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土地の有効活用さまざま(2) ガレージハウス・シェアハウスを建てる
2012年03月02日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
この3月、当ブログでは、
いつもの月~金曜日・日替わりの記事をお休みし、
1ヶ月間にわたって、
「賃貸経営ハウツー(特別記事)」をお届けいたします。
今日はその第2回目です。
賃貸経営には、
一般的な単身者向け、ファミリー向けの
アパート・マンションを経営するもの以外にも、
色々とユニークなかたちのものがあります。
そんな選択肢の存在を覚えておくことも、
これから賃貸経営を始めようとされる
オーナーさんなどにとっては、
とても有意義なことでしょう。
前回の記事
(ペット共生型賃貸住宅、戸建賃貸住宅)
にひきつづき、
今回は、
「ガレージハウス」と、「シェアハウス」を
紹介しましょう。
【ガレージハウス】
ガレージとは、車庫のこと。
ですが、ガレージハウスの場合、
家にただ車庫がついていればいいというわけでは
ありません。
趣味として自動車にかけるお金を惜しまない、
クルマ好きの人達のために、
自動車を中心としたライフスタイルを実現しやすい形や、
機能を充実させた家・・・。
それがガレージハウスです。
自動車整備のための用品置き場が設けられていたり、
リビングからガラス張りの壁を通して車庫が眺められたり、
充実度は物件によって様々ですが、
こうしたガレージハウスを賃貸住宅として
経営することには、
さまざまなメリットがあるといわれています。
ガレージハウスの入居者は、
主に、高級外車などを所有する男性。
30代以上の独身者が中心です。
ほかにはDINKS(共働き夫婦のみの世帯)の皆さんや、
ガレージハウスをセカンドハウスとして利用しようという、
家庭のご主人も。
経済的に余裕のある顧客が多いため、
滞納リスクが少なく、
加えて、物件自体が希少。
そうしたことから、
賃料を周辺相場よりも高目に設定できることも
少なくありません。
さらにガレージハウスには、
こんな「効能」もあります。
普通の賃貸住宅ならば、
建築をあきらめざるを得ないような、
駅から大変遠いロケーションでも、
運転好きな自動車オーナーにとっては、
さほど苦にならないことも多いのです。
とりわけ、
近くに高速道路のインターチェンジがあったり、
郊外へとのびる幹線道路がはしっていたり・・・。
そんな場合、
彼らにとっては、
逆に「便利な場所」となることもしばしばです。
晩婚化が進み、
趣味にお金をかける大人の男性が増えている昨今、
物件によっては、
空室待ちの予約が何件も入っているほどの
人気を誇るものもあるそうです。
戸建て、マンション等、
ガレージハウスには色々な形態がありますが、
集合住宅の場合、
1階をガレージとして、広さは車を2台置くことができる程度。
2階を住まいとして、間取りはワンルームから1LDK。
と、いったあたりが多く見られるようです。
なお、
ガレージハウスで賃貸経営を始めようとする場合の
注意点として、
「市場調査をしっかりと行うこと」
これを欠かすことはできません。
ガレージハウスはいわゆるニッチな分野の商品ですので、
全体としての顧客の数はさほど大きくありません。
地域によっては、
既存の物件によって、
すでに需給バランスがとれてしまっている場合も
あるからです。
こうした市場調査の実施を含め、入居者募集の方法など、
ガレージハウスによる賃貸経営には、
独自のノウハウが必要です。
ご検討の際は、まずは一度、
実績のある管理会社などにご相談をもちかけられるのが
よろしいでしょう。
【シェアハウス】
近年、賃貸経営のひとつのかたちとして、
急増しているのがこの「シェアハウス」です。
ひとつの家に複数の入居者が暮らします。
内部は、プライベートな個室と、
皆で共用するリビング等の空間に分かれています。
バス、トイレ、キッチン等の設備も
通常は共用。
入居者には、
20代後半から30代くらいの若い社会人が多く、
そのため、これまでは、
「若者に人気のエリアに建つ、未活用の一戸建てを
リノベーションし、シェアハウスとする」
と、いった形態が主流でした。
普通のアパートやマンションに比べ、
生活するにはやや不自由で、不便なかたちですから、
もちろん、
賃料は、通常、安く抑えられています。
しかし、魅力は賃料ばかりではなく、
最近は、
こうしたシェアハウスでの暮らしが、
職場などとは異なる
「ゆるやかなコミュニティ」の場として、
意外に多くの数の若者の心をつかんでいます。
一時のブームで終わることなく、
新たな住まい方として、
シェアハウスは、
いまやほぼ社会に定着したものと考えてよいでしょう。
そうしたことから、
既存の一戸建てや寮などからの転用ばかりでなく、
「新築のシェアハウス」
と、いったものも、
これから増えていくことが予想されています。
そこで、
賃貸経営という側面から見てみると、
シェアハウスは、あるメリットを備えています。
これは、
戸建住宅をシェアハウスにする場合に
言えることなのですが、
一戸をそのまま一人(一家族)の入居者へ貸すよりも、
シェアハウスでは、「小分け」ができる分、
総体として多くの賃料を見込むことができます。
また、
一戸=一入居者では、
退去が発生すると、
その時点から賃料収入がゼロとなりますが、
シェアハウスでは通常その心配がありません。
賃貸経営の安定という面では、
オーナーにとっての大きなメリットといえるでしょう。
逆に、
シェアハウスの経営で大変なのは、
良好なコミュニティの維持にあるといわれています。
若者達の共同生活が思わぬ脱線をまねき、
物件が無法地帯と化すなどしてしまえば、
ご近所にも迷惑がおよび、
地域問題が起こりかねません。
オーナー自ら企画・運営に積極的にかかわり、
コミュニティをリードする覚悟を決めるか、
あるいは、
シェアハウス経営のノウハウに長じた管理会社など、
頼りになるプロとのパートナーシップをもって、
これに臨むか、
どちらにしても、
オーナーさんのしっかりとした心構えこそが、
シェアハウスの経営にあたっては
「何よりも大切」と、
言うことができるでしょう。
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