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遊休地の活用に選択肢。「野立て太陽光発電」の候補地を視察・その2
2013年10月25日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
さて、今週は先週の続き、
「野立ての太陽光発電システム」についてのお話です。
前回は、
・野立ての太陽光発電システムとは何か?
・どんなかたちでの参入が盛り上がっているのか?
・売電収入の見通しは?
と、いった辺りについて、
お話をさせていただきました。(→前回記事)
そこで続いては、
・参入にあたってのハードルやリスク
・それらに対してのケア
等々について、
順に、お話ししていくことにしましょう。
まずはハードルです。
あたりまえのことですが、野立ての太陽光発電を行なうには、
土地が必要です。
どのくらいの広さの土地があればよいのか・・・?
ここで目安として挙げておきたい数字が、「200坪」。
もちろん土地それぞれの事情によって
状況は異なりますが、
おおよその指標として、
「200坪程度の土地に太陽光発電パネルを敷き詰めると、
50kW程度の発電が可能となる」
のが、その理由。
思い出してください。50kW・・・。
そうです。
前回お話ししたとおり、
売電収入を目的とした小規模な太陽光発電においては、
この50kWという数字がひとつの大きなカギ。
50kW未満ぎりぎりにまで抑えての事業運営が、
いわば「おいしい」ところですので、
必然、土地の広さも、
この数字をしっかりと満たし得るくらいが
ひとつの基準となる・・・
よくお分かりいただけることと思います。
(上記につき、150坪程度を目安とする人もいます。
もちろん経験や実績に基づいてのことなのでしょうが、
当ブログでは、よく挙げられる数値のうち、
より無難な方を採っておくことにします)
さて、その土地ですが、
手持ちの遊休地があればもちろんベスト。
ですが、
「土地は持っていないが、ぜひとも野立ての太陽光発電を始めたい」
と、希望する人も、
聞くところ結構少なくはありません。
そういった場合は、
基本、土地を購入することになりますが、
当然のこと、
そこに費用をかけすぎると回収は長引きます。
そこで、
いまのところ目安とされているのが、
「2000万円」、「坪1万円以下」という数字。
将来、ざっと見込まれる売電収入を考えれば、
(前回の記事をご参照ください→こちら)
土地を買う場合でも、
初期投資の合計は2000万円以下程度までに
おさえておくべき。
つまりは、システムにかかる費用が、
「50kW未満ぎりぎり」のもので、
現在、おおむね1700万円くらいといわれていますので、
土地への費用は、多少の余裕も踏まえ、
200万円程度までに抑えておきたいところ。
計算すると、
「坪1万円以下を条件にするのが無難だろう」
と、いう辺りに落ち着くわけです。
以上、おおまかな概算。
しかし、
押さえておきたい基準となる概算。
ぜひ、忘れずにおいてください。
たとえば、
遊休地などを持たない人向けに、
土地と野立ての太陽光発電システムを
パックにした商品をすすめる事業者などと話をする際、
上記概算は基本的なベースとなるはずです。
さて、
土地は確保できそうだとした上で、
次に問題となるのは、
その土地で本当に太陽光発電事業が行なえるのかどうか、
です。
ここで話は若干ややこしくなります。
たとえば、
・その土地が農地の場合の転用許可の問題。
・発電するのはいいが、
電力会社が間違いなくそれを買ってくれるのか、
さらには全量を買ってくれるのか、
「連系」の問題。
(50kW未満の低圧連系の場合、
この問題はあまり生じないとも言われています)
さらに、
土地のロケーションにまつわるハードル、
・そもそもそこは太陽光が十分に当たる土地なのか?
(もしも南側隣地が大木の林だったら・・・)
・太陽光発電システムを設置したくとも、
そのために工事車両が通う道が繋がっていないような、
あまりに辺鄙な土地なのでは?
加えて、土地に起因する別途費用の問題、
・土地と電力会社の設備(要は電柱や電線などです)
との距離が遠いため、
連系させるための費用が多額となってしまう。
あるいは、
・地盤が軟弱なため、
改良等、工事に高額な出費を要する・・・
などなど、
「その土地で本当に太陽光発電事業が行なえるのかどうか?」
この問いに対する障害となる答えは、
意外に数多く転がっています。
ちなみに、私も先日、
「条件がよさそうな土地。でも現況は木々が茂る林。
これでは伐採費用が多額となってしまう・・・」
そんな「惜しい」土地を実際にこの目で
見てきたところです。
後日、この場で写真もお見せいたしますので、
どうぞご参考としてください。
さらには、
融資のハードル。
「太陽光発電への投資を検討したい」
そう思い立ち、
色々と情報を集め始めた方の耳に大抵飛び込むのは、
相反するこんな声です。
「元手が無くとも、いいローンをご紹介しますよ。
最近は有利な低金利のものや、
無担保で全額融資が可能な商品も登場しています!」
「やはり融資を受けるには十分な担保がないと・・・。
その点、野立ての太陽光発電システムを設置しようと
皆さんが考えるような土地は、大抵、市街化調整区域にあるなど、
担保価値が低い土地なんです。
ほかに十分な担保となる資産はありますか?
無いとなれば・・・そこで参入を断念される方も多いですね」
余談ですが、
ここで賃貸住宅オーナーさんの多くが、
はっと、あることに気付かれることでしょう。
そうなのです。
アパートやマンションの場合、
思えばあたりまえのことなのですが、
それが建つ土地、さらには上物(建物)それ自体に、
大抵はある程度の資産価値、
すなわち担保価値が存在するのです。
なぜならそこは人が住める土地。住みたいと思う土地だから。
つまり、賃貸住宅経営は、
「お金を借りて」の参入が比較的しやすい投資事業。
ここであらためて、そのことがよくわかります。
では、たびたび、
「退去者が出ない20年~30年間満室の賃貸経営のようなものだ」
などとも例えられる、
太陽光発電はどうなのか・・・?
上記のような相反する声が錯綜している理由については、
太陽光発電事業における「設備・システム」の資産価値や、
将来にわたる事業収益の確かさについて、
金融機関の側にも目下、色々な見方があることが
現実に示されている・・・
と、いうことなのかもしれません。
お話は来週に続きます。
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