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サルスベリ咲く、源平時代の荒法師「文覚」ゆかりの寺・補陀落寺
2015年02月06日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
さて、前回、
この鎌倉大家日記で訪問した、材木座海岸近くに佇む
浄土宗の大本山・光明寺。(記事は→こちら)
そこをあとにして、
今回からは、鎌倉の中心部へ、
ゆっくりと向かってみることにしてみましょう。
途中、
有名、無名・・・いくつもの古寺、また、小さなお社に
出会うこととなるはずです。
まずは、光明寺の総門をあとに、
参道の先を左右に横切るバス通りに出ます。
向かう方角は右。
道なりに進んでいきましょう。
やがて、250メートルくらい先のところで、
正面は行き止まりとなります。
T字路となっています。
しかし、目指すのは、
実はこのT字路ではありません。
そのほんの40メートルほど手前、
道路右手に、
自動車一台がどうにか入っていける程度の
細い路地が口をひらくのを確認できるかと思います。
そこに入ってみてください。
進むとほどなく、80メートルくらいのところで、
右手に、小さなお寺が現れるはずです。
真言宗「補陀洛寺」(ふだらくじ)です。
創建は古く、
源頼朝の鎌倉入りの翌年とのこと。(1181年)
彼に平家打倒の挙兵を熱心に勧めたひとり、
「文覚」が開山となって、
ひらかれた寺と伝えられています。
文覚、といえば・・・
平家嫌いで鳴らした稀代の荒法師。
激情多感の男。
サムライくずれの熱き革命運動家、といったところでしょうか。
誤って他人の妻を殺してしまい出家、
御所への強訴を咎められて流刑、
それでも見上げたど根性で、
愛する空海ゆかりの神護寺の再興を果たすなど、
浮き沈み激しい劇的な生涯で知られる
いわゆる源平争乱時代の重要なキャラクター・・・
なのですが、
実際、いくらかは脚色もあるでしょう。
どこまでが本当の話で、
どこからがフィクションなのかは、よくわかりません。
ただ、
言い伝えられるその激動の人生をどこか写し取ったように、
この文覚ゆかりの補陀落寺も、
竜巻の被害に遭ったり、
火災で伽藍ことごとくが灰になったり、と、
激動の歴史を経てきたことが、よく知られています。
そのため、いつの頃からか、
補陀落寺は、
人々から「竜巻寺」とも呼ばれるようになりました。
ちなみに、
もっとも最近のこのお寺の災難といえば、
大正12年の関東大震災とのこと。
本堂は倒壊。
いまの小さな本堂は、この翌年に建てられたものであると
いうことです。
現在の補陀落寺は、
まわりを家々に取り囲まれ、
その敷地、建物ともに狭く小さなことに、
拍子抜けがするほどです。
ですが、
そんなささやかでつつましい境内に、
夏になると、写真愛好家が続々と集まってきます。
お目当ては花です。
かなりの古木ながら、
一本のサルスベリが、開山・文覚の気性を表わすかのように、
渾身の気配をもって、
炎天下に紅の花を咲かせるのがその理由です。
ほかに、補陀落寺といえば、
「平家の赤旗」とされる古い旗が伝わっていることでも
有名です。
平宗盛ゆかりのものとも言われるこの旗は、
普段は非公開。
例年通りであれば、今年も春の鎌倉まつりの頃、
公開されるかもしれません。
補陀落寺
(写真:宮 栄多郎)
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
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