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マクロを押さえながら「ミクロ」も知る。今の不動産市場の眺め方です
2012年05月15日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
先月開催させていただいた、
(株)オーナーズ・スタイル主催
「新築・建て替え賃貸経営(得)フェア(マルトクフェア)」。
座談会を含む5つのメインセミナーの
トップバッターは、
不動産市況アナリストの幸田昌則先生。
テーマは、
「どうなる?今後の不動産市況!」でした。
なお、これまでにも幾度かご紹介させていただいていますが、
幸田先生は、
かつてリクルートにいらっしゃった、私の先輩。
三大都市圏それぞれにおける住宅情報誌の
創刊責任者を歴任されました。
市況予測の確かさにかけては業界随一といわれる方で、
各種不動産事業にかかわるアドバイスや
講演のため、
日夜全国を飛び回っています。
そんな幸田先生の今回のセミナーで、
とても印象的だったもののひとつ、
それは、
不動産価値の大小の「格差」が、
全国のあちらこちらで生じているというお話でした。
格差の主因は、
安全性と利便性、
そして、それらを踏まえた収益性です。
いわゆる「高台」の地価上昇が著しい、
東日本大震災による津波の被災地、
同じく震災による大規模な地盤の液状化に襲われ、
地価が大きく下落している浦安の埋立地・・・
そうした、私達もよく知る事例のほか、
昨年オープンした駅直結の大型商業施設が、
その人気とともに、
周囲の地価を押し上げていると見られる湘南地区の一部、
九州新幹線の全線開通による交通利便性の高まりなどが
多くの投資を呼び寄せている博多駅周辺、
と、いった事例が、
それらを具体的に示すものといえそうです。
幸田先生のお話によれば、
マーケットは、
津波被害を受けやすい海岸地域の土地・建物など、
災害時の不安が大きな物件のほか、
「日々、コストがかかる」不動産を
嫌うようになってきています。
そうしたコストの一例としては、
たとえば、自動車が挙げられるでしょう。
上記の博多駅もそうですが、
新幹線や在来線が集中し、いわゆる「駅ナカ」や「駅近」の
ショッピングモールなども整備された
大きな駅周辺への人気の高まりの中には、
「維持費や燃料費などのコストがかかる自動車を使わずに済む」
と、いうメリットが、
少なからず含まれているはずです。
加えて、
こうした安全性や利便性、収益性による
近隣格差が生じる傾向は、
大きな話題となるような事例ばかりでなく、
現在、各地域、地域で、
大なり小なり生まれているものと思われます。
マーケットをマクロな傾向で押さえることはもちろん大事ですが、
マクロの中に次々と出現しているミクロな格差も、
いまは見逃すことができません。
編集部こぼれ話(火曜日の記事)│コメント(0)
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