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理想のカップル誕生? 鉄筋コンクリートの話 その1
2011年11月17日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
「鉄筋コンクリート」
といえば、本当に私達の身近にあふれています。
と、言うよりも、
これがなければ、現代社会とそこでの生活、
そのものが成り立たないと言っても過言ではありません。
ビルも、橋も、高速道路などの構造物も、
木造家屋の基礎さえも・・・
私達の生活をささえるありとあらゆるものが、
鉄筋コンクリートでつくられています。
コンクリートという素材は、
実は、建材として大きな弱点をかかえています。
それは、
「圧縮には強いが、引っ張る力には大変弱い」
と、いうものです。
「引っ張る力」とは、
たとえば、一例を挙げると・・・
コンクリートの板をそのまま何かの「橋」にして、
その中央に重さをかけてやった場合を想像してみてください。
その際、
コンクリート板の下面側の表面には、
左右にこれを引き合う力がはたらいています。
これが「引っ張る力」。
この力に、コンクリートは大変弱く、
そのため、
最初にコンクリートの橋が造られ出した頃など、
「橋げたの間、たった数メートル・・・」
そのくらいのものしか、
満足に実現できなかったそうです。
(その後、石でアーチを組むような伝統的な原理で
コンクリートが利用されることにより、一応、
「無鉄筋コンクリート橋」の長さは伸びています)
こうしたコンクリートのもつ決定的な弱点を補うため、
19世紀の後半、
いよいよ「鉄筋コンクリート」が開発されました。
ここでなぜ鉄筋、すなわち「鉄」なのか?
と、いうと、
コンクリートとはまったく逆に、
引っ張る力に対しては大変強靭な素材の
代表的なひとつが、「鉄」なのです。
この鉄を
コンクリートの内部に「配筋」、
つまりはスジを配るように並べ、埋め込んでいきます。
すると、
引っ張る力に弱いコンクリートの性質が、
中の鉄筋によって、打ち消されます。
一方、
比較的細い鉄筋は、
たとえば針金が人の力で容易に曲がってしまうように、
端と端からかかってくる圧力には弱いのですが、
こちらは、
周りを圧縮に強いコンクリートに固めてもらうことで、
やはり、弱点が打ち消されます。
両者を一体に組み合わせることで、
互いが互いの弱点を補い合い、
圧されても潰れない、引かれても割れたり崩れたりしない、
強力な建材が誕生・・・!したわけです。
ちなみに、
よく語られるエピソードですが、
最初の頃に、鉄筋コンクリートといえるものを考案した
何人かのうち、
もっとも将来に有効なかたちのものを提案したとされる人・・・
つまり、
鉄筋コンクリートの「発明者代表」といっていい人ですが、
この方はなんと、造園家だったそうです。
目的は、
「丈夫な植木鉢をつくるため」でした。
鉄筋コンクリートのお話、
さらに来週へ続けたいと思います。
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