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最優先事項は「職場への距離」!結婚情報サイトにも賃貸経営へのヒントが
2012年04月30日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
読者の皆さん、ご存知のとおり、
この「賃貸経営お役立ち情報」では、たびたび、
(株)ネクストさんやアットホーム(株)さんなど、
いわゆる不動産ポータルサイトを運営されている
事業者さんが公表されたデータなどを紹介しています。
ほかには、日管協さんの「短観」、
国土交通省からの発表などなど・・・
当然ですが、普段、私達の注目は、
不動産業界や賃貸経営に関連するニュース、
資料に集まりがちです。
そこで、今回は、
やや畑違いのところで見つけた、あるデータを
紹介してみたいと思います。
「ウエディングの総合情報サイト ゼクシィnet」さんの
「カップルのホンネ通信」というコーナーにある、
「新生活の準備」(vol.69)と題した、
アンケート結果です。
こんな設問があります。
Q.結婚後の住居の形態は?
回答者322人の内74%が、
「新居」
と、答えています。
「新郎または新婦の独身時代の住居」
と、回答された方は、21%です。
「新郎新婦どちらかの実家で同居」
が、5%となっています。
多くのオーナーさんにご実感がおありのことと思いますが、
入居者の結婚は、
単身者用の物件にとってはお客様の喪失=退去に、
カップル・ファミリー向け物件にとっては、
新たな入居者を獲得する機会に結びついています。
なお、申し添えておきますと、
この発表の中に明示は見あたらないのですが、
解説文などから、
上記の「新居」も、「独身時代の住居」も、
いずれも賃貸住宅であることが前提となっているようです。
(若い新婚さんが対象ですので、ほぼそうなることでしょう)
そこで注目したいのが、
次の設問です。
Q.住居選びで最も重視することは?
1位は、「職場への距離」です。43%
2位は、「住居費用の低減」です。16%
そのほか、
発表されている3位以下7位までは、
どれも2~7%の回答率となっています。
つまり、上記1位、2位は、
他をやや引き離して特に強い、新婚さん達のニーズといって
いいでしょう。
そして、
そんな1、2位からはやや「引き離された」
5位となっているのが、
「新築物件」という回答です。
回答率はわずか5%です。
1位の「職場への距離」は、
いわゆる「駅近」にも通じますし、
2位の「住居費用の低減」については、
その内容は当然ながら、主に賃料や初期費用のことを
指すものと理解ができます。
よって、
これらがニーズの上位にのぼることは、
新婚さんに限らず、
入居希望者の意識における通常の結果と思われるのですが、
「新築」は、
さほどのニーズとはされていません。
どうやらこのアンケートに見る限り、
物件が新築である、ことについては、
多くの新婚さんは、あまりこだわってはいないようです。
物件の築年数が、
効果的なリフォーム、メンテナンスといったオーナーさん側の努力や、
他の部分においての物件の魅力によって
容易に挽回されやすいものであること、
こんなところからもよくわかるといえるのではないでしょうか。
ゼクシィnetさんの「カップルのホンネ通信」
「新生活の準備」(vol.69)はこちらです。
ほかにも興味深いデータや回答者の声が載せられていますので、
どうぞご覧になってみてください。
↓
http://zexy.net/mar/edit/honne/vol69.html
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■お知らせ■
月~金曜日・日替わりの記事でお届けすることに
なっております当ブログですが、
この4月および5月の2ヶ月間につきましては、
水・木・金の記事をお休みし、
月曜、火曜の週二回更新とさせていただいております。
よろしくお願い申し上げます。
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大型収納人気は、つまり「クローゼット人気」?
2012年04月24日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
先週と今週の、
同じく月曜日にお届けした「賃貸経営お役立ち情報」で、
アットホーム(株)さんが1月に公表されたアンケート結果、
「一人暮らしの実状と部屋探しについて」
の内容を紹介させていただきました。
その中で、
「住んでみて分かった!今後お部屋を探すとしたら重視する設備」
のひとつとして、
「収納スペース(幅180cm程度)」
というものがあることにも、若干触れています。
幅180cm程度・・・ということで、
つまりは「大型収納スペース」と言ってよいものだと
思うのですが、
これは、具体的には何を意味しているのでしょうか。
押入れでしょうか?
いえ、そうではないでしょう。
私はこれは主に「クローゼット」を意味しているものだと
思うのです。
クローゼットは、色々なものを仕舞える、
まさに便利な「収納」ですが、
多くの賃貸住宅入居者・入居希望者にとって、
イメージされるものといえば、
洋服を下げる、
いわゆる「突っ張り棒」などが取り付けられた、
主に衣類を収納するものでしょう。
大きなクローゼットのついた物件は人気です。
特に、
収納専用の小部屋ともいえる「ウォークインクローゼット」を
望む声が大きいことは、
様々なアンケートなどからも、よく知られているところです。
オーナーズ・スタイルの編集部やその周りでも、
これについては同様です。
男女を問わず、
「居住空間が狭くなってもいいので、
大きなクローゼットやウォークインクローゼットが欲しい!」
との声が、
実際によく聞かれます。
競合物件との競争に勝つための決め手となりやすい、
有力な設備のひとつといっていいでしょう。
一人暮らしの学生・社会人が「次に選びたい」不動産会社とは
2012年04月23日空室だらけの街で建て替えを成功させたオーナーさん
2012年04月17日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
以前に取材をさせていただいた、あるオーナーさんのお話です。
それはもう二十数年前のことなのだそう。
ある郊外の街に、大学の大きなキャンパスが
移転してきました。
すると当然、
たくさんの学生さんが暮らすための部屋が必要となります。
大学側も「建設を!」と呼びかけたそうです。
街には学生さん用のアパートが、
一気に建ち並びました。
結果、
「どこも満室」という状態が、その後ながく続いたのです。
ところが、
やがて景気低迷の時代がやってきました。
大学へは自宅から通う学生が増加。
さらに少子化の影響もあったかもしれません。
部屋を借りる学生さんの数は激減。
どのアパートも空室だらけに・・・。
そして競争がますます過熱していきました。
ついには、
標準的な、築20年を超える20㎡前後の1Kの部屋など、
その多くが、
なんと賃料2万円台に・・・!
