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鎌倉から細い路地が無くなっていく寂しさ
2013年02月08日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
細い通りの多い鎌倉。
車の通れない、幅1.5メートルから2メートルくらいの
狭い路地が、
あちらこちらに佇んでいます。
多くの場合、
路の両側は木の塀や竹垣、生け垣に囲まれているなどします。
私は散歩する際、そうしたところを好んで歩きます。
塀の上から顔を出している庭木を間近に眺めたり、
ときには、失礼ながら庭の内側を覗き込んでみたり・・・。
とても風情のある鎌倉らしい風景を
ゆっくりと楽しみます。
ところが、そんな風情ある細い路地が、
いまどんどん減っています。
今に始まったことではなく、
これは、以前から見られていたことではあるのですが、
最近、より目立って、
増えているように思います。
原因の多くは「セットバック」です。
建物の建て替えの際、これが行なわれます。
セットバックとは・・・何でしょうか?
ご存知の皆さんも多いと思われますが、
法律上、建物の敷地は、
原則、幅4メートル以上の道路に、間口2メートル以上
接していなければならないことになっています。
理由はあります。
一定の広さの道路を確保し、
併せて、
周囲の建物と道路との出入りもしやすくするためです。
災害時、避難がしやすいように。
また、火災時は、
建物の延焼防止のために道路が機能するように。
さらには、
緊急車両(消防車・救急車等)の進入や活動、
それらに支障が出ないようにするためにも、
こうした決まりが定められています。
ところが、鎌倉のような、
古い街並み、家並みが残る町などの場合、
古くから残る幅4メートルに満たない狭い道路が、
まだ、あちらこちらに存在するなどします。
そうした場所では、
建物を建て替える際の義務が課されます。
敷地を道路の中心線から2メートルの位置にまで、
後退させなければなりません。
これを「セットバック」といいます。
ちなみに、
日照の確保などを目的とした
建物上階外壁の後退等についても、
同じ「セットバック」の用語が使われますが、
お話ししているのは建物ではなく「敷地」の後退。
(敷地の後退により多く場合建物の後退も生じますが)
もっぱら土地の不動産広告で見られたり、
土地取引の現場などで言葉が交わされたりする方の
「セットバック」です。
さて、
この「敷地のセットバック」が次々行なわれていくと、
その前面道路は次第に幅の広いものと
なっていきます。
やがて対象となっていた沿道建物すべての
建て替えが終了。
予定されていたセットバックも同時に完了。
すると、いよいよめでたく、
4メートルの幅が確保された一本の広い道路の完成と
なるのですが・・・
いかがでしょう。
実際には遅々として進んでいない例も多いことは、
多くの皆さんがご存知のとおりです。
とはいえ、
近ごろ、私の家の周囲、
半径200メートルくらいを見渡すと、
そんな「敷地のセットバック」が必要な土地の売却が、
どうやらとても増えているのです。
なにしろ、
ご高齢の皆さんが数多く住んでいらっしゃるこの地域。
世代交代を迎え、
相続が発生したためなのか、どうなのか、
古い建物が取り壊され、
更地となって売りに出されているところが、
とても目立ちます。
もちろんその前面道路は、
繰り返しますがセットバックでしっかりと拡幅。
狭く細い路地が醸し出す鎌倉らしさは、
当然ですが、
消えて無くなっています。
このままでは、
鎌倉の風情ある路地は、10年後くらいには
ほとんど消滅してしまうのでは・・・?
私は気がかりでなりません。
それにしても・・・
道路というのは、本当に、
幅4メートルがきっちり確保されていなくては
いけないものなのでしょうか?
延焼予防・・・?
いま建てられている家は、断然燃えにくくなっています。
家具等が燃える内側はともかく、
少なくとも外壁を越えての類焼ということに関しては・・・。
緊急車両・・・?
車が入り込めない路地だからこそ、
お年寄りも子供も、安心して歩いていられるという場合も
決して少なくはないはずです。
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