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インフルエンザウイルスも退治?伝統の建材「漆喰」の話
2011年05月05日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
地方の古い町などを旅すると、
見事な白壁に出会うことがあります。
漆喰の壁です。
塀や土蔵、あるいは城、民家など。
白い漆喰が厚く塗られた、重厚かつ美しい建物の姿を
日本各地で見ることが出来ます。
日本での漆喰の利用は古く、
その始まりは古代にさかのぼるといわれています。
防水性を求めるほか、
不燃材としての期待が大きかったようです。
もちろん、見栄えもあるでしょう。
建物などを飾る美しさを得ることも、
漆喰を使う大きな理由のひとつとしてあったことでしょう。
漆喰は、石灰からつくられる消石灰を
主な原料としています。
ほかに、
つなぎ材としての「すさ」、粘度調整などが目的の「のり」
などが加えられます。
古い時代は、当然ながらそれらにも、
植物繊維(→すさ)や海藻(→のり)など、天然の素材が
利用されました。
ですが、近年は、
左官技術の要らない「漆喰塗料」といった
気軽な商品も出てきています。
さすがにこうしたものになると、
扱いやすさなどを求めるため、
化学繊維、合成樹脂といった、
若干の化学的成分が入っているものもあるようです。
ここ数年、
この漆喰をめぐって、話題が増えています。
「調湿効果にすぐれている。なので夏に快適」
だとして、
居室の内壁に使用することをすすめる本が、
たくさん売れたりしました。
「結露やカビを抑えられる」
「漆喰壁の部屋に暮らせば、
化学物質過敏症に陥ることを避けられる」
とも、言われました。
但しもちろん、
これらの効果は、その漆喰の置かれた環境にも
左右されることです。
そして、最近は、
こんな話にもなっています。
「漆喰には抗インフルエンザ機能がある・・・!」
インフルエンザの症状を引き起こすウイルスは、
強いアルカリ性を示す物質に触れると、
活性を失うのだそうです。
ウイルスをそうしたものに触れやすくするためには、
当然、「物質」の方にも、
ウイルスをキャッチするため、
表面積が大きい、などの条件が求められるのですが、
まさに漆喰こそが、それなのです。
なぜならば、
強いアルカリ性物質である消石灰、
それを主成分とする漆喰の表面は、
滑らかなように見えて、
実は、
小さな穴や隙間が無数に存在する「多孔質」です。
複雑かつ微細な漆喰の表面構造が、
空気中のウイルスを捕らえたが最後、
「死ぬまで離さない」・・・!
と、いうところのようです。
空気ではなく、液体に一部のインフルエンザウイルスを
含ませての実験ではありますが、
それを漆喰に触れさせると、
ほどなく、
ほとんどのウイルスが不活性化してしまったという結果も
出ているのだそうです。
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