70名
共催:トヨタホーム東京株式会社
-----------------------------------------------------
7月7日(木) 13:45~ 新宿
税制改正の要点とすぐにできる税金対策
知らないでは済まされない地震災害発生時のオーナー責任
●開場・受付13:20~
●第1部 13:45~14:15
「税制改正でこう変わる
オーナーの税金対策」
・税制改正のポイントを要点ごとに解説
・すぐにできることから実践が効果的!
講師:税理士 渡邊浩滋氏
税理士法人東京シティ税理士事務所
明治大学法学部卒
自らが大家さんであり、本誌読者でもある。
●第2部 14:15~15:55(14:45から10 分休憩)
「知らないでは済まされない、地震災害発生時のオーナー責任」
・オーナーの責務とは
・老朽化アパート・建て替え時の問題点とは
講師:弁護士 今村健志氏
日本橋フォーラム綜合法律事務所
中央大学法学部卒
第二東京弁護士会所属
不動産の相談を数多く解決
●第3部 15:55~17:00
個別相談会
土地活用にまつわる税金、老朽アパートの建て替え、
立ち退き問題などを専門家が幅広くアドバイス。
会場
新宿住友ビル 47 階 スカイルーム ルーム8
定員60名
共催:住友不動産株式会社
-----------------------------------------------------
7月14日(木) 13:45~ 新宿
大増税時代に備えてオーナーが取るべき対策
入居者の本音からわかる最新空室対策
●開場・受付13:20~
●第1部 13:45~14:45
「税制改正、増税時代に備えてオーナーが取るべき対策」
税制改正の重要事項おさらい/
今後の税制の傾向/損をしない対策を伝授!
講師:税理士 新井庸義氏
株式会社新井経営会計代表
83年税理士登録
90年行政書士登録
相続対策や事業承継を幅広く支援
●第2部 14:45~15:55
「入居者の本音からわかる最新空室対策」
分譲との比較でわかる賃貸の不満/
欧米で賃貸の満足度が高い理由/原状回復の義務は
行使すべきか?/空室対策ほか
講師:池本洋一氏
株式会社リクルート SUUMO編集長
上智大学新聞学科卒
95年株式会社リクルート入社
●第3部 15:55~17:00
個別相談会
税金の相談、所有不動産のお悩み、
どんなことでも専門家が幅広くアドバイス。
会場
新宿NSビル 3階 会議室307
定員70名
共催:トヨタホーム東京株式会社
-----------------------------------------------------
7月23日(土) 13:45~ 新宿
税制改正の要点とすぐにできる税金対策
知らないでは済まされない地震災害発生時のオーナー責任
●開場・受付13:20~
●第1部 13:45~14:15
「税制改正でこう変わるオーナーの税金対策」
・税制改正のポイントを要点ごとに解説
・すぐにできることから実践が効果的!
講師:税理士 渡邊浩滋氏
税理士法人東京シティ税理士事務所
明治大学法学部卒
自らが大家さんであり、本誌読者でもある。
●第2部 14:15~15:55(14:45から10 分休憩)
「知らないでは済まされない、地震災害発生時のオーナー責任」
・オーナーの責務とは
・老朽化アパート・建て替え時の問題点とは
講師:弁護士 今村健志氏
日本橋フォーラム綜合法律事務所
中央大学法学部卒
第二東京弁護士会所属
不動産の相談を数多く解決
●第3部 15:55~17:00
個別相談会
土地活用にまつわる税金、老朽アパートの建て替え、
立ち退き問題などを専門家が幅広くアドバイス。
会場
新宿住友ビル 47階 スカイルーム ルーム8
定員60名
共催:住友不動産株式会社
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夜の照明はずっと節電で良いと思う、ちょっと変わった理由
2011年05月27日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
節電の影響で、
街やオフィスが暗くなっています。
でも私は、不便を感じません。
停電があったり、
電車の本数が減ったりすると苦労はしますが、
照明は、
このくらいでも問題はないと思います。
これからもずっと、
この程度を続けてもよいのではないでしょうか。
なにしろ、
これまでが明る過ぎました。
世界中を見渡しても、夜がこんなにも明るかった国は、
日本のほか無かったのではないでしょうか。
コンビニエンスストアは便利です。
ですが、
あの大きな照明入りの明るい看板は、
街の景観を損なっていると、
私は以前から思っていました。
夜の街の風情まで壊していると感じていました。
