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オーナーズ・スタイル読者の皆さんの相続税対策(2)
2011年05月04日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今週は、
「他のオーナーさん達は、どんな相続対策をやっているのか、
参考までに教えてください」
との声にお答えする第2回目です。
2月に東京23区に在住の読者の皆さん
約80名にお尋ねしたアンケートの途中集計をもとに、
お話しをさせていただきます。
ご存知のとおり、大変複雑な税金の世界です。
相続と、それにともなう対策のため、
税について積極的に勉強されるのはすばらしいことですが、
相続税のかかるような資産家の方ほど、
ご自身のみの判断による対策だけでは、
大きなリスクが伴われます。
勉強の傍ら、
相続に強い税の専門家に相談して、
実際に相続税を計算してみたり、
効果的な対策を考えてもらったり、
納税資金を準備する方法をさぐってもらったり、
ぜひ、検討されるとよろしいでしょう。
オーナーズ・スタイル読者の皆さんに、
「専門家への相談状況」
についておうかがいしたところ、
「相続対策に詳しい税理士さんに相談(または相談を検討)」
・・・約6割
「信託銀行・銀行・相続コンサルタントに相談(または相談を検討)」
・・・約3.5割
「弁護士・司法書士に相談(または相談を検討)」
・・・約3割
と、なっています。
「税理士さんへの相談」は、
検討中を含め多くの方が選択をされていらっしゃいますが、
それでも約6割ですと、
やや少ないように感じられました。
法にのっとった上で、なおかつ税金の払い過ぎとならないよう、
税の専門家である税理士さんを
もっと活用した方がよいのではと、感じます。
但し、
税理士さんなら誰でもよいというわけではありません。
相談の相手は、
「相続に強い税理士さん」であることが重要です。
税理士さんの中には、
相続専門をうたう人もいますが、
逆に、
相続を扱った経験に乏しい方も大勢いらっしゃいます。
「相続は年に1件も扱いません」
と、おっしゃる税理士さんの方が圧倒的に多いことを
ぜひ知っておいてください。
ついうっかり相続に詳しくない税理士さんに相続対策を相談、
税金を払い過ぎてしまった方の話は、
よく耳にされるところです。
そこで私からは、
「最低でも年間3件以上相続の確定申告を扱っている税理士さん」
へのご相談をおすすめします。
そして、当然ですが、
オーナーさんがいつも確定申告をお願いしている税理士さんが、
相続に詳しい税理士さんであるとは限りません。
以上をふまえ、
今回のアンケートでは、
次のような質問もさせていただきました。
「今、お付き合いのある税理士さんは、相続の確定申告を
年に3件以上扱っていますか?」
「3件以上扱っている」 約3割
「いいえ」 約2割
「わからない」 約5割
と、いう結果です。
「いいえ・約2割」の方は、
少なくとも相続のことにかぎっては、
別の税理士さんに相談されることを検討した方がいいでしょう。
「わからない・約5割」の方は、
早速、状況を尋ねてみることです。
お話を戻します。
上記の通り、
相続対策について、
「信託銀行・銀行・相続コンサルタントに相談(または相談を検討)」
というお答えは
約3.5割でした。
けっこう多いなと感じました。
但し、信託銀行さんや銀行さんは、
積極的な節税対策は提案してくれない場合がありますので、
そこを注意してください。
コンサルタントの場合、
その会社や個人によって力量がさまざまです。
見極めることが重要です。
そのためには、必ず複数の相手と接点を持つことです。
比較検討が必要ということです。
さらに上記の通り、
「弁護士・司法書士に相談(または相談を検討)」
とのご回答は約3割でした。
これも、けっこう多いなと感じました。
相続にかかわって、
弁護士さん・司法書士さんの業務にも波及するような
複雑なお悩みをお持ちのオーナーさんも、
意外に多いということでしょうか。
ちなみに、街の法律家とも呼ばれる司法書士さんが、
実は相続に強いということを、
意外と知らない方が多いようです。
弁護士さんと違って、簡単なことなら
