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仲介会社の選び方(2) 賃貸住宅を「売る時」のパートナー選び
2012年03月13日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
この3月、当ブログでは、
いつもの月~金曜日・日替わりの記事をお休みし、
1ヶ月間にわたって、
「賃貸経営ハウツー(特別記事)」をお届けしています。
今日は、
物件を売る時の不動産会社、
いわゆる「仲介会社」選びについてのお話です。
事業の将来を見据えての賃貸物件の買い替え、
あるいは、
引退、相続など、
物件の売却を考える機会が、
やがてオーナーさんに訪れるかもしれません。
同じ「仲介会社選び」とはいっても、
入居者の募集を依頼する場合とは、
様々な違いがありますので、
ぜひ、それら、
いくつかのポイントをおさえておいてください。
■事業用物件に強い会社を選ぶ
「賃貸住宅の売買」とは、
すなわち「事業用物件の売買」。
不動産取引の中にあっては、やや特殊な仕事のひとつです。
一般の人々を買い手とする居住用売買物件の仲介、
あるいは居住用賃貸物件の入居者募集、
これらを専業としている会社、
あるいは事業の主体としている会社の多くは、
いわば「分野違い」。
パートナーとして向いていません。
■売る相手は「投資家」・「富裕層」
通常、オーナーさんが売却しようとする物件を
買う人の多くは、
「投資家」とよばれる人々となります。
そこで、
事業用物件の売買を得意とする会社の中には、
こうした投資家を
あらかじめ数多く「会員」としてプールしているところもあり、
これらの場合、
会員に向けて、物件情報を電子メールなどに載せ、
すばやく一斉配信する体制を
ととのえるなどしています。
買い手を効率的に見つけ出すことができるとともに、
「このたびの物件売却のこと、
多くの人の目にはなるべく触れさせたくない・・・」
と、いった場合も、
大いに役立つ仕組みでしょう。
また、
富裕層の方などが、
投資のために事業用物件を探す場合、
自らは動かず、
まるごと作業を他者に委託しているケースもよく見られます。
銀行系、証券会社系など、
いわゆる「金融系」とされる不動産会社が、
これらを受託していることが多いことも、
ぜひ、知っておいてください。
■インターネットに強い会社を選ぶ
もはやあらゆる不動産取引における「必須事項」と
いえるでしょう。
賃貸住宅などの事業用物件を買おうとする投資家は、
広く全国に点在します。
インターネットに弱い会社を避け、
強い会社を選ぶことは、第一の基本です。
なお、事業用物件の売買にあって、
「インターネットに強い」・・・というのは、
ポータルサイトへの広告掲出を確実に行なうことなど
ばかりを言うわけではありません。
前段に述べたような、
「物件売却のことをなるべく秘密にしたい場合」
であっても、
「メール会員」のみに、
すばやく的確に情報提供することで、
その要望に応えてくれる・・・。
インターネットを通じた、
そうした便利な体制をととのえていることも、
その会社が「インターネットに強い」といえる
要素のひとつです。
■全国の主要都市に店舗のある会社を選ぶ
インターネットをつかえば
簡単に情報を全国発信できる・・・今の時代。
とはいえ、
やはり、各地にたくさんの店舗を持つことの強みも
無視できるものではありません。
投資家の住まいは、
おおむね大都市に集中しているといわれています。
全国の主要都市それぞれに支店を置く
仲介会社であれば、
それら現地、現地において、
投資家さんと仲介会社社員、
「人対人」のリアルなコミュニケーションを
実現することが出来ます。
契約に結びつく可能性はその分高まるといえるでしょう。
■管理会社の仲介部門も頼りになるかも
冒頭、
「不動産取引の中にあっては、やや特殊な仕事のひとつ」
と、述べた賃貸住宅の売買。
だからといって、
「普段管理を頼んでいる管理会社じゃ畑違いか・・・」
と、最初から思い込むと、
思わぬ見落としにつながることがあります。
なぜなら、
売却したい物件を管理している管理会社に、
賃貸物件の売買を仲介する
「専門部隊」が置かれていることも、
実はたびたびあるのです。
この場合、
「物件の魅力を知り尽くしている人達が動いてくれる」
ということで、
オーナーさんはとても安心。
買い手の側としても、
物件の修繕履歴などを正確に把握している相手との
交渉になるため、
オーナーさん同様、安心です。
いわゆる「オーナーチェンジ」にともなう煩雑な手続きも、
この場合、他よりもスムースに進むでしょう。
■査定の依頼は複数社に。うれしい「高額査定」に要注意!
売却したい物件の査定は、多様な評価を得るため、
複数社に依頼することが基本です。
とはいえ、各社ともプロ。
いずれも、
おおむね共通した一定の評価基準を備えていることが
普通ですから、
査定額に大きな差が出ることは「まれ」なこと・・・と、
心得ておくことが必要です。
それよりも、
査定の根拠として示されたデータの緻密さ、正確さ、
さらには、説明時における誠実さなどを
比較することで、
各社それぞれの実力をある程度まで察することができます。
これこそが、
査定を複数社に依頼することのもっとも大きなメリットです。
なお、査定は無料の場合がほとんどですので、
通常は、コストを気にせず、
気軽に依頼することができるはずです。
査定額・査定内容が示されたら、
納得がいくまで、
その根拠についての説明を求めることが大切です。
ただし、
ここで注意しておきたいのが、
他に比べて突出して「高値」な査定額。
「とりあえず仕事を取りたい・・・!」
がため、
無理な金額を出してきている事例が時折見られます。
そうした額では、結局のところ、
相場から乖離しているなどするため、
なかなか買い手がつきません。
時間ばかりを費やした挙句、
やがては売却価格を下げざるを得ないことにも
なってしまいます。
■仲介は1社で。専任がおすすめ!
上記のとおり、査定は複数社に依頼するのが基本です。
しかし、
いよいよ仲介会社を決める際は、
・1社に絞り、
さらに、
・契約形態は「専任」・・・
すなわち「専任媒介契約」か「専属専任媒介契約」の
いずれかにされるのがおすすめです。
なお、以前は、
「一般媒介契約」を結んだ方が、
「物件が早く・高く売れやすい」と、されていました。
・複数の仲介会社に依頼できるため、
その分、広範囲にわたって買主を探すことができる
・依頼を受けた会社同士が客付け競争する
ことが、その理由です。
ところが、
今ではインターネットが現われたことによって、
前者のメリットは消失。
後者の「会社同士の競争」も、
「もしも先に他社で契約を決められてしまうと、
こちらは報酬がゼロになるため、
広告宣伝費をかけられない」
・・・となって、昨今は裏目に。
そのため、
「1社・専任」を選択するデメリットは、
いまやほとんど無くなったといっていいでしょう。
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