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東京の海の新名所、「東京ゲートブリッジ」のこと
2012年06月21日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
先月は東京・墨田区に建つ東京スカイツリーが開業した話題で、
首都圏中(日本中?)がもちきりでしたが、
その少し前、
東京では、こちらも巨大な建造物が、
名所の仲間入りをしています。
「東京ゲートブリッジ」です。
中央防波堤外側埋立地と江東区若洲を結んで、
2月12日に開通しています。
東京港のもっとも沖の辺りの海をまたいでいると
いっていいでしょう。
長さは2618メートルです。
そのうち海をまたぐ区間が1618メートル。
横浜ベイブリッジの約2倍となっています。
この巨大な東京ゲートブリッジですが、
その構造として、
長大な橋によく使われる「吊り橋」ではなく、
「トラス」が採用されました。
トラスは、
力学的に安定した形である「三角形」を基本の単位とし、
その組み合わせによって形作られます。
実は、
この東京ゲートブリッジをかけるにあたっては、
クリアしなければならない面倒な課題がいくつかありました。
そのひとつは、
橋を高くできないこと。
羽田空港にほど近いこの場所では、
建造物の高さ制限が布かれているため、
橋は海面から98.1メートル以内に収めなければなりません。
さらには、
海を大きくまたがなければならないこと。
橋の下は大型船舶が通る航路となっています。
そのため、
300メートル以上にわたって、
海に橋脚を立てることができません。
橋脚の間を大きく空けるには、
構造上、やはり「吊り橋」がもってこいなのですが、
問題は先に挙げた「高さ」です。
長大な吊り橋には、高い橋脚が必要ですが、
(たとえば、明石海峡大橋の姿を思い出してみてください)
東京ゲートブリッジを吊り橋にしようとすると、
その高さを「98.1メートル以内」には収められないことが
判りました。
そこでいよいよ、高い橋脚を立てずに済む
トラスの採用となったわけです。
加えて、
この橋が建つ足元・・・ここにも問題が隠れていました。
「超軟弱」と言われるほどに、地盤が弱いのです。
そのため、
材質の面で、形状の面で・・・
橋の軽量化にも、大きく力が注がれました。
よく、「恐竜が向かい合っている」などといわれる、
ユニークな東京ゲートブリッジの姿ですが、
実はこのかたち、
軽量化のための工夫が凝らされた結果によるものでも
あるのです。
障害を乗り越え、困難を克服してうまれた、
誇るべき東京の新風景といっていいでしょう。
雑学いろいろコラム(木曜日の記事)│コメント(0)
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