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福島・宮城 被災地をまぶたに焼きつけました.3
2011年06月21日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
先週までにお伝えしたとおり、
まず、
福島県の被災地を訪問、
そのすさまじい光景を見て、
私の胸には今後への決意が深く刻み込まれました。
それから10日ほどのち、
今度は宮城県を訪れました。
日帰りの超強行スケジュールでしたが、
気仙沼、南三陸町、石巻、仙台と、
車で移動しました。
福島では、あまりの現場の悲惨さに、
写真を撮れなかったことをある人に話したところ、
「あなたもプロならば、撮らなければダメだ」
と、ご指導をいただきました。
そこで、宮城では、
心を鬼にして、被災地の写真を撮らせていただきました。
私は「オーナーズ・スタイル」という、
小さなメディアを皆さんにお届けする会社の一員ですが、
その担うべき役割として、
つねに、人の役に立つ何かを、伝え続けていきたいと
思っています。
本誌や、
このブログの読者の皆さんに、
防災の大切さを考えていただく上でも、
被災地の写真は、きっと役立つことでしょう。
ですが、
やはり、沢山の枚数を撮ることはできませんでした。
お許しください。
5月16日 宮城県気仙沼市。
港方面へ車で近づき、家並みの角を曲がると、
突然、津波でなぎ倒された廃墟の街が現れました。
上の写真は1階が潰れた家。
道路はきれいに片付いていますが、
家々は、こうした状態のままです。
5月16日 同上。
津波のあと、漏れた重油などによる炎に包まれた広大な地域。
燃えて塗料の落ちた鉄が、赤く錆びています。
2ヶ月以上を経ても瓦礫の山です。
電柱もすべてなぎ倒されたままでした。
5月16日 同上。
メディアでよく目にした、陸に打ち上げられた巨大な船。
まだ同じ場所に・・・。
気仙沼市は、957人の方が亡くなられ、
約538人の方がいまだに行方不明です。
5月16日 宮城県南三陸町。
海から数キロ離れた家々まで津波で全壊に。
果てしなく続く瓦礫。
絶望的な気持ちになるほどのその広大さに絶句しました。
それでも力強く生きる東北の被災者の皆さんは、
本当にすごいと感じます。
5月16日 同上。
最後まで住人に避難を呼びかけた職員が命を失ったことで
知られている、防災センターです。
この建物は鉄骨を残していますが、
周囲では多くの鉄筋コンクリートの建物が倒壊していました。
ですので、瓦礫には鉄筋やコンクリートが多く混じっています。
もちろん木造の家は基礎以外、跡形もありません。
南三陸町は、519人の方が亡くなられ、
約664人の方がいまだに行方不明です。
5月16日 宮城県石巻市。
海から1キロほど離れた広大な平地の住宅街。
数百戸が全~半壊。
周囲には逃げ場所となる高台が見当たりません。
住人の皆さんは本当に大変だったことでしょう。
2ヶ月経って道路はきれいになっていますが、
住宅敷地内には瓦礫が積まれたままでした。
5月16日 同上。
建物が残っている分、無残さが生々しく、心が痛みます。
地盤沈下したのか、
写真のように、水がひいていない場所もあります。
石巻市は、3025人の方が亡くなられ、
約2770人の方がいまだに行方不明です。
・・・以上の写真にはありませんが、
仮設住宅も見学させていただきました。
それにしても、
東北の被災地の人達は、
信じられないくらいに「強い」と感じました。
私ならばとっくに心が折れているはずです。
テレビなどを見ると、
最近は被災地の明るい話題に注目が集まりがちです。
しかし、現実には、
復興までの道のりは、まだまだ長く、遠いと感じました。
被災地をこれからも長く応援させてもらおうと、
つよく思った次第です。
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