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鎌倉でハイキング!「衣張山」へ。すばらしい眺望を楽しめます
2013年04月26日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
先週の「天園ハイキングコース」に続いて、
今週はもう一本、
鎌倉で人気の山歩きのコースをご紹介しましょう。
それは「衣張山ハイキングコース」。
天園ハイキングコースに負けない、
すばらしい眺望が楽しめます。
まず、向かうのは杉本寺です。
杉本寺のある場所は「金沢街道」沿い。
金沢街道は、
鶴岡八幡宮から東へ向けてのびていく、
鎌倉の主要な道路のひとつです。
報国寺、浄妙寺、明王院など、
名の知られた寺院が道の左右に建ち並んでいます。
もちろん杉本寺も、
そうした有名観光スポットのひとつです。
ご本尊である三体の十一面観音や、御前立十一面観音、
美しい苔の石段、
趣のある茅葺屋根の本堂などが、
季節を問わず、
多くの観光客を惹きつけています。
さて、
そんな杉本寺を目印に、今回は衣張山を目指します。
まずは、杉本寺を背中に、
金沢街道を横断してください。
門前のすぐ東側に、横断歩道があるはずです。
渡ると、「犬懸橋」という橋がそこにかかっています。
橋を渡って進みます。
すると、150メートルほどで、
十字路に差しかかることでしょう。
目の前を東西に横切る道は、
「田楽辻子(でんがくずし)のみち」です。
その名の由来は、鎌倉時代、
この道沿いの釈迦堂前に、田楽師が住んでいたためと
伝えられています。
これを直進します。
ちなみに十字路には、
「上杉朝宗及氏憲邸址」と記された石碑が立っています。
そばには、
「平成巡礼道 衣張山まで15分」
と、書かれた道しるべもあるかもしれません。
これらを目印にしてください。
さて、道はほどなく、
家並みを抜け、山道となります。
結構傾斜のきつい、狭い山道です。
衣張山は標高にしてわずか120メートル程度。
とても低い山ですが、
この登山道はなかなかに急峻。
慌てず急がず、
ゆっくりとのぼっていくのがよいでしょう。
間もなく辿り着く山頂からは、
鎌倉市街、由比ヶ浜、稲村ヶ崎などを眼下にのぞむ、
すばらしい景観がひろがります。
疲れが一気に癒されます。
さらに、
条件がよければ・・・
はるかその向こうに、
雄大な富士山の姿を眺めることもできるはずです。
さて、
次には下山です。
ここで多くの皆さんは、
いまのぼって来たばかりの杉本寺方面からの道を戻らず、
さらに進んで、
「名越切通し(なごえきりどおし)」方面へ下る道を
選ぶようです。
途中、パノラマ台と呼ばれる、
これまた評判の展望スポットに立ち寄ることができるほか、
名越切通し自体もまた、
歴史の好きな方にとっては必見の場所。
はるか古(いにしえ)の道の姿を色濃く残しているとされる、
貴重な史跡です。
なお、パノラマ台や名越切通しを経ての
鎌倉駅方面への帰路については、
皆さんがそれぞれ、様々な経路を辿っているようです。
サイトをいくつかご紹介しておきますので、
ご参考としてみてください。
(各力作サイトをつくっていらっしゃる皆さんに心より感謝いたします)
↓
なお、衣張山の名前の由来については、
「ある夏の暑い盛り、
源頼朝がこの山を白い布で覆わせ、雪景色のようにして楽しんだから」
との言い伝えが、よく知られています。
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