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涼をよぶ打ち水。やり方を間違えると・・・
2011年07月07日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
「打ち水」をして涼しさを呼ぶ・・・。
節電がテーマのこの夏、
エアコンに頼らない暑さ対策のひとつとして、
例年以上に実行する人が増えるかもしれません。
ところが猛暑だった去年、
実はこんなことがありました。
新聞報道によると、
「市が行っていた散水車による『打ち水作戦』が、
市民の苦情によって中止となった」
と、いうのです。
場所は岐阜県多治見市。
埼玉県の熊谷市に並んで知られる、猛暑の町です。
その際の市民の声によれば、
「散水直後は気温が下がるように思う。しかし間もなく、
撒かれた水が湯気となり、さらに暑くなる気がする」
とのこと。
確かに、
「炎天下、庭や道路に水を撒いたが、
効果はその一瞬だけのような気が・・・」
これは、私達にも普段、
思い当たることかもしれません。
すると、
打ち水には、実のところ、
涼をよぶ効果がないのでしょうか。
そうではないようです。
どうも、多くのところで、
打ち水は、
それを行うタイミングを間違えられてしまっているようなのです。
たとえば京都の街で、
夏、日がかげってから、
旅館や料亭、老舗などを訪れると、
誰もがすぐに気がつくはずです。
庭や玄関先などの地面が、しっとりと濡れています。
打ち水されたばかりなのです。
実は、
打ち水のベテランである彼らは、炎天下の真昼間には
水を撒きません。
朝や夕方に、打ち水をするのです。
理由は多治見市民の苦情とまったく一緒です。
暑い昼間に水を撒いても、
たちまち蒸発し、
涼しさが長続きしないばかりか、
大抵の場合、
かえって蒸し暑く感じられてしまうそうなのです。
少し以前まで、京都での打ち水は、
旅館や料亭だけでなく、
一般の家々においても、習慣として行われていたといいます。
科学的な根拠はともかく、
彼らは、その肌が示す感覚で、
打ち水で涼をよぶためのタイミングを知り、
代々、これを心得ていたにちがいありません。
ですがこのことは、
エアコンもなく、扇風機も無い時代には、
本来、
日本中の人々が知っていたことなのではないでしょうか。
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