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オーナーさんが感じる物件の「古さ」と入居者が感じる「古さ」
2011年06月08日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今週は、こんなご質問です。
「以前、このブログの記事に、
『築年数の不利を挽回するための基本』
と、いうのがありました。
実際にはどのくらいの築年数からが
入居希望者に『古い』と思われ、
募集面での不利となりやすいのでしょうか」
ご指摘の記事は、
前に、二度にわけて公開させていただいた、
「賃貸住宅 築年数の不利を挽回するための基本・その1」
「同 その2」
のことと思われます。
この記事では、
「築年数の経った物件。
募集時の不利はあきらめるしかないのか?」
と、お悩みの読者に向け、
・築年数の古いことが一般的に不利だと言われることの理由
また、
・それを挽回するための具体的な対策
について、お話しをさせていただきました。
その上で、
今回のご質問は、
「入居希望者に『古い』と思われてしまう築年数というのは、
具体的にどのくらいからを言うのか?」
と、いうものです。
これは当然ながら、
個人の感覚に左右されることでもあるのですが、
私どもオーナーズ・スタイルが少し前に行った調査の中に、
このご質問へのよい回答となりそうなものがありますので、
今回は、
そちらを紹介したいと思います。
調査はアットホーム株式会社さんと共同で、
2006年の暮れに行われました。
対象は
賃貸住宅入居者の皆さん 1000人
オーナーさん 317人
不動産会社さん 299社
と、なっています。
この際、設問のひとつに、
「『古い』と思う物件の築年数は?」
と、いうものがありました。
とても興味深い結果が出ています。
賃料や仲介手数料などを支払って賃貸住宅を借りる側の
入居者の皆さんと、
それらをもらって賃貸住宅を貸したり、
仲介したりする側の
オーナーさん・不動産会社さんとでは、
物件に対する「古さ」の感覚が、
かなり違っているようなのです。
それが顕著に現れているデータのひとつが、
「築10年」
に対する意識です。
「築10年以上15年未満の物件を『古い』と感じますか?」
という質問に対して、
「はい(=古い)」と答えたオーナーさんは、8.3%
同じく不動産会社は12.1% です。
しかし、
入居者の皆さんとなると、見方がとても厳しく、
「古い」と思う人が、26.8%にものぼります。
さらに、
両者の大きなギャップを見てとれるのが、
「築5年以上、10年未満」のラインでしょう。
オーナーさんではその1%
不動産会社では0.3%しか、
「古い」と感じません。
ところが、
入居者の場合、早くもその4.7%が、
「築5年以上となれば、もはや古い」
と、感じるようです。
「うちの物件はたったの5年前に建てたばかり」
「うちもまだまだ10年目・・・」
仮にオーナーさんがそんな風に思っていても、
部屋探しをする入居希望者の方は、
少なからずそう感じてはくれない。
そんなすれちがいが、
この結果からは読み取れます。
いかがでしょうか。
こうした厳しい入居者・入居希望者の意識。
さらには、
建物の築年数というのは減らすことが不可能な数字です。
ですが、
簡単に挽回をあきらめる必要はありません。
以前の記事(上記)で、
詳しくお話しをさせていただいたとおりです。
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