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似ているけど違う。レインボーブリッジと横浜ベイブリッジ
2012年06月28日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
木曜日は「雑学いろいろコラム」です。
先週は「東京ゲートブリッジ」のお話をしましたが、
今週は以前から東京湾のスター(?)だった、
横浜の「横浜ベイブリッジ」、東京の「レインボーブリッジ」の
話題です。
どちらもその景観が大変美しい、二つの橋ですが、
同じ「吊り橋」と理解されている方が、
結構多いのではないでしょうか。
正しくは違います。
実は「吊り橋」は、レインボーブリッジの方だけ。
横浜ベイブリッジは、
正確には「斜張橋」と呼ばれる種類の橋です。
とはいえ、
一般的にはこの「斜張橋」も、
吊り橋、と呼ばれてしまうことが多いため、
あながち「ベイブリッジ=吊り橋」は間違いだ、
とも言い切れません。
ですが、
土木工学上、
あくまで、両者は、別の構造をもつ橋です。
吊り橋(レインボーブリッジなど、本物の方)の構造は、
やや複雑です。
主塔、と呼ばれる高い塔が通常2本立ち、
互いの頂上あたりを長いメインケーブルが繋げています。
メインケーブルは、さらに橋の両端の側へも
伸びていて、
大抵は箱のような形をした頑丈そうな構造物に
つながれています。
この「箱のような頑丈そうな構造物」のことを
アンカーレイジと言います。
実は、このアンカーレイジこそが、
吊り橋における陰の力持ち。
メインケーブルを両端から引き合うことによって、
橋を支え、
安定を保つ重要な部品となっています。
さて、このアンカーレイジによってその両端が固定され、
主塔によって中間部分が高く空中に持ち上げられている
メインケーブルからは、
たくさんのロープが垂れ下がっています。
ハンガーロープです。
このハンガーロープに吊り下げられているのが、
橋桁です。
私達がその上を車で走ったり、あるいは歩いたりする部分です。
つまり、吊り橋は、
やや乱暴に例えると(主塔の存在をあえて無視して例えます)、
「綱引きの競技中のロープの途中にひもが垂れ下がり、
そこに橋桁が吊られているような・・・」
素人が見ると、
その見かけからは若干想像がしにくい力学的構造によって、
成り立っていることがわかります。
対して、横浜ベイブリッジに採用されている
「斜張橋」は、かなり単純です。
立てた主塔から放射状に伸びるケーブルが、
そのまま直接、橋桁を吊り下げています。
ケーブルは主塔と橋桁とを直結させていますが、
ほかのものとはつながっていません。
つまり、
吊り橋におけるアンカーレイジのような、意外な陰の主役は
ここには存在せず、
橋桁の重さは、主塔が一身にこれを支えています。
例えるならば、
一本の鉄棒を
人がやや腕を広げつつ両手で握り、
立ち上がりながら、
ちょうど腰の辺りにまで持ち上げたときのような状態。
このとき、人間の足・腰と胴体が主塔、
鉄棒に向かって肩から斜めに伸びた両方の腕が、
ケーブルに相当しています。
いわば「やじろべえ」のように、
主塔を真ん中にして、
その左右の構造にバランスがとれていることが
重要となってくるわけです。
なお、この際、斜めのケーブルに引っ張られている橋桁には、
その両端の側から、主塔の立つ位置に向けての
圧縮力が働きます。
よって当然のこと、
橋桁はそれに耐えられるだけのつくりがされていなければ
なりません。
なお、吊り橋の仕組みについては、
「首都高」の公式サイトに載っているわかりやすい写真も
ぜひご覧になってみてください。
↓
(当該「写真」の掲載されているページです)
雑学いろいろコラム(木曜日の記事)│コメント(0)
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