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賃貸住宅で暮らす高齢者・・・皆さんにご紹介したい、ある「メルマガ」の内容です
2012年08月07日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
賃貸経営にかかわる様々な情報を発信させていただいている
私達「オーナーズ・スタイル」。
逆に、私達のもとにも、
日々、
様々な情報やエピソード、こぼれ話が集まります。
多くの事業者さん、広告主さんからご送付をいただく
「メルマガ」も、そのひとつ。
このたび、
株式会社日本財託管理サービスさんからいただいた
メルマガの記事の中に、
ぜひ、
このブログの読者の皆さんにもご覧になっていただきたいな・・・
と、感じさせられたものがありました。
原文のまま、
以下に紹介させていただきます。
とても素敵なお話です。
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(以下転載:(株)日本財託管理サービスさんから
いただいたメルマガの記事より)
■紙とペンの交流~ワンルームで暮らす高齢者~
『お元気ですか。
いつもお便りを楽しく拝見しております。
梅雨がようやく明けたと思うと、すぐに夏の猛暑がやってきます。
熱中症には気をつけて、お身体ご自愛下さい。
次のお便りを楽しみにお待ちしております。』
これは、当社の管理物件にお住まいの86歳になる
入居者さまからいただいたお便りです。
ワンルームの入居者というと、
大学生やビジネスマンといったイメージが強いと思いますが、
実は高齢者の方もお住まいです。
当社が入居者募集を行う際には、
「65歳まで」という年齢制限を設けておりますが、
昔から住み続けてくださっている入居者や
当社に管理をお任せいただいた時点で、
すでにお住まいになっている
高齢の入居者もいらっしゃるのです。
当社が管理する10,750戸のうち、
65歳以上の入居者がお住まいの物件は142戸あります。
(平成24年6月末現在)
こうした高齢の入居者のなかには、
「電球を替えたいけど、手が届かなくて困っている」
「テレビを買い換えたが、接続することができない」
など、一人で暮らすことに
ご不便を感じている方もいます。
そこで、70歳以上の入居者に対して、
一件ずつご訪問して、
「生活しているうえでお困りのことはないか」
お聞きしてまわっています。
冒頭のFさんとは、
この訪問を行なう中で出会いました。
Fさんがお住まいの物件は、
あるオーナー様から新しく管理を
お任せいただいた物件でした。
前管理会社の資料から、
入居者のFさんは86歳という高齢者で、
日常会話も難しいほど、
耳が不自由だということが分かっていました。
Fさんのお住まいになっているマンションに着いても、
どうやって訪問したことを、お伝えすればよいか
悩んでいました。
耳が不自由のために、いくらインターホンを鳴らしても、
気づかれないことが考えられたからです。
結局、結論ができないまま、
Fさんのお部屋の前に着きました。
日焼けしてやや変色したインターフォンをしばらく見つめ、
思い切って2度、3度と鳴らしてみました。
返事はありません。
「すいませーん。」
今度はドアをノックしながら、挨拶をしましたが
それでもFさんは出てこられませんでした。
しかし、映像を楽しんでいるのか、
ドア越しからテレビの音がうっすらと聞こえてくるので、
お部屋のなかには居るようでした。
そこで、手持ちのレポート用紙に
連絡先と一緒に訪問させていただいたことを書き、
ドアの間に挟み込みました。
数日後、今度はお手紙で訪問日時をお知らせしてから、
お伺いしようとスケジュールを立てている時、
1通のファックスが届きました。
『お手紙を拝見しました。ゴールデンウィーク明けに、
1度お会いしたいと思います。会社へお伺いしますので、
よろしくお願いいたします。』
きちんとお手紙を読んでいただけたこと、
そして、Fさんからお返事をいただけたことが嬉しく、
お会いする当日は、Fさんにご不便をかけないよう
しっかりと準備をしようと気合が入りました。
お会いする当日、約束よりも早い時間から
受付でFさんを待っていました。
両手には「Fさん、こんにちは岡本です」と書かれた
A3の用紙を掲げ、お迎えする準備は万全です。
しばらくすると、エレベーターホールから、
Fさんらしき人が歩いてきました。
杖に頼ることなく、しっかりと自分の足で歩く姿は、
とても86歳には見えません。
Fさんがこちらに気がつき、用紙を見たことを確認すると、
すかさず予め用意していた次の1枚を取り出しました。
「はじめまして、これからよろしくお願いします。」
Fさんから、笑みがこぼれました。
打ち合わせでは、当社に管理会社が変更したことや
お住まいの地域福祉サービスのご案内など
紙とペンを使って全て筆談でおこないました。
もともと、私の書く字は綺麗とはいえず、
最近はパソコンで文章を書くことばかりだったせいもあり、
筆談になると文字の汚さがよけいに目立ちます。
Fさんが達筆なぶん、とても恥ずかしい思いでした。
そして最後に
「今後も、定期的にお手紙のやり取りを続けさせて欲しい。」
とお願いをすると、
ペンを握るFさんの手がスラスラと動き、
『お便りを楽しみにしています。』と返答いただきました。
こうして、Fさんとの交流が始まりました。
お手紙は、毎月15日と月末、
ファックスでやり取りを行なうと約束し、
交流を続けています。
私たちの仕事は、オーナーからお預かりした大切な資産である
物件を良好な状態を保ち、お住まいになる入居者に
快適な生活環境を用意することです。
特に、入居者に快適にお住まい頂くためには、
建物や室内がしっかりとメンテナンスされているだけでなく、
なにかあったときに頼れる存在であるということが
管理会社に求められていると思っています。
そのためには、
入居者と信頼関係を築くことが大切です。
当社にお住まいの高齢の入居者の割合も、
このまま推移すると、
5年後には、現在の2.6倍の373人、
10年後には、5.5倍の783人にまで増えることが予想されます。
高齢化社会という新しい時代に、
少しでも高齢の入居者のお役に立てるよう
これからも心のつながりを大切にしていくつもりです。
来月、Fさんは87歳の誕生日を迎えられます。
その時は、心をこめた綺麗な文字で
お祝いの言葉を送りたいと思います。
日本財託管理サービス ○○部 ○○○○
(原文にはご担当者の所属・氏名が記されています)
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