こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」編集長の上田です。
私自身も小さなアパートの大家さんです。
場所は鎌倉。幸い入居者の方に恵まれ、居候の猫にも囲まれ、仕事は多忙ながらも毎日を楽しく過ごしています。
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大家の息子として育った私が、賃貸情報誌で広告審査を担当。その後「伝わる文章と楽しいアイディア」を掲げてフリーに。 当ブログではご多忙の上田編集長に代わり、記事ネタのリサーチ、校正やリライトを担当しています。
やはり準備が大事。家を相続した人の７割が「大変だった」と振り返り
2015年03月30日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
不動産ポータルサイト「ＨＯＭＥ'Ｓ」を運営する
株式会社ネクストさんが、
「家を相続した人の約７割が大変だったと回答。
手続き困難、税金負荷・・・骨肉の争いも!?」
と、題した調査結果を公表しています。
対象は、
「親族から家を相続したことがある」という方、
４８０人。
「あらかじめ対策が練られていれば、
こうした大変なケースには発展しないはず」
と、まとめられているその内容、
将来、家や土地の相続・被相続を
控えていらっしゃる皆さん、
中でも特に、
「これといって事前の準備はしていない」
と、おっしゃる方にとっては、
ぜひ、目を通しておきたい内容となっています。
「そうか。こんなケースが起こりうるのか。
ウチにも可能性が・・・」
と、普段想像していなかったことに、
気づかせてもらえるかもしれません。
たとえば、
相続に際して、手続き等が「大変だった」だけでなく、
実際にトラブルに遭ってしまった方は、
全体の約２割とのことなのですが、
その内容を見てみると・・・
・相続する権利のないはずの親戚が、
相続すると強行に主張。大騒動になった
・兄弟に相続を話し合うこと自体を拒否されてしまい、
弁護士に相談せざるをえなかった
・申告期限を過ぎてしまい、追徴課税された
・相続しようとした物件の名義が
（被相続人ではない）祖父母のままになっていたため、
手続きに難儀した
・他人が、ある関係から話し合いに割り込んできた結果、
財産のほとんどを取られた
・・・等々、
なるほど、
「ウチは大丈夫だろう」と、普段安心していても、
実際には、
「想定外なことが起こって、大慌てすることになるかも・・・」
と、あらためて考えさせてくれるような事例が
並んでいます。
ちなみに、
相続で親族との人間関係がこじれたきっかけとして、
一番に挙げられているのが、
親族間における、
「遺産の扱いに対する考え方の違い」です。
いわば、その物件への想いや価値観の激突。
よく話にのぼる、
「口約束での相続話があった」
「親の介護や同居への見返りを求める相続人がいた」
と、いったケースの倍以上のパーセンテージが
示されています。
さらには、
相続に関わる「後悔」の声の中で、
多かったもののひとつが、
「事前にどのような遺産があるかを
把握しておけばよかった」（３位）
と、いうもの。
相続の話題を家族のタブーとせず、
事前の準備をしておくことの大切さが、
あらためて示されているようです。
さらなる詳しい内容を
ぜひ、下記にてご覧になってみてください。
（株）ネクスト「ＨＯＭＥ'Ｓ ＰＲＥＳＳ」
「家を相続した人の約７割が大変だったと回答。
手続き困難、税金負荷・・・骨肉の争いも!?」 →こちらです。
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