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妻木頼黄が残した、横浜と東京で愛されるランドマーク
2012年02月09日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
先週まで、
この「雑学いろいろコラム」では、
6回にわたって、
目下復元工事の進む
東京駅丸の内駅舎にまつわるお話を続けてきました。
そこで今回は、いわば「番外編」。
妻木頼黄(よりなか)という建築家の作品について、
少しお話しすることにしましょう。
妻木頼黄・・・
前回のお話で、東京駅の設計者である辰野金吾の
ライバルとして登場しました。
大蔵省を拠点に、
官僚技術者達のリーダーとして、
近代日本における記念碑的な建物になるとされていた
国会議事堂の建設計画を主導、
しかし、その道半ばにして命の炎燃え尽き、
夢破れた男です。
この妻木の作品ですが、
実はなかなかの大作、名作が私達の身近に残されています。
で、ありながら、
「あの○○は妻木頼黄(および彼が率いた「チーム」)の
作品なんだよ」
と、本人の名前にからめて紹介されることが、
なぜか彼の場合、とても少ないようです。
そこで、今回は、
横浜と東京にある彼の代表作三つをここで
紹介してみたいと思います。
まずひとつ目。
横浜中心部、有名な「馬車道」に面して建つ
「神奈川県立歴史博物館」です。
明治37年、横浜正金銀行本店として建てられた、
重厚かつ壮麗なバロック建築です。
ライバル辰野金吾も含めた同世代中、
もっとも優れていたともされる妻木のデザイン力が、
如何なく発揮された大作です。
さらに二つ目。
かつてはテレビドラマなどのロケ地に。
今は横浜の代表的な観光商業施設として・・・
全国の人に知られています。
「横浜赤レンガ倉庫」です。
明治44年に2号倉庫が、
大正2年に1号倉庫が完成しています。
港町横浜のランドマークのひとつとして、
知名度では、
神奈川県立歴史博物館を数段凌ぐでしょう。
そして三つ目。
場所を東京に移します。
ただし、
今度は建物ではありません。
あまりにも有名なある「橋」が、
実は、妻木の作品なのです。
それは「日本橋」。
妻木は、
明治44年に竣工し、いまも残るこの橋の建造において、
いわば、
「総合デザインプロデューサー」
と、いった立場の仕事をしています。
程近いところに建つライバル・辰野金吾の
日本銀行本店とともに、
両者仲良く、
街の象徴的な風景をかたちづくっています。
以上、長きにわたってお届けした、
東京駅丸の内駅舎とそれにまつわるお話。
今回をフィナーレといたします。
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