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すばらしい天然素材「ヨシ」は、人の生活によし。自然によし
2011年08月25日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
「節電の夏」も終盤です。
電力使用のピーク時は、エアコンの使用をなるべく控えよう、
とのことで、
この夏は「すだれ」を家の窓の外にかけた方も、
多かったのではないでしょうか。
すだれは、
暑さしのぎや目隠しのため、
大変古くから、私達につかわれている道具です。
その材料となるのは主に植物の茎。
よく見られる竹やヨシのほか、
「蒲」、「萩」、
さらには、「セイタカアワダチソウ」なども、
これに使われることがあるようです。
なかでもとりわけ、
私達の目に触れやすい、ポピュラーなものが、
いま、中国からの輸入も盛んな、
ヨシのすだれでしょう。
ヨシは、「アシ」ともいい、イネ科の植物です。
河川の下流域や、沼や湖の岸辺などに群生し、
長い茎を伸ばしながら、
広大なヨシ原をこしらえます。
ちなみに、
ヨシという呼び方は、「アシ」よりも
新しいもののようです。
「もともとの『アシ』が、『悪(あ)し』につながるということで、
これを嫌ってつかわれるようになった」
と、いうのが、
広く語られている、いわば定説です。
ヨシ原は、よく、天然の浄水装置であるといわれます。
ヨシが密生するヨシ原では、
水の増減によって、
その根元がときには水中に没したり、ときには水面上に
あらわになったりします。
そうした過程で、
水中の泥や、汚れの原因となる有機物などが濾し取られ、
沈殿します。
そして、
水の流れがゆるいヨシ原には、
沢山の微生物が生息しています。
それらが水中の有機物を分解し、栄養分として吸収し、
水からの分離をうながします。
ヨシ自体も、植物として、
汚れの原因となる窒素やリンをその体に取り込みますから、
生活排水などによって汚れた水も、
ヨシ原を通過する際は、
その規模に応じた、「浄化」を受けることとなります。
そのため、河川や湖沼が、
開発工事など、
さまざまな理由によって周りのヨシ原を失うと、
その浄化機能も、多くが失われてしまうことになるわけです。
川を流れている水が汚れていれば、
汚れたままの水が、
さらに下流へ、海へと、流れ出すことにもなるわけです。
北関東にある「渡良瀬貯水池」といえば、
いわゆる「首都圏の水がめ」のひとつとして有名です。
ここには大規模な「ヨシ原浄化施設」が、
国によって、整備されています。
流れ込んでくる生活排水などによる水質汚染をふせぐため、
貯水池の水を
広大なヨシ原に導いて浄化します。
それをふたたび貯水池に戻し、
循環させるシステムが稼動しています。
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