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福島・宮城 被災地をまぶたに焼きつけました.2
2011年06月14日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
お話は先週火曜日からの続きです。
十年近く前、一度だけ泳いだ思い出のある、
小名浜の海。
その近くに到着した私の目の前には、
凄惨な光景が広がっていました。
身震いのする思いでした。
波にさらわれ、土台だけが残った「住宅の痕跡」。
全壊・半壊した家々。
打ち上げられた船。
傾いた塀。
積み上がった瓦礫・・・。
津波によるすさまじいほどの破壊力に晒されたことが
一目でわかりました。
そこから海沿いの道(陸前浜街道)を
北に向かいました。
行く手には福島第一原発があります。
道路の左側には、住宅と山。
右側には、
海、住宅、商業施設、漁港・・・といった風景が続きます。
沢山の家が、無残な姿となっています。
テレビや新聞などのメディアを見て感じられるものとは、
まったく別次元の衝撃を受けました。
被災者の方々のことを思うと言葉がありません。
自然と涙があふれてきました。
堤防の上に登って、じっと海を見つめている人がいます。
ご家族が行方不明なのかもしれません。
胸が痛みました。
原発まで25キロの地点に来ると、
警察の検問がありました。
「特別な用のない人は、これ以上進まないように」
とのことです。
引き返すことにしました。
その途中、
先ほど堤防から海を見つめていた人は、
まだ、同じ場所に立ち続けていました。
小名浜に戻る5キロほど手前に、
海に突き出した地形からなるエリアがあるのですが、
そこの被害がとても大きかったことを
ひとから聞き、知っていました。
目の前に、交差点があります。
そこでハンドルを左に切れば、そのエリアに行けるのですが、
やめました。
私にはもう限界でした。
この日、写真も1枚も撮れていません。
倒壊した家も、瓦礫も、
被災した皆さんの大切な財産だったものです。
その気持ちを思うと、
とてもシャッターは切れませんでした。
そのかわり、この目で見た光景を
しっかりとまぶたの裏に焼きつけました。
忘れようとしても、絶対に忘れられないでしょう。
この日、
いわき市で泊まろうと思ったのですが、
営業している旅館は1軒のみで、
しかも一般の人は泊まれないとのこと。
事故の処理に尽力する
原発関係者だけを泊めているのです。
しかたなく、
郡山まで戻って、宿泊することにしました。
宿に着くと、高熱が出てきました。
布団にもぐって寝ることにしました。
しかし熱は翌日になっても引かず、大変でした。
写真は、
「道の駅」で買ったお土産のお菓子です。
ほかにも野菜やキノコ、加工食品など、
いろいろと買わせてもらいました。
ボランティア活動することも考えて情報を集めたのですが、
ほとんどのボランティアセンターが、
グループ単位では募集しているが、
個人単位では受け付けていないとのこと。
さらに日程や準備の問題、
作業内容が私には体力的に難しいと思われたことなど、
多くの理由から、
視察、
さらに「福島でお金を使う」というみちを選びました。
自分自身の防災、地域の防災、
そして日本の防災。
さらにはオーナーさんや賃貸住宅の防災対策について、
これからしっかりと取り組み、
貢献しようと、
強く心に刻みました。
(お話は来週へ続きます)
「がんばろう東日本!」はクッキー、
「ありがとう自衛隊」は桜まんじゅうです。
「ありがとう自衛隊」のパッケージには、
「がんばろう日本!」
「日本を守る!不撓不屈の精神!」(黄色の文字)
「大和魂」
「陸 海 空」などのコピーが。
ちなみに「不撓不屈(ふとうふくつ)」とは、
どんな困難にあっても決して心がくじけないことです。
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