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お洒落な「コンクリート打ち放し」。元祖は日本にあった?
2011年11月03日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
「コンクリート打ち放し」
(うちっぱなし、と、よく発音されます)
と、いえば、
お洒落な建物の代名詞といっていいでしょう。
たとえば美術館、
レストランやブティック、
私達賃貸住宅オーナーにとってもっとも身近なところでは、
多くの「デザイナーズマンション」。
その美的でお洒落なセンスを主張するため、
しばしば、
「コンクリート打ち放し」を採用しています。
自宅を建てる際、これを選ぶ人もいます。
その多くは、
漫然と適当に選択したものではありません。
大抵の場合、
施主は、
自らの美的センス、あるいは生活スタイルを主張する
手段として、
コンクリート打ち放しを選んでいます。
いわゆるクリエイティブな仕事をしている人、
芸術志向のつよい建築家が自宅を建てる場合など、
見事なほどに、
コンクリート打ち放しが選ばれやすいことについては、
皆さんもたびたび
テレビの住宅紹介番組などでご覧になられるとおりです。
ところで、
このコンクリート打ち放し、
厳密に言えば、
「『コンクリート打ち放し』による、建物における美的な表現」
ですが、
これは、いつ、どこで始まったものなのでしょうか。
ちょっと考えると、
いかにもヨーロッパ・・・という感じがします。
それも、
家具や雑貨などで知られるとおり、
簡素ですっきりしたデザインを好む、北欧あたりの
イメージでしょうか。
しかし、
実は、この美的表現、
「始まりは日本にあった」との見方が有力です。
ただし、
手がけたのは日本人ではありません。
チェコ出身の建築家、アントニン・レーモンドという人です。
1919年に来日して以来、日本での活躍が大変長く、
「日本の建築家のひとり」
と、言ってもいいほどの人物です。
このレーモンドが、
1924年に日本に建てた自邸こそが、
現在、我々の目の前に数多く見られる、
「『コンクリート打ち放し』による、建物における美的な表現」・・・
これを最初に実現させたものと見る人が、
専門家、一般の建築ファン問わず、
多数、存在しています。
そのポイントは「壁」です。
現在、私達の身のまわりには、
繰り返しますが、コンクリート打ち放しの建物が無数に
建っています。
そこで思えば、
これらのほとんどいずれもが、広くとられた外壁における、
コンクリートそのものの肌が醸し出す風合いを
前面に押し出しています。
すなわち、
伝統的な素木(しらき)の壁や土壁と、感覚は同じです。
素材そのものの美を
主に壁の「面」をもちいて、展開させているのです。
こうした表現を
確信をもってコンクリートの建物で行った、
その最初の挑戦こそが、日本のレーモンドの自邸である。
現在、ほぼ認められている見解といっていいでしょう。
可塑性の高い(自由に形を決められる)コンクリートで、
建物の新しい美を模索しようとする近代以降の探求は、
レーモンドの仕事以前に、
ヨーロッパなどで、すでに始まっています。
しかし、
コンクリートに木肌や土のような素材美を発見し、
それを素直に、
建物の「面」に表現するというやり方を実行、
世に問うたのは、
知られるかぎり、レーモンドが初めてです。
このレーモンドの革新に、
当時、世界が驚きましたが、
もちろん、
地元である日本での影響については、
ただならぬものがありました。
以降、
ご存知のとおり、日本の建築家にとって、
コンクリート打ち放しは、美とセンスを表すための
まさに「定番」です。
また、
芸術的な面だけではありません。
精巧な型枠づくりなど、
コンクリート打ち放しにかかわる施工技術全般についても、
日本は、その品質面において、
他国を少なからずひきはなしているものと思われます。
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