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鎌倉唯一。浄土真宗の寺「成福寺」と、それを見守る「厳島神社」の社 その1
2014年02月07日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
あまり観光客の姿を見ない、
鎌倉の隠れた古刹やお社(やしろ)を
これまでにもたびたび紹介しているこの「鎌倉大家日記」。
鎌倉駅の隣、
北鎌倉駅に降り立ったあと、線路沿いの細道を大船側へと辿り、
先々週は「八雲神社」、
先週は「小八幡」を訪問したところです。
さて、
今週、来週は、さらに歩みを進めます。
まず最初の目的地は「成福寺(じょうふくじ)」。
まずは小八幡の参道を下ったのち、
ふたたび横須賀線沿いを大船側へ・・・
80メートルほど歩いたところで、一旦、道は線路脇を離れ、
行く手には狭いトンネルが。
慌てずに、それをくぐったあと、現われる角を左へ、
さらにまた左へ。
すると、道はふたたび横須賀線と合流、
歩き続けること約170メートル。
右手に趣のある茅葺の山門が見えてきたら、
そこが成福寺。
とても珍しい、
鎌倉唯一の浄土真宗のお寺です。
すぐさま、疑問の声が挙がりそうです。
「鎌倉に唯一・・・間違いじゃないの?
浄土真宗といったら、宗派別では一番お寺の数が多いとも聞くよ」
確かにそうです。
ですが実際、本当に、
この成福寺以外に、鎌倉には浄土真宗のお寺はないのです。
なぜなのでしょうか?
重要な一因と考えられること。
それは過去、弾圧に遭ったから。
戦国時代、鎌倉を含む相模全土を支配したのが、
あの北条早雲からはじまる後北条氏。
後北条氏は、いくつかの理由から浄土真宗を危険視し、
16世紀の前半、
約半世紀にわたって、領内での活動を禁止したのです。
(禁止の程度については、領内各地で差があるようです)
そのため、
鎌倉の浄土真宗のお寺は次々と別の場所に移転。
成福寺も一説には伊豆に避難。
鎌倉への帰還は、
やっと江戸時代に入ってからのことだったともいわれています。
こうしたことが多分、影響したのでしょう、
浄土真宗は、
日蓮宗など他宗の力もつよい鎌倉では、
その後はどうも振るわず、
勢いを得ることができなかったようです。
お寺の数多い鎌倉にして、
「成福寺を除いて浄土真宗の寺なし」
と、いう状態が、
平成のいまに至るまで続いているというわけです。
ちなみに、この成福寺、
年ははっきりとはしないものの、
その創建は鎌倉幕府三代執権北条泰時の子、
泰次によるものとされています。
浄土真宗の寺となったのは貞永元年(1232)。
史実とすれば、
有名な円覚寺や建長寺よりも歴史の古いお寺です。
改宗の経緯も、
やはり史実とすればかなり重いもので、
泰次が浄土真宗の宗祖である親鸞から直接教えを受け、
それまでの宗旨をあらためたものとされています。
つまりは浄土真宗にとって成福寺は、
宗派草創期に誕生した、しかも教祖ゆかりの貴重なお寺。
ご存知のとおり浄土真宗が日本史上の巨大な存在と
なっていくのは、
このはるかのちのこと。
蓮如、顕如らの活躍する15、16世紀に入ってからです。
なお境内、裏山には、
上記、北条泰次が籠もって修行したと伝えられる
「亀の窟(かめのいわや)」とよばれる岩穴が残っています。
事故防止のため、立ち入ることはできませんが、
外観を眺めることは可能。
さらには、
名優・故笠智衆さんの眠るお寺として、
この成福寺をご存知の方も数多くいらっしゃいます。
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