- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2011年4月
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
「ゆれやすさマップ」で知る、地盤による地震の揺れの違い
2011年07月04日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
大きな地震が起こったあとなど、
「あそこは地盤が固いらしい」とか、「地盤がやわらかいから」
などといった会話が、時折交わされます。
でも本当のところはどうなのか?
正確に確認している人は少ないはずです。
内閣府が、その答えとなる資料を
ウェブサイトの中で公表しています。
「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」
と、いいます。
思わずじっくりと見入ってしまいます。
説明文をこのサイトからそのまま抜粋しましょう。
地震による地表でのゆれの強さは、
主に、「地震の規模(マグニチュード)」
「震源からの距離」
「表層地盤」の3つによって異なります。
一般には、マグニチュードが大きいほど、
また、震源から近いほど地震によるゆれは大きくなります。
しかし、マグニチュードや震源からの距離が同じであっても、
表層地盤の違いによってゆれの強さは大きく異なり、
表層地盤がやわらかな場所では、
かたい場所に比べてゆれは大きくなります。
この効果を、ここでは「表層地盤のゆれやすさ」と表現しています。
「地盤のゆれやすさ全国マップ」は、
全国の表層地盤のゆれやすさを地図として表現したものです。
(中略)
特にゆれやすい地域にお住まいの方には、
家具の固定、住宅の耐震診断や耐震補強などの対策を
優先的に行うなど、日頃の地震への備えの
参考としていただきたいと考えています。
いかがでしょうか。
このマップを見ると、
日本全国の中で、関東平野のゆれやすさが
際立っていることがはっきりとわかります。
特に東京(→マップへ)の城東地区と、
埼玉県(→マップへ)の東部。
ゆれやすさの度合いの高い地域が、
大きく広がっています。
同じ地震に遭ったとしても、
これらでは、
他の地域よりも被害が大きくなる可能性がありますので、
注意が必要です。
関東平野は大半が、その昔は広大な湿地帯だったと
聞いています。
そういった場所は未だに地盤がゆるいのでしょう。
江戸時代などの古い造成による埋め立て地であっても、
そうした意味からは、
やはり地盤が強いとはいえません。
逆に、関東地方で「ゆれにくい」とされているのは、
奥多摩、秩父あたり。
さらに群馬と栃木の県境。桐生市や足利市のあたり。
加えて、
栃木と茨城の県境あたりのようです。
所沢在住の方が、
「私のところは地盤が固いから」と、おっしゃるのを
何度か耳にしたことがありますが、
確かに、
埼玉・東京の東部の様子に比べれば、
そう言えるようです。
ですが、本当に地盤が固いのは、
所沢以上に、
西の秩父方面です。
そんなことも、このマップを見るとわかるわけです。
ぜひ皆さんも、
暮らしていらっしゃるエリアをチェックしてみてください。
さらに、
「災害被害を軽減する国民運動のページ」
というサイトもご紹介しておきましょう。
ここには、
「みんなで減災」、「減災のてびき」
といったパンフレットなど、役立つ情報が盛りだくさんです。
ぜひご覧になってみてください。
ゆれやすさマップ(全国)です。(抜粋)
↓
関東大震災の津波は、私の家のすぐ近くまで来ていました
2011年07月01日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
大正12年9月1日、
相模湾沖を震源とした、
マグニチュード7.9の大地震が発生しました。
関東大震災です。
鎌倉駅を中心とする旧市街の一帯では、
約500名の方が亡くなりました。
津波も起こりました。
江ノ電の和田塚駅から長谷駅にかけての海側では、
家々が全壊したと聞いています。
さらに津波は、
旧鎌倉市街の真ん中を流れる滑川や、若宮大路を
さかのぼりました。
鶴岡八幡宮の近くまで、水が達したそうです。
つまりは、
八幡宮に近い私の家のあたりも、
少しですが、水に浸かったようです。
約4000戸のうち、約3000戸が
全壊もしくは半壊の状態になりました。
(こうした様子については、震災後に作家の久米正雄氏ら
が中心になってまとめた「鎌倉震災誌」という書物に
詳しく書かれています)
もっと時代をさかのぼれば、
津波は鎌倉を何度も襲っています。
鎌倉の大仏は、昔は今のような露座ではなく、
立派な大仏殿に覆われていました。
それが約500年前の津波で倒壊、流されてしまい、
以降、再建されていないというのは、よく知られている
有力な説です。
こうした津波や洪水の被害予測を示す「ハザードマップ」は、
各自治体から発表されていますが、
(→国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」)
鎌倉市の情報も、そうしたものから確認することができます。
(→当該サイト)
これを見ると、住宅地では、
坂ノ下あたり、
長谷の海側あたり、
大町・材木座あたりが、
「標高が7メートル以下。大津波が来ると危険」
と、されています。
ちなみに私の家は、
推定ですが
標高8~9メートルくらいのところに建っています。
海からは約1.5キロメートル。
今回の東日本大震災並みの津波が来れば、
もう完全にアウトです。
そこで、もっとも近い高台を探すと・・・
頂上までの距離約400メートルの「源氏山」。
とにかく急いでここに駆けのぼるしかありません。