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今年の大震災ではっきりわかったこと。建築会社・管理会社の実力差
2011年10月18日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
少し前のことです。
東日本大震災による、茨城県水戸市の被災状況について、
取材させていただく機会がありました。
津波、原発事故に話題が集まりがちなため、
ご存じない方もいらっしゃるかもしれません。
水戸市の震度は6強。
住宅の被害は、建物の全壊、半壊など、
実は、甚大なものでした。
水戸市内で全壊した住宅は325軒、半壊が1307軒、
一部破損となると2万3238軒にのぼります。
茨城県全体であれば、住宅だけで2696軒が全壊し、
1万8815軒が半壊、15万3041軒で一部損壊がありました。
もちろん、賃貸住宅でも、
数多くの物件に被害が出ています。
それらについて、取材で判った話をまとめてみます。
・水戸市内の賃貸住宅については、
幸いにして、震災後も人が住める状態のものが
ほとんどだった。
「新耐震」の基準が布かれて以降の建物がほとんど
だったせいか、
地震保険の判定では、概ねが「一部損」程度。
・とは言え、外壁や室内の壁に亀裂が走った物件や、
それらの一部が崩れたり、
窓やドアが開きにくくなった物件も・・・。
・大手ハウスメーカーの物件でも、多くに何らかの被害が発生。
ではあるものの、
大手以外の工務店などの施工による物件と比較すれば、
概ね、損傷が少なかったとのこと。
(やや微妙なお話ですが、これは事実のようです)
・ある大手管理会社は、修繕が早かった。
一方、ある大手管理会社は、修繕が遅かった。
遅かっただけでなく、入居者と連絡を取ることにすら、
大きな遅れが生じたとのこと。
・その結果、修繕・連絡の遅かった管理会社の物件から、
修繕・連絡が早かった管理会社の物件に、
多くの入居者が転居・・・!
・そのため、修繕の早かった管理会社の物件は、
賃料を下げてもいないのに、
震災前よりも入居率がアップ!
・修繕の遅かった管理会社の物件は、
以降、賃料を下げても、
入居者がなかなか決まらなくなってしまったとのことです。
いかがでしょうか。
ちなみに、上記、
「修繕・連絡の遅かった大手管理会社」ですが、
大変残念なことに、
もともと、業界での評判がよろしくなかった会社です。
評判の良い会社・いまひとつな会社
普段は小さな差しか感じられなくとも、
こういった非常時には、
はっきりと、
実力差が表れるものなのですね。
ともあれ、
こうした建築会社、管理会社の実力差がおよぼすシワ寄せは、
結局のところ、
オーナーさんのもとへと行き着くわけです。
従って水戸では、
これら企業のみならず、賃貸住宅オーナーさんも、
震災後の明暗を
くっきりとわけてしまったようです。
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