相談無料なので、ぜひ活用されてはいかがでしょうか。
ところで、
先日、実際にあったことなのですが、
私と、私の知り合いである
「おおらかなご性格をお持ちの資産家の方」との
ある会話をご紹介しましょう。
私 「相続対策はちゃんとやっていますか?」
資産家さん 「大丈夫、ちゃんとやっていますよ」
私 「どんな対策ですか?」
資産家さん 「税務署に相談しているから問題ない」
私 「・・・」
これは、
例えが大変悪くて恐縮ですが、
あえて暴言すれば、
あなたの家を狙っている泥棒に防犯対策を尋ねるようなものです。
(税務署の方、読まれていましたらおゆるしください)
念のために申し上げますが、
税務署に相談しても、相続対策はできませんので、
ご注意ください。
一歩先行くオーナーさん。攻めの発想で賃料を割安に
2011年05月03日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
先日、取材でお会いしたあるオーナーさんのお話です。
設備の充実した新築物件が完成したばかりです。
しかも、
駅から近い好立地。
なのに、賃料は大きく割安に設定。
どのくらいかといえば、
駅からの距離がこの物件の2倍も離れ、
さらに設備も普通程度の新築物件・・・
それらと同じくらいです。
当然、「安い!」と、
入居希望者の目にとまります。
建物の完成を待たずして、全ての部屋に申し込みが入った上、
キャンセル待ちが出るほどの人気となりました。
お尋ねしてみました。
「どうしてこんなに割安な賃料にされたのですか?」
「ご存知のとおり賃貸経営は今、競争がとても激しい。
いい人に早く入居してもらって、
少しでも長く住んでもらいたいと思ったんです」
「もっと高くても経営は成り立ったのでは?」
「それも確かでしょうが、
長い目で見れば、結局はこの方が、
収支の結果が良いのではないかと思いました」
素早く入居者を決め、長く住んでもらう。
空室は極力出さない。
そのために割安にする。
「退きながらも攻める」
と、いったところでしょうか。
こういった発想も、
いま、とても大事なのではないかと感じます。
ちなみにオーナーさん、
今回の賃料設定は、不動産会社の反対を押し切って、
自ら行ったのだそうです。
顔ぶれがガラリと変化。住みたい街と住んでみてよかった街
2011年05月02日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
先週金曜日、「鎌倉大家日記」で、
不動産・住宅サイト「SUUMO」さんが公表している、
「関東版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 総合」
を紹介しました。
今日は、「お役立ち情報」として、
このランキングにもう一度ふれてみたいと思います。
すでにご覧になった方もいらっしゃると思いますが、
実は、
このランキングでは、
「住みたい街」だけでなく、
「住んでみて良かった街」も、発表されています。
「住みたい街」とはかなり様子が異なる
その順位や顔ぶれを
下のリンクから、ぜひ確認してみてください。
いかがでしょうか。
「住みたい街」では13位のあの街が、
「住んでみて良かった街」では、なんと3位に!
同じく30位だった街が、
実際に住んでみると・・・11位に。
興味深い変動がいくつも見られます。
一方で、
「住みたい街」としても、
「住んでみて良かった街」としても、
どちらでも変わらぬ圧倒的な人気を誇る街が
二つあることにもふれないわけにはいきません。
1位・・・吉祥寺
2位・・・横浜
です。
「住みたい街」としても、「住んでみて良かった街」としても、
この順位には変わりがありません。
どちらを見ても、
1位・・・吉祥寺、2位・・・横浜 です。
まだ住んだことのない人も、
すでに暮らしている人も、
どちらをも魅了する
この二つの街に共通する魅力とは何なのでしょうか?
興味が尽きないところです。
なお、
「住んでみて良かった街」上位の各街についての
SUUMOさんの分析は、
・主要ターミナル駅までの利便性が良好
・抑え目な家賃
ほかには、
・独特の「文化」を持つ街への支持も高い
と、いったところとなっています。