以前、私は横浜の本牧に住んでいました。
夜の本牧通りといえば、
薄暗い中、あちこちに異国風のバーのネオンが輝いていて、
ワカゾウには近寄りがたい大人の雰囲気が魅力でした。
しかし最近はそうした辺りもコンビニだらけです。
ムードなどありません。
さらに、子供の頃など、
夜の街はもっと暗く、夜らしかったものです。
まさに風情がありました。
ですから、
駅も、商業施設の中も外も、コンビニも、
私には今程度の照明で十分です。
ぜひ、ずっとこのままで行きたいものです。
「夜の夜らしさ」
を愛する心こそが、「エコ」なのではないでしょうか。
そう思えば、
無駄な電気を散々使っておきながら、
エコ商品を売るなんて、矛盾していました。
燃費の良いエコカーに乗る人が増えていますが、
せっかくエコカーに乗っているのに、
春も秋も、エアコンをかけっぱなしの人が多いようです。
涼しい季節には、
エアコンの冷房を止め、窓を開けるとよいのです。
窓から入る自然の風は気持ちのよいものです。
それを愛することこそ、エコのような気がします。
ちなみに昔の車には、
走行中の車内に風を取り入れるための
三角窓がついていました。
この魔法の三角窓が、いまのエコカーにも欲しいところです。
冬は厚着をして運転しましょう。
車内の暖房はさほど必要がなくなります。
先日、車で、夜の高速道路を走りました。
景色は暗く、
もちろん高速を降りても、街は明るくありませんでした。
しかし、
私が若い頃は、首都圏もまだこんな感じだったことを
思い出しました。
思わず懐かしさを感じ、
せっかくなので、
1980年頃の音楽を集めたCDを
車を走らせながら聴いてみました。
暗い夜の街の景色に、妙にしっくりと馴染んでいました。
ちなみに、夜は電力が概ね余っているので、
節電する必要性は、あまりないらしいですね・・・。
集合住宅のもうひとつの形「コーポラティブハウス」はホントに良いの? その1
2011年05月26日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
集合住宅、あるいは共同住宅といえば、
私達がイメージするものの多くは、
分譲マンション、
または賃貸マンション・アパートになるでしょう。
日本では、
鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造などによる
比較的大規模な集合住宅を「マンション」と呼び、
木造などによる小規模なものを「アパート」と呼ぶのが
長く慣習となっています。
ですがどちらにしても、
すでに誰かが設計し、出来上がっている部屋を
買って住むか、
借りて住むか、
いずれかが、その利用形態となっています。
いわゆる注文住宅のように、
居住者個々が注文主となって、自分の住みたい建物の規模、
間取り、
設備・仕様、
デザインなどを指定し、
その施工を建設会社に請負わせるといったかたちは、
基本として、
集合住宅には見られないものです。
ですが、
例外もあります。
「コーポラティブハウス」と呼ばれるものがそれです。
ひと言で簡単に説明すると、
マンション・アパート版の注文住宅といっていいでしょう。
マンションやアパートのような、
一個の集合住宅のかたちをしていながら、
コーポラティブハウスでは、
住人個々の好みや希望にもとづいた
それぞれの居住空間が実現されています。
既製品を買うのではなく、
いわば集合住宅でのオーダーメイドです。
なぜ、こんなことが実現されているのでしょうか。
そのカギは、
「組合による共同発注」
と、いう仕組みにあります。
「コーポラティブ」という言葉の意味は、
協同の~、組合による~、といったところとなりますが、
コーポラティブハウスでは、
住宅の購入を希望する人が集まって、
建設組合を結成し、
まず皆で話し合って、建物の設計内容を取り決めます。
それに基づいて、
建設会社を選び、施工作業を発注します。
居住者それぞれの好みや希望を反映した部屋・建物が、
「土地利用の効率が高い、堅固でコンパクトな集合住宅」
と、いうかたちで、
実現するというわけです。
(ほとんどの場合を言っています。ほかに連棟式住宅や、
中には「戸建て住宅団地」のかたちで、
コーポラティブハウスが実現する場合もあります)
いかがでしょうか。
夢がある話のようですが、
よくよく考えてみると・・・色々不安も湧いてきます。
そもそも、
「組合に集まったみんなが話し合って~」
と、いいますが、
上手くいくのでしょうか。
分譲とちがって、
広告費、営業コストなど、
事業者が費用をかけない分、
コストを抑えることができるような気もしますが・・・
いやいや。
「オーダーメイド」なだけに、
かえって割高な買い物になるような気もします。
お話は来週へ続けることといたしましょう。