それでも借り手がつかず、空室が長引いてしまうという
悲惨な状況が、
この街のオーナーさん達を襲いました。
すると、
オーナーさんの側も次第に意気消沈。
物件の修繕やリフォームに積極的になれない人が増え、
街には、汚れ、くたびれたアパートばかりが
目立つようになっていきました。
しかしそんな中、
勇気を持って、
アパートを建て替えたひとりのオーナーさんがいました。
賃料は、新築とはいえ、
周りの物件の3倍近くにもなる6万円前後。
誰もが「高すぎる・・・」と、先行きを危ぶむ中、
なんと、
完成と同時に満室を達成してしまいました。
一体、どんな物件だったのでしょうか?
部屋は1Kですが、広さは25~30㎡というゆとりの設計。
バス・トイレはもちろん別。
二重ガラス窓、モニター付きインターフォン、防犯カメラ・・・と、
セキュリティ面にも配慮。
仕様、設備ともに、とても充実した物件でした。
そんなすばらしい物件ではありますが、
跳び越えたハードルは、
「周囲の相場の3倍」という、大変高いものだったのです。
ですが、
これは、思えば当然のことでした。
「親御さんの収入が減少。学生さんへの仕送りが減っている」
とは言われますが、
それは全体を平均してのことであって、
すべてのご家庭がそうであるわけではないのです。
めでたく大学へ進むお子さんを
地方から送り出す親御さんの中には、
「周辺相場の3倍の家賃ですって?
セキュリティが充実した、きれいでゆったりした部屋で
子供に勉強させられるならば、
大した問題ではありませんよ」
そう考える人が少なからずいたわけです。
さらには、
「周辺相場の3倍の賃料」とは言っても、
これもよくよく考えてみれば・・・
この街の場合、
その差は約4万円です。
人によってはわずかな差に過ぎません。
「賃料が安ければ入居者は集まる」
それは事実ですが、すべてではありません。
空室の増加や賃料の下落に悩むオーナーさんにとって、
以上は、
とても示唆に富んだ事例のように思われます。
住んでみてわかった!賃貸住宅での生活でぜひ欲しいもの
2012年04月16日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
アットホーム(株)さんが1月に公表されたアンケート結果、
「一人暮らしの実状と部屋探しについて」
の中に、
とても興味深い内容がありました。
アットホームさんのコメントからそのまま引用すると、
「住んでみて分かる本当に必要な設備!」
と、いうことになるでしょう。
回答者に対して、
「現在のお部屋を探した際に重視した設備は?」
と、尋ねた際には、
あまり多く示されなかった住まいの設備・・・なのですが、
「今後お部屋を探すとしたら重視する設備は?」
と、尋ねると、
ポイントが急上昇。
まさに、
「住んでみて分かった!」
と、いった内容です。
そのもっとも顕著なものが、
「防音(遮音)」
でしょう。
このアンケートは、首都圏で一人暮らしをしている
学生さんと社会人、
それぞれに対して別個に行なわれていますが、
「現在のお部屋を探した際に重視した設備は?」
と尋ねた際、
「防音(遮音)」を挙げた回答者はとても少なく、
学生さんの方でも、社会人の方でも、
その回答率は全体の1割に届きません。
ところが、
「今後お部屋を探すとしたら?」
と尋ねると、いきなり躍進。
学生さんの27.3%(5位)、
社会人の20%(8位)が、
「防音(遮音)」を挙げています。
ほかにも目立つものがあります。
学生さんの回答における、「洗髪洗面化粧台」です。
こちらも「防音(遮音)」と同様、
「現在のお部屋を探した際」の回答率は1割に届かず、
あまり重視されていませんでした。
ところが、「今後は・・・」となると支持が急上昇、
20.8%(7位)が、
「重視する」としています。
お洒落に目覚める年頃を反映した数値、
ともいえるのでしょうか。
さらに、
同じ学生さんの回答における、
「大型収納スペース」(幅180cm程度)を重視する数値の推移、
「15.8ポイントの増加で5位から3位へ」
にも、
「住んでみてわかった!」
をよく見てとることができるといえるでしょう。
ほかにも参考となるデータがいっぱいの
アットホーム(株)さんによる
「一人暮らしの実状と部屋探しについて」
下記でぜひご覧になってみてください。
↓
http://www.athome.co.jp/news/questionnaire/shutoken.html