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上から目線の殿様商売。私達賃貸住宅オーナーも他山の石に
2012年01月13日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
今日は、昨年末の記事に続いて、(→当該記事)
「殿様商売」のお話としましょう。
なお、ご紹介するような困った事例はほんの一部。
多くの関係者の皆さんは、
当然、真面目にがんばっていらっしゃるのであろうことを
お断わりした上で、
応援の気持ちも込めて、お話しさせていただきます。
今日の話題は「東京ガス」さん。
そのサービス店舗さんとのやりとりの中での経験談です。
昨年3月末のことです。
私の物件に備え付けの給湯器が壊れてしまいました。
そこで早速、
某・東京ガスサービス店舗さんへ問い合わせたところ、
「交換が必要なようですね。でも、
震災の影響で品物を入手できません」
とのこと。
困った私は、インターネットで調べることに。
すると、
大阪の給湯器販売会社に在庫があることが
すぐに判明。
早速、取り寄せたのでした。
その時、思いました。
「そもそも震災の影響ってなんだろう?
探す努力をしてくれたのかな?」
不審に感じながらも、設置工事だけを
このサービス店舗に依頼しました。
その後、少し経ってから、
別の入居者のところで、また給湯器が壊れました。
「お湯が出なくなったので、説明書を見て直そうとしたが、ダメ」
とのこと。
そこでふたたび上記店舗に連絡すると、
とりあえず、
すぐにやって来てはくれました。
「基盤が壊れていますね。
修理するなら部品の在庫がないので取り寄せになります。
4~5日後で、修理代は4~5万円」
さらに、
「新品の給湯器と取り替えるのでしたら、
これも取り寄せになりますが・・・2日後です。
工事費用を合わせて20万円ちょっとかかります」
私は尋ねました。
「部品にしても、給湯器本体にしても、
在庫は持っていらっしゃらないのですか?
給湯器が壊れたとなったら、一日も早く直してほしい、
取り替えてほしいと、
誰もがおっしゃるのでは?」
「うちの会社の方針で、在庫はほとんど持たないんです」
やれやれです。
またまた「在庫ありません」に、苦しめられることに
なってしまいました。
本当に無いのでしょうか?
明確に「方針」とおっしゃる以上、
事実なのでしょうが、
事実だとしても、何となく納得のいかない話です。
とはいえ、仕方がありません。
新しい給湯器を取り寄せてもらうことにしました。
ちなみに、
今回壊れた給湯器は13年前に購入したもの。
給湯器は20年近く壊れないこともあるといいますが、
その一方、
「10年も過ぎれば、いつどこが壊れてしまうかわからない」
とも、聞いています。
入居者にこれ以上迷惑をかけてはいけないので、
修理ではなく、交換を決断しました。
すると、
ここでとんでもない事件が発生。
サービス店舗の担当者氏、入居者のいるその目の前で、
「ところで大家さん、お宅さんは安い給湯器を
使っているんですね」
などと、
あの震災の少しあとに購入した給湯器を指さして、
言い出したのです。
突然何を・・・と、私は驚きました。
「安いって、どういう意味ですか?」
「東京ガスのブランドが入っていないんです。
メーカーが造った製品を直接購入されていますね」
「性能が違うということですか?
東京ガスさんの給湯器も、造っているのはこうした
メーカーさんのはず・・・」
「ブランドが入っていると高くなるんですよ」
「ですから、違いはどこにあるのですか?性能、機能・・・」
「金額が違うんです」
・・・何を言いたいのか、お話になりません。
どうやら、さほどの悪気もないままに、
私が給湯器の購入にあたって「ブランド品」
(あくまでこの人の妙な基準で言う「ブランド」ですが)
を選んでいなかったことを
この人は、その場の話題にしたかったようでした。
きっと悪気は無いのでしょう。
それにしても、
私のお客様である入居者の方がいる前で、
「安いのを使ってますね」とは・・・。
普段から、上から目線の殿様商売をしていて
それに慣れきってしまっている、
ということなのか、
あまりの感覚の鈍さ、
気配りのなさに、私はただただ驚くほかありませんでした。
そこで思い出しました。
それよりずっと以前にも、
他の東京ガスのサービス店舗さんに仕事をお願いした際、
「10時に行きます」
と、宣言しておきながら、到着したのは10時50分。
「遅かったですね」
「ええ。前の工事が遅れたので」
すみません、ごめんなさい、
など、
お詫びのひと言が聞こえてきません。
公共インフラにたずさわる仕事は責任が重く、
大変なのだろうとは思いますが、
だからといって、
顧客をもつ商売にたずさわる者としての
礼儀や気配りを忘れてしまうようでは、
「やっぱり殿様商売だ」
そう揶揄されても仕方がないでしょう。
そこで、
お話の結びですが、昨年末と同じです。
このブログをご覧のオーナーさんに、上から目線の
「殿様商売」な方など、
もちろんいらっしゃらないとは思いますが、
それでもぜひ、気をつけてください。
物件管理を依頼している管理会社が入居者に対して
これをやっていると・・・
大変です!
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