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ペット共生型物件の誤解。設備は最低限のもので十分!?
2011年07月27日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
水曜日は「読者の声とお悩み」です。
今週は・・・
「アパートをリフォームし、マーケットの拡大が期待できると
いわれている『ペット共生型』にしたいと思っています。
せっかくなので充実設備が自慢の物件にしようと、
あれこれ思案していたのですが、
知り合いのオーナーさんから、
『その設備は要らない、これも要らない』
『玄関脇のリードフックくらいがあれば十分ですよ』
などと、アドバイスを受けました。
『投資を極力抑えなさい』とのことです。
もちろん、お金がかからないことは大歓迎なのですが・・・
素直に従っていいのでしょうか」
とのご質問です。
アドバイスをくださったお知り合いのオーナーさんは、
実際、すでにペット共生型の物件を
経営していらっしゃる方なのでしょうか。
もし、そうであれば、
「投資を極力抑えなさい」は、
貴重な経験にもとづいた、ひとつの正解であるのかもしれません。
ペット共生型マンション・アパートに関しては、
私も最近、
あることをよく耳にするようになりました。
それは、
「過剰な設備は不要」
だということです。
極端に言えば、
お知り合いのオーナーさんがおっしゃるとおり、
物件のエントランスや各戸の玄関脇に、
愛犬のリードをかけるリードフックを
取り付けるくらいで十分なのだとか。
対して、
「うんちダスト」
などと呼ばれる犬のウンチを捨てる設備など、
実際に利用する人はとても少なく、
さらには、
よく見られるエントランス脇などの「足洗い場」さえも、
せっかくコストをかけて整備しても、
さっぱり使ってもらえないことがあるのだそうです。
一体、
どういうことなのでしょうか。
こうした設備が本当にペット共生型マンション・アパートに
必要ないのならば、
わざわざ費用を投じて設けた上、
維持管理のために賃料や管理費を上げる必要もないのです。
その答えは・・・
どうやら、ペットの種類にあるようです。
色々なペット共生型の物件がありますが、
その多くが、
基本として、
飼えるペットを小型犬に限定しています。
多くの小型犬の飼い主は、
ウンチは家のトイレで流すか燃えるゴミとして収集に出し、
散歩で犬の足が汚れれば、
エントランスから抱きかかえて部屋に入れ、
室内で足を拭くか、洗ってあげるかします。
「そのほうが楽で簡単。わざわざ外の洗い場を使うこともない」
のだそうで、
言われてみれば確かにそのとおりかもしれません。
最近のペット共生型マンション・アパートには、
聞くと、
なるほどと思わされるような、
すばらしい工夫が用意されていることがあります。
たとえば、
壁紙があらかじめ上下に2分割されていて、
ペットが傷つけやすい下半分だけを張り替えられる
ようにしている・・・
ペットがすべりにくい床材が敷かれている・・・
その床は、もちろん防音効果の高い仕様となっている・・・
これらは確かに、あれば、より良いのですが、
やはり上記のとおり、
飼われるペットのサイズ、運動量など、
場合によっては、
ぜひとも必要ということにはならないようです。
さらには、
ペット共生型マンション・アパートに住む人の半分ほどが、
実際にはペットを飼っていないという話もあって、
最近はハウスメーカーさんなどに聞くと・・・
「リードフック以外に目立った設備のないペット共生型が
増えていますよ」
そんなお話でした。
ですので、
今回、アドバイスをくださったお知り合いのオーナーさんへは、
ぜひ、もう一度、
その理由をお尋ねになってみてください。
その答えが、
私が聞いている上記のことに一致するようであれば、
参考にされる価値は十分にあると思います。
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