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ミシュランガイドでもわかる、食文化のクール・ジャパン
2011年05月13日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
先日、この鎌倉大家日記で、
ミシュランガイドの星を獲得した鎌倉のお店について、
お話ししました。
(→当該記事)
私の大好きな、うなぎの「つるや」さん、
さらには、
精進料理の「鉢の木 北鎌倉店」
そばの「梵蔵」
ローストビーフの「鎌倉山」など、
全部で10店舗が、星ひとつを獲得しています。
ミシュランガイドの始まりは、1900年です。
タイヤメーカーであるミシュラン社が、
そもそもは自動車のドライバー向けに発行していた
ガイドブックです。
匿名の調査員による公平な評価が徹底されている
ということから、絶大な信頼が寄せられ、
世界中で毎年100万部ほどが売れているといわれています。
その中で、見事星を獲得した鎌倉の店々は、
「ミシュランガイド 東京・横浜・鎌倉」
に収録されています。
ぜひ一度、ご覧になってみてください。
ところでこのミシュランガイド、
日本、
特に東京への評価が大変高いことが、よく知られています。
たとえば2010年版では、
星を獲得した東京のお店の総数は、197軒。
星の累計・総星数でも
東京は261個。
食の都パリなどをも大きく引き離す、
「世界一ミシュランの星が多い都市」と、されました。
加えて、
続く2011年版ではさらに評価が上がり、
「そのために旅行する価値がある卓越した料理」
に与えられる
最上級の三つ星を獲得した店の数は、
前年版の11軒に続いての世界一となる、14軒。
「東京は世界一の美食の都」
そんな評価をいよいよ不動のものとしています。
なぜなのでしょうか。
日本人の味覚、繊細な調理技術、
そして生真面目なこだわり。
いろいろと理由がありそうです。
ちなみに、
私もひとに聞かされて、なるほどと感じたのですが、
日本の飲食店の特徴は、
専門店がとても多いことなのだそうです。
日本料理であれば、
うなぎ屋さん、ふぐ料理屋さん、焼き鳥屋さん、
お寿司屋さん、そば屋さん・・・
それぞれ個別の料理を専門に出すお店が
とても多いことに気付かされます。
ここまで飲食店が専門化、
細分化されている例というのは、
海外ではとても少ないのだそうです。
確かに、
ヨーロッパなどのお店を考えると、頷ける気がします。
たとえばフランスのフランス料理店は、
地方色はありながらも、
おおむねフランス料理全般を出すような気がしますが、
お詳しい方、いかがでしょうか。
それらを細分化した、
日本のような「○○専門店」というのは、
あまりイメージが湧きません。
しかも、
日本の専門店には、
「○○一筋で何十年」など、歴史のある店が多く、
その専門性が長期にわたって磨かれ続けています。
創業100年を超えるような老舗もたくさん残っています。
これほど古い飲食店がこれほどに多い国も
ほかには無いそうで、
特に、東京にはそうした店が数多く集まっています。
こういった背景を考えれば、
ミシュランガイドが世界一の評価を東京に与えるのは
必然だ、
とも言えるのかも知れません。
アニメやコミックだけでなく、
東京に代表される日本の食文化も
「クール」なのです。
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